■スポンサードリンク


半パン・デイズ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
半パン・デイズ
半パン・デイズ (講談社文庫)

半パン・デイズの評価: 4.56/5点 レビュー 27件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.56pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 21~27 2/2ページ
<<12
No.7:
(5pt)

心地良い空気が流れています。

「流星ワゴン」以来、重松清の長編を読みたかったのですが、短編が多く、また、この長編は、どうもタイトルが気になって、二の足を踏んでいましたが、先日やっと読みました。
しかし、この作品も一人の少年を主人公にしているとは言え9つのエピソードから成りたっており、ようは短編集のようなものでした。しかし、各編に存在する、なんとも言えないイイ雰囲気、また、全編を通して流れる心地良い空気。
この作家が、短編を中心に仕事をする訳が分かりました。いまさらながらですが、短編の名手なのですね・・・。事件はなにも起こりません。誰にでも起きそうな日常が淡々と続くだけです。しかし、気が付くと、オネショで泣いていた小学1年生が、いつのまにか、逞しい立派な中学生に成長していました。
また、中場利一の解説が的確でイイんです。私は、本編では平気でしたが、この解説を読んで、我慢していた涙が一気に溢れてしまいました。
半パン・デイズAmazon書評・レビュー:半パン・デイズより
4062098970
No.6:
(5pt)

心地良い空気が流れています。

「流星ワゴン」以来、重松清の長編を読みたかったのですが、短編が多く、また、この長編は、どうもタイトルが気になって、二の足を踏んでいましたが、先日やっと読みました。
しかし、この作品も一人の少年を主人公にしているとは言え9つのエピソードから成りたっており、ようは短編集のようなものでした。
しかし、各編に存在する、なんとも言えないイイ雰囲気、また、全編を通して流れる心地良い空気。
この作家が、短編を中心に仕事をする訳が分かりました。いまさらながらですが、短編の名手なのですね・・・。
事件はなにも起こりません。誰にでも起きそうな日常が淡々と続くだけです。しかし、気が付くと、オネショで泣いていた小学1年生が、いつのまにか、逞しい立派な中学生に成長していました。
また、中場利一の解説が的確でイイんです。私は、本編では平気でしたが、この解説を読んで、我慢していた涙が一気に溢れてしまいました。
半パン・デイズAmazon書評・レビュー:半パン・デイズより
4062098970
No.5:
(4pt)

少年の目から見た世界

父が体を壊したことをきっかけに、ヒロシは田舎にやってきます。はじめは言葉の違いや、転校生的な扱いも受けますが、友達と触れ合いながら、成長していく様子が描かれています。クラスの障害児について悩んだり、親友の喧嘩につきあったり、万引きするクラスメートと関わったり、イレズミを入れたお兄さんと交流したり、さまざまな体験が子供の視点からうまく描かれているので、引き込まれます。著者の表現力のうまさに感動するとともに、その背後にある温かいハートを感じました。
半パン・デイズAmazon書評・レビュー:半パン・デイズより
4062098970
No.4:
(4pt)

ほのぼの

小学校入学から小学校卒業までの、6年間の出来事を綴った連続短編です。重松さんの作品にはめずらしく、ほのぼのとしていて胸に突き刺さるような描写のすくない作品で、ライバルができたり、好きな女の子を追ってみたり、思わず自分の少年時代と比べて懐かしさがこみ上げてきます。特に最後の少年時代から青春時代に飛び込むシーンは格別に感慨深いものがあります。
半パン・デイズAmazon書評・レビュー:半パン・デイズより
4062098970
No.3:
(4pt)

「半パン・デイズ」

私は今までに、重松清さんの書いた物語をいくつか読んでいる。書店で彼の本を見つけると、オッ、と嬉しいような恥ずかしいような気持ちになり、自分ではすっかり重松ファンだと思っている。さて、そんな私が、今まで読んだ重松物語の中で一番気に入っているのが本書である。私はこの物語を読み終えた時、温かくて、幸せな気持ちになった。それは、宝くじで一億五千万円を当てたようなもの凄い幸せではないけれど、一日一生懸命働いた後の入浴みたいな素朴な幸せだ。心が温泉に入ったみたいに温かい気持ちになれたのである。「半パン・デイズ」は主人公・ヒロシの六年間の成長物語。予定の無い週末など、懐かしい自分の半パン・デイズに思いを馳せるのもいいのではないだろうか。
この本で、もう一つ面白いのは、中場利一氏の解説である。レビューを書いている今でもパソコンの前で誰か私のように中場氏の罠に引っかからないかとワクワクしている。
半パン・デイズAmazon書評・レビュー:半パン・デイズより
4062098970
No.2:
(4pt)

忘れていた昔を思い出しました

&eacute;...&auml;"'&egrave;a¨a¨"&iquest;"' °§&eacute; &iexcl;¬-¨ \3&eacute; §\3aa¨ £  ̄3"¨"°-&auml;' §\3 ̄"- £'¬§ ̄a£-°'-&egrave;&eacute;... ̄§'31'&auml;§a"&egrave;° ̄§&auml;"§¨"&egrave;&iquest;'¨&egrave;¨§"" ̄&egrave;&egrave; ̄ ̄a¬§°¨&egrave;¨&egrave;' "&egrave;¨&egrave;'¨-&auml;&iquest;&auml;£§&auml;&auml;2&eacute;-"¨&auml;&auml;§"\μ'¶-&auml;-&auml;"¨'\£&auml;&auml;&eacute;...a¨"'a'a° &iexcl;-!1'!!&eacute;-"'£§ ̄-&auml;" £&auml;°'1'&eacute;" ̄&egrave;a &egrave;° ̄&eacute; &egrave;1"£\""o-¨"2&iexcl;±±&eacute;a¨&egrave;&iexcl;-§&eacute;'§ ̄¶o&egrave;&iexcl;-¨- 
半パン・デイズAmazon書評・レビュー:半パン・デイズより
4062098970
No.1:
(5pt)

心がじんわり温かくなります

主人公のヒロシの小学校時代が7つのお話で構成されています。1~6年生までのそれぞれの時代のお話なのですが、1年生でかわいくかったヒロシが中学校の制服を試着するその日にはずいぶんたくましくなってます。このお話を読んで私も小学校時代はいろんなことを考えて一生懸命生きてたなぁって、自分の子ども時代を懐かしく思い出しました。さらに私には小学校5年生と2年生の子供がいるのですが、うちの子ども達もこうしていろいろ悩んだりしながら一生懸命に生きているのだなぁとしみじみ思いました。頭では子どもだってひとりの人間だということはわかっているのですが、やっぱり自分の思う枠にはめようとしているな・・・と反省しちゃいました。子どものいない方が読んでももちろんおもしろいと思います。き!っとヒロシに共感できるはず。だれでもヒロシのような子ども時代を過ごしていると思います。
半パン・デイズAmazon書評・レビュー:半パン・デイズより
4062098970

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!