■スポンサードリンク
夢幻花
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
夢幻花の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全182件 41~60 3/10ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野さんの作品はほぼ読破していますが、中でもこの作品が一番好きです。 人の感情や物事の二面性が、幅広い時代を行き来しながら上品に描き上げられています。 謎を追いながら読み進める時のワクワク感、読後の安堵感。心に刺さる言葉の数々。 この本に出逢えて幸せだな、とシンプルに思わせてくれる1冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「こんなに時間をかけ、考えた作品は他にない」と東野圭吾自身が語る、渾身の一作です。禁断の花をめぐって、徐々に驚愕の真相が明らかになる長編ミステリーで、東野圭吾らしい作品に仕上がっています。 題名、代々続く秘密、薬理作用から装丁画までよく考えられています。 もともとは歴史街道という月刊誌に2002年から2004年にかけて連載された作品です。連載終了後に東野の意向により、改稿が行われて、10年の時を経て遂に発刊されたという裏話があります。 東野圭吾の中では平均的な面白さだと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一章ごとに、中心となる人物がかわり 「えー、あの人の続きがしりたいのに | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とにかく登場人物が多く、一人一人のキャラクターが細かく描きこまれていて、没入できる一冊。 事件解決の箇所も、論理が明快で読みやすくオススメ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野さんの作品の中でいちばん好き。読後感も最高だし、キャラクター(要介!)もかっこいい。 朝顔が軸になっているのも美しく粋だし、風情がある。 自分も才能(と呼べるかわからない代物だけど)を生業にしているので、梨乃や特に尚人の葛藤が痛いほどよくわかるし 最後の「才能を与えられた者の義務だ」という言葉がとても腑に落ちた。 自分も悩み多い人生ですが、行きづまったら読み返して、頑張ろうと思いました。最高。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
よく書かれたミステリで、大作を一気に読ませるストーリーテリングの巧みさはさすが。このエンタメ性の高さはベストセラー作家らしく評価に値する。 が気になる点も散見され、満点評価とするにはためらいを覚えた。一つには違法薬物を扱った事で、音楽業界との絡みなどリアルには違いないが、殺人まで発展する書き方をしていいのか、疑問を覚えた。そして違法薬物を根絶する事を世代を超えてライフワークとする家、と言う伝奇ミステリ的アイディアは作者が時間を掛けて考えた部分かも知れないが、強引で無理があると思う。 しかしながら、殺人を乗り越えて未来へ踏み出す若者の姿を描くなど、エンタメ性は一級品。読んで損のない作品である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
夢幻花とは、いったい何なのか。タイトルに引かれて購入しました。 くるくると変わる場面と視点。 冒頭は、昭和のある事件から始まり、続いて、主人公の幼き日の初恋の場面へ。 そして、その後は現代に飛び、ある女性の、敬愛する祖父が殺された事件と従兄弟の自殺事件をもとに、警察の視点と、謎を追う主人公&遺族の女性の視点で交互に展開されていきます。 主人公&遺族の女性は、どんな気持ちで事件を追っているのか。とある警察官はどんな思いで事件に迫っているのか。兄が、頑なに主人公に秘密を隠しているのは何故なのか。冒頭の事件と初恋のシーンにはどんな関係があるのか。 過去と謎を追い続ける主人公&遺族の女性。事件に迫るとある警察官。二つの視点により、事件は少しづつ明らかになっていきます。 そして全てが繋がるラストの謎解きのシーン。読了後は、圧巻の思いでした。 今、現在進行中で日本が抱える深刻な問題についても、事件を通して主人公とうまく絡められていて、さすが、東野圭吾さんです。 読む価値あり。ぜひ、色んな人に読んでもらいたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何がおもしろいかって 単なる殺人事件の犯人探し っていうお決まりの ミステリー作品じゃなく 一人ひとりの登場人物に いろんな人生のテーマを 寄り添わせていて 奥行きが感じられる とってもよい小説。 はじめはいろんな登場人物が でまくりで何が何だか わからない感じがあるものの 中盤から一気に話が展開してくる。 設定に無理あんじゃね? みたいなつっこみを したくなるところもあるけど おもしろいのでそれほど 気にはならず。 長い移動時間なんかがあったら あっという間に時間がすぎる 暇つぶしには最高の作品。 寝る間もおしんで読んでしまうはず。 才能への嫉妬。 ないものねだり。 隣の芝生が青くみえる。 そんな弱さとの戦いと 自分と向き合うこと。 そして好きなものから逃げない。 そんなテーマも含んだ良作品。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
