■スポンサードリンク
ベイカー街少年探偵団ジャーナルI キューピッドの涙盗難事件
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ベイカー街少年探偵団ジャーナルI キューピッドの涙盗難事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2007年に出た単行本の文庫化。 「ベイカー街少年探偵団ジャーナル」シリーズの第一作。 「歌姫とヴァイオリンの事件」「血塗られた短剣の謎」「キューピッドの涙」「閉ざされた部屋の呼び鈴」「真夜中に、暗殺者は語る」「奪われた宝石と企みの行方」「謎、真実-そして、ある結末」の7話からなる短編集。 宝石の盗難、義足の画家、アイルランド独立運動にまつわるテロといった事件をホームズとベイカー街少年探偵団が解決していく。 しかし、一篇ずつの独立性はあまり高くない。また、それゆえか個々の事件がきちんと解決されない(というか尻すぼみ)に終わっているような。ミステリとしてはかなり不満が残る。 また、ストーリー展開に疑問が残る。スピーディと言ったら聞こえがいいが、なんだかあらすじを読まされているような気になる。 全体的には主人公たる少年リアムの家庭の事情に焦点があてられている。キャラクター小説として読むべきなのか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ここ最近、児童用小説の世界ではホームズのパロディで「ベイカー街不正規隊(イレギュラーズ)」を主役に据えた作品が流行っているようです。 これもその作品のひとつ。(他に海外作品でアンソニー・リードやT・マックのシリーズ作品があります) あくまで児童書としてお子様が楽しむものととらえれば、子供(イレギュラーズ)がホームズ世界でわくわくドキドキの冒険は読んでいて感情移入しやすい分楽しいと思います。 主役が「イレギュラーズ」の中のオリジナルメンバーであること、ホームズは良くて助演程度の活躍です。 でも何より児童小説特有の設定は「ワトソンの存在ほぼ無視」という点。 「イレギュラーズ」の活躍を目立たせるためにはホームズの助手がいては展開的に邪魔なのかもしれません。 それも分かるのですが、ホームズからワトソンを結婚・空白の3年間・引退以外でひきはがすのはワトソニアン的にアウトでした。 ホームズ贋作コレクターには正直お勧めしません。(まさに自分ですが) | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!