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十津川警部 謎と裏切りの東海道 徳川家康を殺した男



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十津川警部 謎と裏切りの東海道 徳川家康を殺した男の評価: 3.00/5点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

説明不足? ちょっと消化不良気味。ネタばれ注意!

十津川警部と亀井刑事ら、いつもの面々はほとんど登場しないし、活躍もしない。
副題の「徳川家康を殺した男」にあるように、徳川家康の死因に関する推察は、歴史に明るくない者には、興味深く読める内容だった。
東照宮の“宮”とか、権現と名乗った由来、勧請など、こうした見方もあったのか、と読み進めることができた。
とはいえ、殺人の動機は、今ひとつ説得力がない。
どうしても、最後まで判らなかったのは、
◯松永社長が徳川家康顕彰会に振り込んだ、200万円の行方。
◯松永社長に花束を贈ったのは、誰か。
◯フリーペーパーを発行したのは、誰か。
本多会長は、徳川家康を崇拝しているのだから、「家康公の最期の真相に迫る。徳川家康は、殺されていた」などという、文章は、頼まれても、松永を罠にかけるためであったとしても、書かないだろうし、副会長以下の人間に書かせることも、ないだろう。
松永社長の秘書の加藤にしても、出張ならともかく、休みを取ってひと月も、漠然とした調査に従事するだろうか?
松永社長への誹謗中傷の手紙の主は、誰か?

いろんな伏線があったように思うけれど、どれも、きちんと繋がっていなくて、読後は消化不良。
推理も、加藤と佐伯の言われるがままに裏付けて、おしまい。

あと少し、掘り下げれば、何倍も面白く、読者を引きつける作品になったと思うのに、残念。
十津川警部 謎と裏切りの東海道 徳川家康を殺した男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:十津川警部 謎と裏切りの東海道 徳川家康を殺した男 (文春文庫)より
4167454424
No.2:
(1pt)

歴史から離れましょう

これに限らず、ここ最近西村氏の十津川警部シリーズには、歴史を絡めたものが多く見受けられる
そしてそのすべてが駄作。
とにかくつまらない。
推理小説としても、歴史小説としても、三流。
西村氏の作品は好きで、昔から全ての書籍を読んできた。
かの名作(迷作?)名探偵シリーズからの愛読者だ。
歴史について、大した知識も無いのに受け売りの内容を蘊蓄っぽく登場人物に喋らせる。
でも、ろくに知らないから、とても薄い話か、一方的な見方からだけの個人的な歴史解釈に終始する。
とりあえず売るために十津川警部たちを登場させているだけになってしまっているので、事件や推理も非常につまらない展開。
歴史の蘊蓄を話すだけの自己満足な本になってしまっている。
も、歴史物を書く才能がないと受け入れて、昔のようなトラベルミステリー作家に戻って欲しい。
時刻表を使った話など最近ほとんどないし。
年に何冊も本を出し過ぎているから、取材の時間も取れないのかも。
いろんなしがらみがあるのだろうけど、もっと出版数を減らして、一冊一冊の中身を充実させて欲しいです。
十津川警部 謎と裏切りの東海道 徳川家康を殺した男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:十津川警部 謎と裏切りの東海道 徳川家康を殺した男 (文春文庫)より
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No.1:
(2pt)

十津川警部シリーズの皮を被った歴史ミステリ

殺人事件よりも家康の死の真相について割かれたページが圧倒的に多く、
通常の十津川警部シリーズとして読むと痛い目を見る。
歴史ミステリと理解した上で読むべき作品。
十津川警部 謎と裏切りの東海道 徳川家康を殺した男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:十津川警部 謎と裏切りの東海道 徳川家康を殺した男 (文春文庫)より
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