■スポンサードリンク
不屈の弾道
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
不屈の弾道の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
海兵隊が陸戦兵か?と疑問を口にしてる人もいますけど、海兵隊はそもそも海軍の一部隊ではないわけですが。沖縄海兵隊が辺野古とか、海の近くの基地を拠点にしてるから勘違いしてるのかもしれませんが、海兵隊という名称がついてはいますが現代米海兵隊の役割は即応と先遣で、がっつり陸戦部隊です。辺野古の基地だってさんざん馬鹿なアカどもが大騒ぎしてるV字滑走路でわかるとおり、軍事用空港を主要施設とする基地であって港ではありません。艦とかかわりのあることと言えば、輸送した人員や戦車を直接海岸から上陸させるためのLST、戦車揚陸艦とか水陸両用車が演習を行う演習場があるくらいです。 作者の来歴とイラクの地図を見ればわかるとおり、作者は現役時代イラクの内陸まで潜り込んで任務に当たっています。なぜこの経歴を見て、海兵隊が陸戦をしないと思ったのかがまず疑問です。そもそも普天間は海に面してないし、なんでオスプレイが海兵隊に配備されてるか知らないのですかね。「来歴が事実かどうかわかんないだろ」って? そこまで言うならもうフィクション読むのやめたほうがいいんじゃないかな。 F16に関しては同意。出撃シーンがあったかは覚えてないけど、あったとしてもそもそも艦載機じゃないので空母から発着したりはしないらしいし。 と、人のレビューに反論するのはここまでにしましょう。内容を真に受けた人が変な誤解しないようにここまで書きましたが、残りは自分の感想で。 先述したとおり海兵隊は海軍の一部ではなく、したがって作者には海軍の専門知識はありません。一般人よりは得やすい立場でしょうけど。なのでそこらへんは枝葉末節、炭酸せんべいで言えば型からはみ出したバリみたいなもので重要な部分ではありません。 少なくとも上記の導入以降の政治的背景とか敵の拠点となっている村を監視し敵の戦力を把握したり、住民の行動=家の住人が出歩かず、ほかの者が食糧を届けているなどの事実から自分の標的を探したりするシーンはガチでした。作者の経歴が狙撃兵である以上、最も重視して読むべきはそこだと思います。 まあそうはいっても、作品の一部ではある以上艦載機の発着シーンもちゃんと調べて書けよと言いたくなる人の気持ちは理解できます。少なくとも自分で書くならそうするでしょうしね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
未だ存在しないスーパー狙撃銃で活躍する様が描かれている。一方で冗長な部分も、そこかしこにある。アメリカ政府の権力争いを垣間見れ、やはりと納得できる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
落ちの想像がついてしまうと言うか、ストーリーに深みが感じられない。 極大射程と似たような内容だと思うが、あちらはハラハラドキドキ感があったが、こちらは物足りないかなぁ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ちょっと面白いB級映画を観たような感じになる本。 本書はいわゆる「神視点」小説である。 神視点とは、作品内で起こるすべての事情を知っている状態で、著者はどの登場人物にも自分の好きなように視点移動させて、登場人物全員について直接的な心理描写ができるというもの。 神視点が好きじゃない人には勧められない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の海兵隊退役のトップ狙撃手の描写がすばらしく、「ゆっくりはなめらか、なめらかは速い」の格言や、当たり前かもしれないが軍事知識もさることながら戦術も実戦を経験した者にしかわからない点が描かれていて、テンポもよくあっという間に読み終えてしまいました。ボブリースワガーシリーズに飽きた方や実務経験者に?特にお勧めです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スティーヴン・ハンターの小説が好きで かなり読みました。それの絡みでこちらも 読んでみましたが、まあまあです。 ただ、たとえは適当ではないかもしれませんが 車好きの人がマニュアル車を好むように この作品のポイントである、エクスカリバーと いうハイテク銃はむしろアナログなスナイパー銃 より、自分には魅力がありませんでした。 瞬時のスナイパーによる状況判断や緻密な計算に こそ醍醐味があるように思います。 又、ストーリー展開もいまひとつ意外性に乏しく まだまだ、ハンターの重厚さには及ばない気はしますが 今後に期待したいです。 今、「運命の強敵」を読んでるところですが、 翻訳の点で共通して気になるところがあるのですが それは数値の単位でアメリカでは標準で原作も そうなってるのでしょうが、フィートやマイルや ポンドになってるのですが、やはり日本人に 直接的に理解できるメートルやグラムにして欲しかった と思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初は、少し退屈な流れであったが、どんどん話に引き込まれていった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書にタグをつけるとすると、「スナイパー」、「最新鋭ハイテクライフル」「民間軍事会社」となるでしょうか。