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沈黙のゲーム
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沈黙のゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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沈黙のゲーム(上) 個人読書履歴。一般文学通算281作品目の読書完。2003/07/15 沈黙のゲーム(下) 個人読書履歴。一般文学通算281作品目の読書完。2003/07/25 | ||||
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陰謀うずまくアメリカ南部の保守的な街。その暗部に立ち向かう男の無謀とも言うべき勇気。父と子の二代にわたる復讐の物語。失われた恋の記憶と新しい感情の予感。腐った官能と清新な性愛。雪中の冒険譚。かつての恋人と敵味方になって弁論戦を闘う法廷サスペンス。これらの趣向すべてを一つにおしこんだ、なんとも贅沢な作品で、ストーリーの展開とともに複雑にからみあう素材群を手際よくさばく手腕は並ではない。起承転結の転、序破急の破までは、ひさしぶりに夜を徹する感興を味わった。でも、かつての恋人との絡みが続き、新しい女の影が薄くなっていくあたりで疑問符が点灯する。(これには、新旧二人の女性のどちらにより魅力を感じるかという読み手の側の事情が反映している。)そのあげく明らかにされた謎に説得力がないし、復讐譚としての快哉にも欠ける。詰めを急がなければ、文句なしの傑作だったと思う。 | ||||
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