かなり引き込まれて一気に読んでしまいました。 実際の話を踏まえて作られているのだと思いますが、なるほどと納得させられます。 また、単なる設定と思っていたことがこう繋がっていくのか! と最後まで驚かされました。 久しぶりに著者の作品に手を伸ばしましたが、やはり面白いです。 また楽しませていただきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
秋山梨乃は従兄の鳥井尚人が飛び降り自殺をしたとの連絡を母親から受ける。尚人の自殺理由は分からないが、通夜で梨乃は良き理解者である祖父の周治に励まされる。周治は梨乃の一人暮らしのマンション近くの自宅で庭で花を育てているが、今度遊びにおいで、と梨乃は誘われた。 ミステリーと人の成長という人間ドラマを融合させた、最も東野圭吾氏らしい作品の一作です。事件を追う刑事、被害者の孫娘と刑事の弟など登場人物は多いですが整理され、それぞれに繋がりを持たせています。真相究明を通じ、最後は自分を見つめ直していく感情に結びつける流れは流石です。 単行本の帯に筆者の「そのように考えていくと、徐々にミステリーの香りが立ち上がってきました。(一部)」という言葉がありますが、<江戸時代に存在したが、現在はない黄色い花のアサガオ>ということから考え、こんなにも芳醇なミステリーと宿命をテーマにしたドラマを生み出せるなんて、本当に筆者の創造力が豊かさと努力に感心するばかりです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
分量も消費者にとっては丁度。最近のベストセラー『マスカレード・ナイト』よりは読み応えがあると思いますよ。主人公男女二人の行動力は、物語ならでは(非現実的)であろう。が、最後の「種明かし」までは、ファンでも推理しきれない構成。文句無し、と思いますが『白夜行』を氏の作品における頂点だとすれば、本作は次点と言わざるを得ない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾作品の中で1番好きです。 あまり情報なしに読むことをお勧めします | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野作品は何冊も読んでますが、今回も惹きつけられる内容でした。 相変わらず万人受けする表現で、止まらずに一気に読めました! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やはり読みやすい❗点と点がいつ、どうやって結び付いていくのか、をいつも楽しみながら読んでいます。今回の作品も、なるほど❗と思わせてくれる、そんな仕上がりです。巧みな構成にいつも感心してしまいます。後味も良い感じです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾作品は30作ほど読んでいますが、読みやすくておもしろいですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾の文庫本をここまで12冊読んだのを機会にレビューを書いてみることにした。 東野圭吾の本を読み始めるきっかけは中野信子の「サイコパス」に紹介された「プラチナデータ」だった。ストーリ展開が複雑でありながら、読むことを途中で止められなかった。シナリオが良く練られているのと、文章表現のリズム感(村上春樹がよく使う表現)が私に合っているからである。 今まで読んだ文庫は「プラチナデータ」「秘密」「容疑者Xの献身」「夢幻花」「虚ろな十字架」「使命と魂のリミット」「流星の絆」「麒麟の翼」「祈りの幕が下りる時」「ナミヤ雑貨店の奇跡」ときて、かなり長編の「白夜行」そして今回の「幻夜」であるが、どの作品も感動と戦慄、刺激が新鮮で素晴らしかった。 「幻夜」の解説を直木賞作家の黒川博行が書いているが、彼の直木賞作品「破門」には、私は1ページ目でシナリオと文章のリズム感に違和感を感じ、10ページ弱で放棄した。作者によってこれほど違うのである。これはまあ、読む方の個人差であるが、出版数や作品数の違いを考えると、東野圭吾作品の客観的評価が証明されているようだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
終盤から急展開する構成ですが、とても共感出来、希望も持てる内容でした | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
様々な伏線もあり、犯人探しが読んでいて楽しかったです。 「一人の老人」が亡くなり、「黄色い花」がキーポイントになります。 各登場人物が「良い人なのか?」「悪い人なのか?」はたまた「犯人なのか?」と自分の中で推理しながら読むことができ、先が知りたくなりすらすら読んでしまいました。 ネタバレになりますのですっきりしたかしないかも書きませんが、非常に読みごたえがあった小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾さんの本はアタリ・ハズレが大きいですが、本書はアタリです!!内容に充実感があり、読後に満足感を得られます! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さすがに、文章も読みやすく、すらすらと読み進められます。 最初の始まりから、どう展開するのかと、少々期待と不安も交じりながらの最後への持っていき方、2011年のあの出来事も絡みながら、「ああ、こういう書き方もあるのね」と納得させられる一作です。 表紙のデザインにあるように、朝顔・・・花にまつわるミステリー。登場人物もイマドキで、意外な人物がそうだったのか、と私は最後「へー」とつぶやいていました。 東野 圭吾さんの代表作の1つといってもいいと思います。映画とかなってもおかしくない。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!