スナイパー、ハイテクライフルというと、ボブ・リー・スワガーシリーズの第6作蘇るスナイパー (上) (扶桑社ミステリー)を思い出します。銃器の詳細な描写、スナイパーのお仕事内容など共通する部分があります。 本書で特徴的なのは、200年から急拡大した民間軍事会社が取り上げられています。その業務内容は直接戦闘に加えて要人警護、兵站、施設の警備など傭兵の業務拡大版です。平たく言うと国軍のアウトソーシングによる民営化です。民営化すると導入当初は見た目コストパフォーマンスが高い点と戦死者がカウントされませんので国民ウケが良いなどが利点ですが、営利企業ですので限りなく損益分岐点を下げようとする反面競合が少ないことから依頼側の価格支配力は弱く、一度移管した業務を再び国営化することは難しいため将来的な売り手市場になる点が課題となるでしょう。現時点でも現役兵士の引き抜きによる人材枯渇、結果的な訓練予算の浪費、忠誠心の欠如が問題になっています。 この問題は、現在国が行っている行政サービスがどんどん民営化されることによる、サービスの低下と勤労者の賃金の低下が指摘されているコーポラティズムにも関係しているように感じました。コーポラティズムについては、政府は必ず嘘をつく アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること 角川SSC新書をご参照ください。 本編のほうは、斬新なアイディアと荒唐無稽のぎりぎりの線をたもっていると思います。話を面白くするために最近やりすぎ感のある分野の中では注目に値する作品だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スワガーサーガからのスライドですが、まぁまぁよかったかと思います。ちょっと怖い部分もありましたが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本当に著者が元兵士だったのでしょうか?海兵隊って陸兵でしたっけ?少なくとも海事関係の記述は誤記載が散見されるので、緻密なリアルさを求めるマニアな人には向かないかと思います。たとえば、F-16で航空母艦から発艦していく描写があったため、私は、かなりゲンナリしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日本でPFIといえば、せいぜい図書館、市民会館、学校給食の民営化ぐらいだろうが、なんと本書では、合衆国の象徴であり、存在意義に近い「アメリカ軍」を民間警備会社に委託する法律を通すためにさまざまな利権者たちが暗躍する。利益独占をはかる警備会社オーナー、出世を望む官僚、その上を狙う議員、行政組織など・・・。 彼らは、民営化反対の勢力であるバリバリの軍人上がりの上院議員を暗殺したり、正規軍を罠にかけ、その失態ぶりをさらすことにより、世論誘導を図る。 完全な罠であり、逃げようがない軍務に敢えて立ち向かう主人公は、正規軍に所属する超一級の狙撃兵ながら、心理的なトラウマを抱えている。しかも序盤で、いきなりチームが全滅してしまい、たったひとりでシリア軍、傭兵チームと戦いながら上官の救出を「不屈」の闘志で切り抜けてゆく。 傭兵を蹴散らし、国家的謀略を叩き潰すために孤軍奮闘する主人公を背後から支える外交チームや機材、人的資源の投入を瞬時に判断し、現場で行動に移す「軍曹ネットワーク」の描写などそれはほんとうに見事。 最後の最後まで目が離せないスピード感とそうせざるを得ない必然性を違和感なく連ねた本書は、今年のここまでの「冒険小説ジャンル」では第1位! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スナイパーもの、と言うと、扶桑社さんの「スワガーサーガ」が有名なので、どうしても比べてしまうが、このシリーズはこれで楽しめた。 アクション自体は短めのシーンが散りばめられている感じで、ずーっと撃ち合いということではないが、アクションシーンも満載されている。 また、著者の小説処女作だからか、展開が非常に平易な展開で、悪く言ってしまえば「頭を使わないで」すんなり読める点も評価できる。 次回作以降は、もう少し捻りが加わるかもしれないが、これはこれで十分楽しめる。また悪役も多数出てくるが、それぞれ少しずつ思惑が違うので、その行動が興味深い。 著者が実際の兵士だったこともあって、描写もそれなりにリアルだった。 これは単にアクション小説というよりは、ポリティカルアクションという感じで、アメリカの政治的駆け引きも描かれている。 是非、続編も翻訳して欲しいが、意外にお勧めできる一冊である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「極大射程(by スティーヴン ハンター)」や「第四の射手(by鳴海章)」が好きという方におススメします。 序盤がチョット冗長ですが、ある事件が起きてからは一気に話が進行します。 主人公だけでなく、スナイパーライフルも大活躍。 米国では、シリーズ続作があるらしいので、そちらも楽しみです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!