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(短編集)
きみにしか聞こえない
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きみにしか聞こえないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全47件 21~40 2/3ページ
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この本の最初の話から最後まで、切なくて奇妙な話ばかりです。 ファンタジーといえばそうなんですけど、読みやすくて涙がジワーっと押し寄せてくる感じ。大好きです。 | ||||
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たまたま友達に貸してもらって読んだ本です。夜寝る前、時間割をしているときにカバンの中から出てきたのでその場で読んでいました。 気がつくと深夜2:00ちかくなっていました。 長く語ることはしませんが、とにかく引き込まれました。 読みやすくて、余計な文章は無いように思えました。 実際にはありえない話なのですが、本当にあるんじゃないかというくらいリアルです。なのに透明で澄んでいる感じがします。そして切ないです。 おすすめします。 | ||||
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乙一さんの感じが良く出ているのではないでしょうか。 挿絵の雰囲気も作品に良く合っていると思います。 少しほろっとくる内容です。 読みやすいので気軽に読めます。 | ||||
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切ない、切ないです。 でも後味は悪くありません。 切なさのなかに優しさと力強さがあふれています。 不器用にしか生きられない主人公と同じ悩みを抱えるシンヤとの不思議な交流を描いた作品。 この短編を読むと、乙一が『切なさの達人』と呼ばれている理由がわかると思います。 また、この本には『傷』と『華歌』が同時収録されています。 | ||||
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私はこの本を友達から紹介されて読んだのですが、今迄で読んだことのないジャンルで、そして作者の乙一さんに夢中になったきっかけの作品でもあります。 「切ない」…この言葉しか当てはまりません。 読み終わって自然と涙が流れていました。 最近感動する本に出会っていない人、とてもお勧めの一冊です。 | ||||
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これは私が乙一さんを知ったきっかけになった短編集なんですが,表題作に胸が切なさでいっぱいになりました。。 上手くひととコミュニケーションを取れない少女が、ひとりの少年と「出逢う」ことで始まる物語。 ありえなさそうなんだけど、でもどこかで現実に起こるんじゃないか、起きてるんじゃないか、そんな気がするお話。 冬の空気と純粋なふたりの心があいまって、物語に透明な美しさを感じます。 読んだ後、心が澄んだ気がします。 ぜひ、みなさんに読んでほしい作品。 同じ本に収録されている他の2話も、とっても綺麗なお話ですよ。 | ||||
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高校の部室で読んでいなければ絶対泣いていた本です。「感動する」とか「感情流入する」とかそういう言葉には無縁だった自分。そんな自分がリョウ(主人公)に共感して涙しそうになったのはやはり乙一マジックとでも言うべきでしょうか。……あ〜なんで部室なんかで読んだりしたんだろう(><) | ||||
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ヤングアダルトなので最初は買うのをためらいましたが、購入。結果、ヤングアダルトのイメージが大きく変わりました。文句なしの力作です。表題作「Calling you」多分一番ヤングアダルト的じゃないでしょうか。内容は充実していますが、対象としている年齢が若いかんじ。主人公の「人とつながっていたい」という気持ちは、多くの人が共感できるのではないでしょうか。主人公とは正反対に、明るくてクラスの人気者、という人であっても。「傷」超能力を持つ純粋で清らかな心を持った少年の話。人にはない能力を持った者の苦悩というテーマはわりとよく見かけますが、この作品は加えて自己犠牲の精神にも触れています。読んでいて辛くなるところも多いのですが、基本的には再生の物語。「華歌」正直ヤングアダルト対象年齢の私にはちょっと難しかったです。子を持つ人にはとてもおすすめです。この作品を加えたことで、ヤングアダルトの域を大きく超えられたと思います。乙一さんは不幸の中でぎりぎりのハッピーエンドを導き出すのが上手ですね。このきわどいバランス感覚こそが乙一さんを乙一さんたらしめているのでしょう。乙一らしい作品集だと思います。 | ||||
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短編集で読みやすいです。乙一さんの作品はびっくりどんでん返しみたいな展開が多くて大好き☆なかでもCallingYouという物語は本当に切ないです!繊細なイラストともすごく合っています。 | ||||
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「小説みたいな恋がしたい」という人がいますが、「CALLING」のような恋でもその人は受け入れることができるだろうか、とボクは時々思います。ボクには到底できないからです。悲しすぎて涙なんか出ませんでしたよ、ホント。 | ||||
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表題作の他に『kiz/kids』『華歌』が入っている短編集になってます。私が一番好きなのは『Calling you』です。読み終わった後はとにかく切ない。だけど時間が経ってくると、何故か心が暖かくなった気がしてきます。この本一冊で色んな感情が楽しめますよ(笑)それにとても読みやすいです。乙一マジックをぜひ堪能してみて下さい★ | ||||
