眼球堂の殺人 ~The Book~

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評判

眼球堂の殺人 ~The Book~の評価:

3.23/5点 レビュー 48件。 B ランク

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平均点3.23pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全67件 61〜67 4/4ページ
No.7
(4pt)

館物好きには堪らない楽しさ!

本格ミステリで見取り図が付いていればそれだけでわくわくしてしまう、という人は読まなきゃ損だと思います。
すらすら読める文章だけど所々「ん?」とひっかかる場所があるなと思ったら最後に皆解決してくれて快哉を叫びました。
探偵役の変人数学者以外の人物の描写がとても薄いことや動機は二の次な感じ、
そして倫理的な疑問が残ることを合わせて☆1つマイナスにしました。
でも、何より読み終わった後いつまでも眼球堂の世界から現実に戻れなかった感覚こそ、この作品が楽しかった証拠です。
眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社ノベルス)より
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No.6
(3pt)

良くも悪くも

良くも悪くも本格ものです。
内容的には面白く読む事はできましたが、天才が天才としての能力を発揮していない様な気がします。それは続編で徐々に頭角を表すのかもしれないので現時点での感想としては保留です。折角魅力的な人物設定なのですからその人物たちに多いに動いて欲しいです。
 夏の新刊を楽しみにしてます。
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No.5
(2pt)

二番三番煎じ作品だけど、最近書き手がいないし

過去のメフィスト作品や講談社の本格と言われる作品の二番煎じ的な作品。ほぼ目新しさもないし典型的な登場人物、トリックを成立させるためだけの様々なご都合主義的な設定。このジャンルが好きでない人には馬鹿馬鹿しい物語です。あと、天才を扱っていながら凡人のような振る舞いしか描けていないのも違和感がありました。
とは言えこの手の作品が好きな人はそれなりに楽しめます、展開がある程度分かっているのに毎週水戸黄門を見るようなもんです。他人から馬鹿馬鹿しいといわれようが見たい(読みたい)んです! それらを踏まえてもいくつか文句言いたいこともありますがデビュー作だしこのジャンルの新作が今のところ多いわけではないから許容範囲で十分楽しめました(個人的に)。
それでも痛いかなと思うのは価格が高めなこと。最低でも千円以下にしてもらいたかった。それなら★三つにしました。
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No.4
(3pt)

心地よい純粋本格だが、仕掛けは正直いまいち

最近のメフィスト賞受賞作の中では、頭ひとつ抜きん出ていたかなという印象。
「不可能犯罪」が好きな本格マニアなら、ふつうに楽しめるはずです。

ただ、序盤〜中盤はいい感じだったのですが、解決に向かうにつれてだんだん微妙に。
どうしてもトリックの「いまいち感」は拭えません。
(ネタバレになるので詳しくは書けませんが)
細かい突っ込みどころを残しすぎなのと、
仕掛けの必然性があまり感じられなかったのと。

トリック以外の点においては、良と可の中間といったところでしょうか。
厳しいことを言うと、薀蓄の中途半端さが気になりました。
「理系っぽさ」を着飾っているだけのように感じられて、理系読者としては正直物足りなかったです。
(まあ森博嗣と比べてしまうと、大抵のものは色褪せてしまうのですが)

全体的に(デビュー時の歌野晶午を彷彿とさせる)荒削りな作品だったので、次回作に期待します。
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No.3
(3pt)

王道・・・なのか!?

森博嗣、西尾維新などのデビュー作を髣髴とさせるミステリです。

ペダンティックな語り、変てこな建物、個性の強いキャラ、頭のさえる主人公・・・
そして終盤で明かされる大胆なトリック!!

ここまでつまってれば、ミステリファンはおなかいっぱいですよワーイ。

でもねー会話の拙さというか、衒学的なセリフの部分がぎこちなくてちょっと気になるんだなー
肝心要のトリックはおもしろいのにもったいない

シリーズ化するようなので、今後に期待です。
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No.2
(3pt)

最後の後日談が評価の分かれ目

山奥,奇妙な建物,孤立,遮断された通信回線,殺されていく参加者,生まれる疑心暗鬼….
このほか,集められた才能に読者への挑戦状と,著者のコメントを借りるならば古式ゆかしき,
意地悪な言い方をすれば,ちょっと目新しさには乏しい,『第47回メフィスト賞』の受賞作です.

これらの舞台,題材らを生かした仕掛けは,それ自体は序盤で予想ができてしまうのですが,
事件の真相やトリックまでを読み切るのは難しく,解決パートでは素直に驚かされるとともに,
かなりの『トンデモ』でありながら,つじつまが合っていく様子は気持ちの良いものがあります.
こうしてみれば,オーソドックスな話運びと奇抜な仕掛け,ほどよいバランスなのかもしれません.

しかし,エピローグ後のさらなる『後日談』については,いささか引っ掛かりを覚えるところで,
残された疑問の一掃はしてくれるものの,あれこれと詰め込み過ぎで,さすにがお腹がいっぱいに.
やり取りが急に小芝居じみ,舞台裏を語るのも,それまでの雰囲気を台無しにしてしまったような….

また,探偵役である主人公をはじめ,天才たちが交わす会話,比喩,地の文まで専門性が高く,
己の知識不足はあるにせよ,それにしても難しく感じられ,ついていけない部分があるのも確か.
『ザ・ブック』の扱いも含め,全体に関わってくるため,知識がないと全ては楽しめないでしょう.

なお,巻末には早くも続刊の告知(13年06月)があり,次も奇妙な建物が舞台となるとのこと.
本作でだいぶ『出してきた』ようにも映りましたので,さらなる『引き出し』に注目したいです.
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No.1
(5pt)

メフィスト直系

47回メフィスト賞の本書。

設定や構成から、森博嗣や綾辻行人、西尾維新など、人気ノベルス作家の影響が垣間見えますが、模倣にはならずに、ちゃんと昇華されてます。クオリティ高いですよ

読み慣れてる人ならトリックと結末はなんとなく予想つきますが、それで面白さが損なわれることはないです。
新本格好きは是非とも手にとってみてほしい一作。
文章も端正で読みやすいです。

あと、図面でトリックがネタバレになるから、ぱらぱらめくるのはやめてね!
ってところも古き良き本格っぽくてよい。
星5つなり!
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