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戦力外捜査官 姫デカ・海月千波
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戦力外捜査官 姫デカ・海月千波の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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これは凄い。 キャラ立てに特化した文章で、読んでいるだけでイラストやデフォルメ的な動作、さらにはコマ割りまで浮かんでくる。 映像が思い浮かぶ小説はよくあるが、コマ割りが浮かぶ小説というのは初めての経験だった。まぁ脳内再生度も凄いから、ボイスコミックと言うべきかもしれないが… しかし本作はアニメ化やコミカライズではなくドラマ化しているらしい。 いや、実写でこのキャラはイタいような…口調とか変えてるのかな またキャラや文体のライトさに対して、内容…特に犯人の動機はかなりハードでダーティ。 事件自体は荒唐無稽なんだけど、「現実に起こってもおかしくない」と思わせるもので、考えさせられる。 そして鮎川哲也賞出身なだけあって、シナリオの質も高い。 まさにどんでん返しの連続。 しかしなにより一番ビビったのは、警察考証の緻密さ。 警察じゃないから合ってるかは知らないけど、あとがきにあったような、本の取材で書けるレベルを超えてるような…そのため、突飛な設定もリアリティを持って読むことができた。 まぁリアルすぎるせいで、警察のネガキャンみたいに見えなくもないが… | ||||
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ドラマを見てしまったので、 そちらのイメージが強く小説は敬遠していたのですが、 好きな著者なので買ってしまいました。 雰囲気はドラマで感じた通りのものでしたが、 やはり小説の方が面白いですね。 コメディ本格警察小説といったところでしょうか。 続きも読みたいと思います。 | ||||
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ドラマを観て、まぁまぁおもしろかったので、購入してみました。 読んでみてつまらないということはけっしてないのですが、人にはおすすめしないかなぁという感想です。 時間があれば読んでみるのもいいかもしれません。 | ||||
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2012年に出た単行本の文庫化。 警察をテーマとした壮大なミステリである。単なる犯罪捜査ではなく、その裏に大きな野望が潜んでいるところがおもしろくもありつまらなくもあり。おもしろさはいいとして、つまらない理由は、犯罪そのものが付け足しのようになり、どうにも論理性に欠けるからだ。 その点にかぎらず、イマイチまとまりのない小説だ。キャラクター主眼のようでもあり、どんでん返しに力を入れているようでもあり、パニックを描こうとしているようでもあるのだが……。 すでにシリーズ第3弾まで出ているらしい。 | ||||
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かわいらしいイラスト絵から想像されるよりは、意外に本格的な内容。 それが気に入る人もいれば、かったるく感じる人もいるかもしれない。 私は前者だったけど、でも話の展開が、もたついてる感は確かにあるかも。 読書慣れしない人は、意外に途中で挫折するパターンもあるかもしれない。 でも、おもしろい作品。 ドラマもいいけど、原作の方がしっかりできてる感じがする。 | ||||
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ドラマより原作のほうが面白い。ドラマは後半が荒唐無稽な展開になってしまったけれど,小説の方はまあまあ読めます。星4つは甘いかな。 | ||||
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率直な読後感は、面白かったし続編も読んでみようかしらんというものだった。 じゃあなんで評価が☆二つだけなんですか、という話だけれど、それは欠点も多い作品だったからだ。 冷静に振り返ると中々ヒドイ。 欠点とは構成。特に冒頭がヒドイ。 冒頭である事件が語られるのだが、そこの視点人物がなんとメインキャラの二人ではない。 さらにヒドイのは、その事件の容疑者が自殺してしまうのだが、そこが伝聞体で書かれているのだ。 上の方は最初のシーン。さらに重要かつ印象に残すべきシーン(伏線として)でメインキャラとまったく関係ない名前ありの刑事が活躍してしまう事。確かに、活躍、というほど活躍するわけではないけれど、後々も時折こちらのBパートともいうべきメインとは別刑事の話が挿入される。そんで最後にメインとそのBパートが交差する。 違う線と線が交差するというジッドの『法王庁の抜け穴』なんかのまあ、よくあるパターンといえばそうなんだけれど、わりと中途半端にほとんどダイナミズムに欠けた形で合流するので、というよりむしろ予定調和的に穏やかにあー、ようやく繋がるのね、という感じのおじいちゃんのギョクモン的会合。ゆるいです。 正直、こんなのならもっとシンプルにメインキャラ二人が過去の事件を探るとかいうパートをいれて消化すりゃいいのに、と思ってしまう。繰り返しになるけれど、冒頭にメインじゃない人たちの話をするのは手が込んでるかもしれないけれど、逆に読みにくく、あ、こいつらの話なのねと勘違いする読者(私のことだ)もいるからはからデメリットもあるというのが実によくわかる。 あとBパートとメインのテンションが違い過ぎて読みにくい。さらにBパートがおもんなさ過ぎて斜め読みし、本筋がわからなくなる読者(私のことだ)もいる。 そしてもう一つ。 冒頭のBパートの容疑者が自殺するのが伝聞体、という点。 これは単なるポカ、というかセンスの違いなのかもしれないけれど、容疑者を確保するところはドラマ視点で書かれている(現在進行形的に緊張感を持って書かれている)にも関わらず、なぜか自殺するシーンは伝聞体。この場合、普通、自殺するシーンはなんとか工夫してでもドラマ視点で書くでしょ。そっちを印象に残さなきゃならんのに。なぜか、単に特に抵抗もない自宅から容疑者を連行するシーンが緊張感を持って書かれている。謎である。傘の少女のミスリード伏線のためにこっちを濃くした、ともいえるかもしれんが、最終的にはそこまで重要ではなかったので、疑問は残る。というか、かなりクエスチョン。答えは、おそらく書くのが面倒だったんだろう。確かに、面倒そうだ。 と、欠点はあるが、160ページぐらいからグンと面白くなるので、手に取ってみたものの微妙な人はそこまで頑張ってみてください。そこまで読んで無理ならあきらめろ。時間の無駄だ。 | ||||