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泣きました。普段ほとんど泣かないのに・・・文字のよさを認識させてくれた1冊でした。 | ||||
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3作とも充実した内容だと思います。ありえないありえそうな話、という感じでしょうか。そして、温まる話。それはとてもダークな考え方のようにも見える内容の中に込められた温い心。読み終わった後に心が解かれるような作品。そして、内容の意外性は保障しますwまっすぐじゃないけど、何かハートフルな作品。俺はすごい好きっすね、こういう作品。 | ||||
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短編3作。どれも綺麗で切ないです。絵がまた素敵。もう大好きです。内容的には私は目新しさを感じませんでしたが、それでもピンポイントで弱いところをつかれました。友達を作ることが苦手な女の子が、寂しさに耐えかねて心の中で携帯をつくるのです。ある日その頭のなかの携帯に電話がかかってくる。そして、うまく人と付き合えない少年と少女のつかの間の交流がはじまる、という内容。ネタバレかもしれませんが、赤石路代の「その日は金曜日」思い出しました。ファンタジーをはらんで、やさしく、けれど切ないです。『傷』は他人の傷を移動させることができる天使のような少年と、世の中の泥を見つめつつもそこに生まれた花を守りたいと思った少年の話。『華歌』もまた、傷を負った人々が、痛めつけられた、けれど綺麗なものを中心に癒されて、交流を持って、そのなかで立ち上がってゆく話です。乙一の切な系作品群は、人付き合い苦手な人には本当泣かされると思います。 | ||||
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「Calling You」と「傷」は【失はれる物語】にも収録されています。私はこちらのほうを以前読んでいたのですが、改めて好きですねぇ。「Caling You」は現在のケータイ社会を風刺してるかのようにも取れます。ケータイに関する何らかの悩みを抱えている人は意外に多いのではないでしょうか。私も含め、すっかりネット人間となり、ネットでの人間関係はリアルで身近な人間関係と大差がなくなってきている、そんな「今」だからこそ読んでほしい作品です。今を生きる私たちなら、感情移入が楽だと思います。「傷」は幼さ故の純粋さが胸に痛い作品。アサト君の優しすぎるほど優しい心・・・優しい人は、同時に傷つきやすくもありますね。その心の痛みが切なかったです。そして今回はじめて読んだ「華歌」。前半はおとぎ話のような癒しを与えてくれますが、後半は乙一のマジックにまんまと騙されていたことに気づくはずです。私の場合、どこで読み間違ったのが振り返ってみてもまったくわからず・・・。ひとつのイメージだけにこだわらず、柔軟に読むのがポイントです(笑)全体通してみても、本当に乙一にしか書けない独特の世界だな、と感心しました。まだまだ奇想天外な発想で私たちを驚かせてほしい、今最注目の作家です。 | ||||
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お話は三種類あり、一つ一つが涙する切ないショートストーリーです。見掛けはすぐに終わりそうな短い物語だと思っていました。ですが 感情が込上げて来る 考えさせられる様で 共感出来る様なモノばかりでしたただ 一度読むと 悲しくて 切ないくて もう一度読むのは勇気がいります・・。 | ||||
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文章に凹凸がなく難なく飲み込む事が出来る。其れなのに深い味わいが有る。静寂から始まり、次第に胸がざわつき始める。このまま終ってしまうのだろうか、と思っていた私の不安を最後の最後で乙一は拭い去ってくれました。最後には必ず希望が見える。光が見える。読んだあとのあの余韻が、なんともいえません。其処には自分が自分に伝えたかった言葉にならない思いが有る。主人公ばかりか、自分までも救われていました。そんな作品です。 | ||||
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「Calling you」「kiz/kids」「華歌」3つの短編から出来てる本。評価は表題作から順に☆が5、4、3といった感じで。「Calling you」と「kiz/kids」は学生さん向けかな、共感できるせつなさが心地いいです。「華歌」は少し大人向けなのかな、私は硬い印象をうけました。calling you は、孤独を感じる女子高生が創造の中にケイタイをつくりだして、そのケイタイに同じような想いをかかえる少年からの声がとどいてしまうお話。表現、雰囲気が綺麗で好き。華歌は、主人公が少女の顔をもつ歌う華を見つけ、展開されるお話。主人公の性別が最後になるまで分からなかった。周りのヒトの性別も逆と思って読んでたので、読んだあとせつなさはあったけど、どうしても矛盾点を考えてしまって少し残念でした。すべてに共通して不思議な設定なんだけど、すごく近いところにある実話のように感じました。少し胸が苦しくなるようなせつなさ、淡く暖かいヒカリの雰囲気をお好みのかたにはオススメです。 | ||||
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心にしみる恋愛・友情・強さ・弱さ・いろんな人の心そのようなものがえがかれてます。とっても感動します。お勧め。 | ||||
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普通の現代小説だと思って読み始めたら、良い意味で裏切られました。現実世界がベースなんだけれど、そこにファンタジーが織りまぜてある。そのファンタジーの度合いも、「こういうことなら本当にあるかも」と思わせるもので、主人公と同化してはらはらしながら読み進めることができました。人生観を変えたりとかそういう効能はないけれど、お話としてよくできている。設定の奇抜さでひきこまれます。 | ||||
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