24時間
- 監禁 (96)
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翻訳が出ていますが、原書に挑戦しました。 グレッグ・アイルズの原書は分厚いものが多いので、手持ちのハードカバーで一番薄い『24 Hours』を選びました。 これが当たりでした。 作中の犯人が「24時間」にこだわるのは、アメリカ特有の"理由"があります。 アメリカでは誘拐事件が発生してから24時間経過すると、犯人が州境を超えたものとみなされます。 事件は連邦犯罪となり、捜査権がFBIに移ります。 連邦犯罪では死刑が廃止されていないため、死刑のない州で誘拐しても、誤って人質を殺害すると死刑になってしまいます。 それゆえ、犯人は綿密な誘拐計画を立てて、ぬかりなく身代金をせしめてきました。 ところが、今回誘拐した少女は糖尿病の持病があったことから、計画にほころびが…… グレッグ・アイルズの作品は初めて読みましたが、英語のレベルはキング作品よりも平易で、読みやすかったです。 特に後半の展開が早くてドキドキハラハラ、英語で読んでいることを忘れてしまいました。 読者を最後まで引っ張る筆力は見事です。 文句なくおすすめできる作品です。 | ||||
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個人読書履歴。一般文学通算282作品目の読書完。2003/10/09 | ||||
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インドネシアのリゾートヴィラで一気に読んだ。今までにない誘拐のアイデアを軸にツボを押さえたキャラクターたちの息吹が広がっていく。ページをめくる手が止まらない。南の島で優れたミステリーを読むという極上の時間を過せた。中盤過ぎまでは文句のつけようがない程の出来だったのだが、終盤での犯人との攻防はあまりに現実感に乏しくなってしまい、どうしても感情移入できなかった。息をのむようなリアルなサスペンスが最後にいきなり007みたいな世界に変わってしまった。惜しい、本当に惜しい。 | ||||
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いやあ、びっくりした。グレッグ・アイルズ、とうとうマイケル・クライトンもスチュアート・ウッズもジェフリー・ディヴァーも真っ青の豪腕作家になったようですね。ただし、読書中は楽しく読めたんだけど、読み終えたら右から左へ、スゥーっと消えてしまう。それに、読み終えてもわからないことがいくつか。例えば、犯人グループが24時間に拘る理由とか。どっかにかいてあったかな。ノンストップのサスペンスではあるが、ハリウッド映画もどきの作品で、嫌いな人はとことん嫌いなタイプの小説でありましょう。 タイトルの示す通り、デッドリミット型のサスペンスと言えそうだ。3人家族のひとりひとりに犯人がついて、金持ちの子供の身代金としては割と小額を奪う誘拐計画。犯人3人が30分おきに定時連絡を取り合うというシステムまで含めてなかなか斬新でおもしろい。しかし、前段で書いたとおり、デッドリミット型たる24時間のリミットの理由と、誘拐された娘の小児糖尿病の枷が弱くて、残念ながら期待したほどのサスペンスは煽られなかった。ここらへんに大きな枷をつけられれば、もっともっと手に汗握るサスペンスになったと思うとちょっと残念。 何よりも特筆すべきは、犯人と家族の6人が交錯する高速道路に軟着陸する父親操縦の飛行機アクションと、お尻の割れ目にメスを仕込むという垂涎の快挙に出て、犯人に阿部定ばりの攻撃を仕掛ける母親のエロチックシーンでしょう。どちらもサービスたっぷりでエンターテイメントの極み。残念ながら、受けて立つ犯人がちょっと弱くて興ざめしてしまう大きな欠点か。意気地がないよねぇ。割り引いても、スチュワート・ウッズを彷彿とさせるジェットコースターノヴェルだった。上流階級趣味もちょっと彷彿とさせましたね。 悪く言えば、ハリウッド映画もどきの小説なんだけど、実際映画化されるそうだ。母親役にはデミ・ムーアがいいなぁ。違うみたいだけど。ひとときの楽しみは充分に得られる作品だと思うが。 | ||||
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スピーディなストーリー展開であっという間に最終ページに。グレッグ・アイルズの小説はどれをとっても面白いが、展開の早さではこれが一番。 | ||||
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