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七つの会議
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七つの会議の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全292件 181~200 10/15ページ
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楽しく読めました。文句無しに星5です。 新しい会社に八角さんを課長で迎えるって、なんだか笑えました。 課長ですか?www 課長なんて30代のポジションでしょ。 | ||||
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エンタメとしてとても面白い。フィクションと言い切れないリアリティーがあった。 | ||||
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氏のテレビドラマはすべて見ましたが、原作を読むのは初めてでした。正直ドラマ以上に読みやすく、引き込まれる感じがしました。エンタテイメント小説として、テンポの良いストーリー展開と日常の社会生活で我々が感じる違和感、虚無感などがうまくバランスされていて完成度が高いと思いました。ドラマ化されやすいのも、明快なストーリーと人物設定が万人受けするからでしょう。 | ||||
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著者がインタビューで「この本では、一つの大きな不祥事が話に乗っかっているため、クライムノベルという形になっていますが、サラリーマンの日常生活の中にある小さな謎を解き明かすミステリーというつもりで書いてきました」 で書いているとおりで、それぞれの人物の視点から、徐々に真相が明らかになるのを楽しめた。 不祥事を起こすのは特別な人間ではない。誰もが自分だけは誠実だと思いながらも、結果的に不祥事に手を染めていくのだ。 会社組織のなかで、自分を保つことの難しさ、また、そのことの虚しさもきちんと書いたうえで、やはり弱さに負けた人間はいずれ裁かれるということまでを書いている。すべてのビジネスパーソンが読むべき1冊。 | ||||
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あの池井戸潤だけに、期待を抱いて読み始めましたが、流石です。最後まで一気に読ませてくれます。 しかも趣向に富んでいます。第一話「居眠り八角」。半沢直樹的なカラーを漂わせ後に続く余韻を残しながら終わります。第二話「ねじ六奮戦記」になると、「下町ロケット」の色合いが漂いますが、あれ、これって短編集なのかいな。と思うほど、全く別の物語のようになります。そして第三話「コトブキ退社」、「花咲舞シリーズ」にも似たオフィスの女子社員の奮戦記です。まったく違う世界だ。 しかし、第四話、第五話と進むうちに、糸をほぐすかのような因果関係が浮かび上がり、ついには恐るべき会社の実態が明らかになる。・・・・すべてが終わった後、今までの話が環のようにつながっていることに気が付きます。各エピソードでタイトルの「会議」が開かれ、重要なポイントとなります。そんなところも作者の周到な技巧が光っています。 組織の中で、良心を失わずに奮闘する人々を骨太なタッチで描き、ビジネスとはどうあるべきものかを教えてくれます。否、人間としていかに生きるべきかを示唆しているようです。 | ||||
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久しぶり著者の本に触れてみた。ネジ一本、これに宿る運命、恐ろしく思う。町工場の社長が背中に冷たい物を感じたのがわかるような気がする。ドーナッツの展開ではわかりやすいビジネス書かと思った。 確かに飛行機一機も飛行機でできているわけではない。おそらく何万何十万いやそれ以上か小さな部品の集まりであるだろう。考えてみると怖い。ネジ一本の強度不足が人命を奪う。それにしてもみんな腐っている。 | ||||
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古くは雪印しかり 東芝しかり、VWしかり、杭のデーター改ざんしかり 東電も・・・・そして政治家も 客を向かずに自社の利益ばかりを追求すし それこそが勝ち組という風潮がどうなっていくのか? ある「パワハラ委員会」への申請を始まりとして ある会社での出来事が7つのエピソードで描かれていきます。 ある一つの不正。そしてそれを隠ぺいしようとする人々 そして浮かびあがってくる別の不正。 最後の最後にラスボスが出てきます。 正直に客のための仕事をしている人々が 正直に国民のために仕事をしている公務員が 報われる世の中に変わってほしいと思います。 | ||||
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次から次へと明かされていく真相に、夢中になって読んでしまいました ノンストップであっという間に読み終えました | ||||
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会社勤め人にはお勧めの一冊リアルでした 会社の秘密に迫る。ありふれた中堅メーカーを舞台に繰り広げられる迫真の物語こういう感じとまじまじとかつて勤めていた中小企業製造業各部署での揉め事会議でのリアルで面白く読了しました | ||||
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分野は違うが、最近あったマンションの杭偽装問題を連想してしまった。 やらかしたのが子会社、親会社からの圧力・・・・・ 会社の闇の部分を長年知らないフリをして死んだフリをする「居眠り八角」 大暴れした後は、新会社の幹部への誘いを断り、整理会社に残る男気を魅せる。 格好良すぎる。 欲を言えば振り出しの元社長の顛末がぬるいかな? コテンパンにやってくれれば、もっとスッキリしたのに | ||||
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池井戸さんの本は、勧善懲悪でスカッとしますが、最近の作品はやや甘ったるい感じがします。 この本は硬派で、類型的な人物が少なく、読ませます。 隠れ名作ですが真の名作です。 | ||||
