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ベイカー街少年探偵団ジャーナルI キューピッドの涙盗難事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
ベイカー街少年探偵団ジャーナルI キューピッドの涙盗難事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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2007年に出た単行本の文庫化。 「ベイカー街少年探偵団ジャーナル」シリーズの第一作。 「歌姫とヴァイオリンの事件」「血塗られた短剣の謎」「キューピッドの涙」「閉ざされた部屋の呼び鈴」「真夜中に、暗殺者は語る」「奪われた宝石と企みの行方」「謎、真実-そして、ある結末」の7話からなる短編集。 宝石の盗難、義足の画家、アイルランド独立運動にまつわるテロといった事件をホームズとベイカー街少年探偵団が解決していく。 しかし、一篇ずつの独立性はあまり高くない。また、それゆえか個々の事件がきちんと解決されない(というか尻すぼみ)に終わっているような。ミステリとしてはかなり不満が残る。 また、ストーリー展開に疑問が残る。スピーディと言ったら聞こえがいいが、なんだかあらすじを読まされているような気になる。 全体的には主人公たる少年リアムの家庭の事情に焦点があてられている。キャラクター小説として読むべきなのか。 | ||||
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主役がホームズではなく、少年達(イレギュラー)なのですが、かなり楽しめます!あとがきに素敵なイラストがのっていたりもします。続きが楽しみです | ||||
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ベイカーストリートイレギュラーズ。ミステリーを嗜んだことがある人にとってはなんとも言えないワクワク感をもたらす名前。 世界で一番有名な探偵、シャーロックホームズの下で大人では忍び込めない、怪しまれてしまう場所にまで潜り込み、事件解決の手がかりを見つけてくる子供たち。浮浪者だった子供たちをシャーロックホームズが集めて作ったのがベイカーストリートイレギュラーズ。 日本で一番(?)有名な小さな探偵の江戸川コナンくんもベイカーストリートイレギュラーズのような、そうでないような小学一年生だけのグループ、少年探偵団に所属している。 こんな子供の探偵団にときめくのは子供の頃に多かれ少なかれやったことがある、探偵遊びが懐かしくなるからかもしれない。 シャーロックホームズの物語だから当たり前といえば当たり前なのですが。シャーロックホームズの物語ではリーダーの名前しか出てこないし、彼らが日頃、どんな生活を送っているのかは描かれない。 ただ、ベイカーストリートイレギュラーズの名前にワクワクさせられるだけ。そんなんじゃ寂しい方向けにベイカーストリートイレギュラーズの子供たちの日常とホームズの関係を描いていく。 シャーロックホームズに近い物語なので、当たり前ですが、事件が起き、レストレード警部もワトソンもアイリーンアドラーも出てくる。ホームズの時代を子供の目線から感じるのもたまにはいいんじゃないでしょうか。厳しい境遇、時代の中でもベイカーストリートイレギュラーズは生き生きと生きています。 主人公はイレギュラーズのメンバーの一人、リアムマッギャン。特技はスリ。シャーロックホームズに憧れを持つ。そんなリアムには母親がおらずスリの天才の父親との2人暮らし。そんな中、決して仲が良いわけでもない父親の恐ろしい顔を道端で目撃する。自分の知らない過去を父親は持っていそう。そして、ホームズが取り組んでいる不思議な殺人事件ともつながりそう。1つの殺人事件が1人の少年の目を通して描かれながら、少年自身の物語も進んでいく。 【引用】 きみはまだ子どもで大人ほどは力がない。経験も知恵も大人に劣るかもしれない。でも未来に向かっての可能性だけは、大人たちよりもずっとたくさんもっているんです。 【手に入れたきっかけ】 Kindleキャンペーンで購入! | ||||
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私はシャーロキシアンではないのですが、シャーロック・ホームズやワトソンが主軸に置かれていなくとも楽しめました。 作家さんのホームズに対する見方が作品に大いに反映されています。それでも物語としては面白いと評価して差し障りないと思います。 個人的に主人公が可愛らしいと感じたため、続きが気になります。 | ||||
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ここ最近、児童用小説の世界ではホームズのパロディで「ベイカー街不正規隊(イレギュラーズ)」を主役に据えた作品が流行っているようです。 これもその作品のひとつ。(他に海外作品でアンソニー・リードやT・マックのシリーズ作品があります) あくまで児童書としてお子様が楽しむものととらえれば、子供(イレギュラーズ)がホームズ世界でわくわくドキドキの冒険は読んでいて感情移入しやすい分楽しいと思います。 主役が「イレギュラーズ」の中のオリジナルメンバーであること、ホームズは良くて助演程度の活躍です。 でも何より児童小説特有の設定は「ワトソンの存在ほぼ無視」という点。 「イレギュラーズ」の活躍を目立たせるためにはホームズの助手がいては展開的に邪魔なのかもしれません。 それも分かるのですが、ホームズからワトソンを結婚・空白の3年間・引退以外でひきはがすのはワトソニアン的にアウトでした。 ホームズ贋作コレクターには正直お勧めしません。(まさに自分ですが) | ||||
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ミステリーYAシリーズ第11作目。 昔読んでいた名探偵シャーロック・ホームズ。 ワクワクしながら その謎解きに夢中になっていました。 久しぶりにホームズの活躍ぶりに やはりワクワクしながら読みました。 もちろん作家はコナン・ドイルではありません。 なので、ちょっと昔読んでいたホームズ物とは違うんですけどね。 あの助手ワトスン君もいない。 まぁ、助手じゃないんだけど、 自分の頭の中ではワトスン君はずっと助手って立場だったんで・・・。 その代わりにロンドンの貧民街を根城にする少年たちが イレギュラーズと称してホームズの手伝いをしている。 そのメンバーの一人リアムを中心に キューピッドの涙という宝石に関わる殺人事件の謎を ホームズか華麗に解決していく。 面白いです。 ずっと昔少年だったころホームズシリーズを 漁って読んでいたころを思い出しました。 ワクワクしながら、ドキドキしながら。 1ページずつ大切に。 もちろんドイルの文章ではないので あのころ感じた恐ろしさなんていうのも まったく無かったけれど(大人になったからか・・・・)。 物語の本筋とはちょっと離れたところでも リアムとその父親のお互いを思う心情であるとか、 謎の夢を見る隣人の少女だとか、 読みどころは満載です。 | ||||
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