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う~、この最後はないな! ○○○○で毒ガス? 途中まで面白かったのに、なんか白けちゃいました。 文章は面白いけど、ネタ的には???という作品です。 | ||||
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1月より武井咲さん主演でドラマ化されているようですが、私はテレビがないので、状況がわからずに読ませて頂きました。 短編で軽く流していくものか?と思っていましたが、どうしてどうして、本格的なポリス・ストーリーでしっかりした仕上がりで、意外?といえば、失礼ですが、かなり質の良い作品です。 著者の似鳥鶏さんの実力は十分なのでしょう!素晴らしいです。 近々パート2も読ませて頂きます。 大変満足させて頂きました。 | ||||
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最近、これはと惹かれるタイトルがなかったので タイトル買いしてよった作品です。 TV番組になる前の作品をみつけるのは楽しいですよ | ||||
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ラノベ風であり、本格的なミステリの要素もありながら、最終的には別のものを描いていておもしろい。 キャラもラノベ風で軽く、それでいておもしろく、ギャグも個人的に趣味に合い、つい笑ってしまった。 単なるミステリの謎解きではないラストは想定外でかなり楽しめた。 だが、この作品を読むきっかけは「特別増量立ち読み版」という名の中途半端な無料サンプルだった。 そのため、途中まで読んでしまった以上は続きが気になり、この書籍の購入となった。 電子書籍ならではの上手い商売方法だとは思うが、無料サンプルであることを明記せず、 特別増量立ち読み版などという紛らわしい言葉(しかも期間限定と明記)でつられたことは後味が悪い。 また、電子書籍の価格も文庫本とほぼ同じで第二弾にいたっては単行本とほぼ同じ価格という点に納得しかねる。 作品自体は非常におもしろかったが売り方と電子書籍の価格設定に不満が残る。 | ||||
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テレビドラマの原作ということで、読んでみました。 会話のテンポが少し馴染めずなかなか入り込めませんでしたが、途中からは夢中で読みました。 さえぎられるたとえ話も読んでみたいな〜。 | ||||
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個性的なキャラクターには愛着が持て、事件の展開も面白いが、クライマックスが消化不良な感じ。 | ||||
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似鳥鶏さんの登場人物は、どれも個性的です。よくある警察ものと違いちょっと力が抜けた設定があたらいしく感じます。 | ||||
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コミカルな内容かと思って読み進んだら、意外と設定や犯人の動機などがシリアスで、読み応えがありました。 いい意味と悪い意味、両方向で裏切られたというか。 読み終わってから振り返ると、コミカルな部分がどことなく浮いて感じられるのが、少し残念です。 | ||||
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表紙からはオタク系の読み物かと思いましたが、 題名がちょっと気になって読んでみました。 いやー面白かったです。 最初の方の設定で、そりゃ無茶だろというようなところがありましたが、 最後にどういうことだったかがわかります。 | ||||
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色白で小柄、見た目は女子高生にしか見えない海月千波警部と、 彼女のお守りをすることになった設楽恭介巡査の2人が、 連続放火犯を追っていくというお話です。 基本的には設楽の一人称ですが、章によっては語り手が 高宮という刑事に代わり、少女殺害事件の話となります。 最終的には、この2つの事件が絡んできて・・・ 表紙を見たときは、もっと軽い感じのお話と思っていましたが、 変化する放火の内容と、別ストーリーで展開される殺害事件が リンクされ、徐々に引き込まれていきます。 ただし、単に真面目でないのも事実。キャリア組で刑事部長の 親戚という立場でありながら天然でマイペースの海月、 彼女に翻弄されながらも段々と信頼していく設楽の会話は、 まるで漫才のようです。 また、刑事部長や2人の上司である川萩係長もかなり突飛な 性格であり、笑える要素が満載の本格的なミステリーに 仕上がっています。 登場人物が突飛な分、今作は説明に終始してしまった部分も あると思います。ぜひ次回作で、2人の更なる活躍を見たいです! | ||||
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まずもって、似鳥さんらしくない作品です。 理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫)とは明らかに違った作品です。 一言で言ってしまうと似鳥版「相棒」って感じの作品です。 読んだ方からは、どこが相棒だって突っ込みを入れられそうですが…、私の個人的な思い込みですので悪しからず。 今後のシリーズ化を考えてのことかもしれませんが、今回は各キャラクターの顔見世的な内容でした。 読んでミステリ色もさほどでもなかったですし。(これミステリかなぁ) 海月と設楽のコンビは面白い相棒になりそうです。 次の事件に期待します。 | ||||
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