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面白い、久しぶりにページをめくる手が止まらない、著者の作品の中では「空とぶタイヤ」と双璧。 | ||||
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池井戸氏の作品は全部とは言わないまでも、かなりの数を読んでいる。 本作品は「空とぶタイヤ」に匹敵する面白さであった。 コストダウンを見込んだ会社の不正発注の実態を見抜いていた(活躍しそうもない)万年係長、利益を偏重しモラルを捨て去った経営者などの姿は実社会の企業でも実在しそうな内容である。この作品で面白かったのは、登場人物の(幼少期からの)過去にもスポットを当てることで、その自分がどういった経緯で不正に手を染めたかが丁寧に描かれている点である。 他の作品では自己の利益のみで不正に手を染めるというパターンが一般的だが、実際、不正を行う人間は利益のためだけで動く訳ではないのでその点が印象に残った。 次々とヒットを飛ばしている著者だが、元銀行員だけあって企業経営者の心理や一般の営業職や管理職の心情もよく描かれているのが、その一因だろうと思う。加えて、文章が抜群に読みやすい。 | ||||
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初めは小さな不正の話と思いきや、どんどん大きな問題へと広がっていく。 すごい迫力だ。 一気に読ませてくれる。 ビジネスマンとして戦ってきた現場の人間にしか書けないドラマだ。 | ||||
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七つの話が良く予め練られている様子がわかる。 良く出来ている。 | ||||
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池井戸氏の小説はどれもこれも臨場感たっぷりで、企業組織が好きな人にはたまらない醍醐味を堪能できる。 組織の責任か、個人の責任か。揺れ動くビジネス、決断を見誤る経営陣、それを見守るしかない部下。組織の狭間で翻弄される人の生き様を書かせたら池井戸氏はいまのところ最高レベルの作家だろう。しかも、とにかく読みやすい。物語の最後までぐいぐい引っ張っていく力がある。 酒を飲みながら時折ウトウトと眠りかける状態で読んでも頭に入るわかりやすさ。次の展開が気になって仕方がない構想の巧みさ。適度な登場人物と書き過ぎない人物背景。作品のどの構成要素をとっても、首尾一貫している読者への気遣いが有り難い。企業小説の分野で、冒険小説や恋愛小説に劣らないエンターテイメント作品として堂々と成り立っている。 強度偽装のネジをめぐる話を軸にして、様々な会議を挟むことで物語は進展する。企業内の仕事の大部分が会議であることに焦点を置いたのは、ごく普通の現場での仕事を作者が自分自身の体験を踏まえて熟知しているからであろう。会議という日常的な仕事の風景は当事者から見ると苦労の連続なのだが、第三者から眺めると面白い話がたっぷりある世界だからだ。 会議とは不思議なもので、役職が上がるに連れて会議が重くなる。出たくない会議、避けたい会議、気になる会議、ままならない会議。目の前の会議は様々な思いを投げかけてくる。その思いに翻弄される人々が、時折自分自身の立ち居振る舞いに重なる。この瞬間が醍醐味と言える。自分ならその会議の席上で何を話すかを思いめぐらしながら読み進めるのが大変面白かった。 虚飾の繁栄か、真実の清貧か。主人公は真実の清貧を選ぶ。貧乏くじとわかっているのに、当たり前の選択なのに、勇気付けられる。読後の爽快感は次の壁を乗り超える勇気をくれる。いい小説に巡り合えた。 | ||||
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サラリーマンなら、常に感じているる組織に振り回されている感覚を疑似体験できます。 もちろん、臨場感たっぷりです。 | ||||
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空飛ぶタイヤと似たテイストでやや新鮮さがないですがこれも面白かったです。 難しいテ―マなのに分かりやすく表現される池井戸さんの才能は素晴らしいです | ||||
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読んでいくうちに、どんどん引き込まれていきました。 とても面白かったです。 | ||||
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社会に一石を投じる不祥事を隠ぺいしてしまう話ですが、「空飛ぶタイヤ」とは一線を画し、会社内部から発する声をテーマにしています。 パワハラ、不倫、偽装、改ざん、ねつ造、そして隠ぺいといった会社内の複雑な構造により決して表には出ないアンダーサイドな諸事情をピックアップしています。 早々に係長に昇進したにもかかわらず、その後、万年係長となり会社内にどっかりと腰をすえているという設定は、ごく一般的な会社でもよくあるパターンとして表現しています。 ノルマを達成したら、次はそれ以上のノルマ必達が課せられ、それが達成できないと処遇や昇進の機会を逸するという、社内での自転車操業のような戦いの日々もよくあるパターンです。 戦いに打ち勝つには、最終的にはなりふりかまわずといった意識がはたらき、ついにはコンプライアンスという鉄壁が破られ崩壊してしまうのだと思います。 それは個人の責任であるのか、組織としての責任であるのか。 個人の金銭的、社会的地位、自己実現、更には会社のためといった欲求を満たすためもありますが、組織としても過酷で限界を超えそうな過剰目標を与えてしまうことも問題です。 最近のニュースで、目標「チャレンジ」といったことで、加速的に、そしてそのことがあたかも正しい行為のようにして、会社利益を水増ししていったという不祥事がありました。 会社がそのような企業コンプライアンスとして許されるべきではない行為に走っていることに、だれもが気づかないか、気づかないふりをしているときこそ、会社は危険な状態なのです。 警笛を鳴らし、会社の裏事情が表沙汰となるのは、いずれも内部からの告発です。 本書では、会社は世のため、従業員のため、顧客のため、さまざまなステークホルダーのため、清貧かつ正々堂々と誠実な経営環境であるべきことを力説しています。 | ||||
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