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陰陽師 飛天ノ巻
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陰陽師 飛天ノ巻の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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この巻には漫画にも出てこない短編が載っています。 鬼小町という話です。 清明でも救えぬ鬼がいたのか・・・と しんみり思いました。 | ||||
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鬼、闇、物の怪……。 本当は、もっと恐ろしい筈の場景が、 何処か淡々と語られている。 熱病患者のように朧気にしか 関わらして貰えないもどかしさ。 其れでいて不意に、背後に うずくまる闇に気づかされる。 そんな本である。 本書収録『鬼小町』のラストシーンは 狂わんばかりの美しさに 倒錯感を覚える。 忘れがちな種類の恐怖とも云える。 作者、夢枕獏氏の才が光る、 秀逸な一遍である。 まだ、お読みでない方は是非。 と言うのも、何だか勿体無い様な 気持ちにさせられる。 | ||||
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安倍清明と源博雅の関係が人気を呼んでいるシリーズです。 歴史は苦手ですが、平安京の町を難なくイメージできて、 まるでマンガを読んでいるように読み進んでしまいます。きれいな古典的日本語で読みやすく、状況説明から会話まで面白いが故に、 あっというまに終わってしまう淋しさの為、星4つ。わがままですか?ほんとは星5つのお薦めです! | ||||
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すでに、物語は成ってしまう。 作者もあとがきで書いているように、これは 『晴明と博雅の話』なのである。特に、この巻では、前作以上に源博雅についての言及が多く、 わくわくさせられてしまう。 彼がいなければ、晴明のちからは、どれほどおどろおどろしく 忌むべきものに感じられることだろう。 彼は、まるで、『お神酒』のような人である。清水のごとく透明な、 しかし、どこまでも深く、豊穣で、香立つ清酒。 晴明も浮世離れしているが、 彼以上に、この世にありえないと思わせる人。 それが、夢枕獏が大事に大事に造形している、 彼の『源博雅』その人である。一つ一つの物語を、ゆっくり味わって、 ふたりの「よき漢(おとこ)」に酔ってみるのも一興かと。 | ||||
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日本語の美しさにハッとします。多分、「ゆこう」「ゆこう」そういうことになった、という文がある限り陰陽師からは抜け出せないでしょう。いったいこの二人は毎日どのくらい酒を飲んでいるのでしょうか・・・。二人の会話がたまらなく楽しい! | ||||
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まずこの本を読む前に前作2冊を読むことを絶対にお勧めします。平安時代の妖怪話みたいなものです。 主人公は阿部晴明という人で、不思議な力を使って難事件を解決していきます。日本古典文学の今昔物語にのっているお話とかにヒントを得て書かれているものもあります。なんか今昔物語ときくとお勉強のことを思い出しとてもいやな感じですが、面白いです。また、高校生も古典知識を増やすのに『陰陽師』はいいんじゃないかなぁ。 | ||||
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「陰陽師」この言葉を聞いてなんだろう?って思うでしょうが、「陰陽師」平安京に仕える鬼やもののけや幽霊の類と戦ったりする人の事のようです。実際に「今昔物語」に記されている人物のようで様々な人により「陰陽師安倍晴明」について書かれています。この本もその1つであり、不思議さ、そして主人公陰陽師「安倍晴明」と武士「源博雅」の2人が織り成す絶妙な雰囲気そしてかっこよさ。読めばきっとわかると思います。 | ||||
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