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(短編集)
ビタミンF
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ビタミンFの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全102件 1~20 1/6ページ
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何せ古い本なので、ハードカバーの単行本(新品)があったので良かったです。古い商品なので若干焼けがありましたが問題はありません。重たいハードカバーの本だからこそ最後まで読むぞって気になりました。 | ||||
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別の読者が「全く泣けない」という最低の評価をしているが、私は逆に、この著者特有の安っぽいお涙頂戴のない好著であると感じた。 短編故に、それが出る間もなかったのかもしれない。 | ||||
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『ビタミンf』は、重松清の名短編集。 中に収められている『せっちゃん』、心揺さぶられます。 | ||||
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いろんな家族があり、夫婦間のことや、親子間のことをさまざまなストーリーで描かれていて、あっという間に読んでしまいました。 | ||||
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相当に売れてゐるベストセラー作家の直木賞作品であります。帯に「涙腺100%崩壊!」とあるものの、私にはそれ程の感銘とは行かず過ぎてしまひました。丁寧な行き届いた文章はあったと思ひます。それでも、大団円はなく一歩か二歩の前進で心が少し落ち着いて集結の形を示すのです。 うまく余韻を感じる形でまとめて置かうといふ作為(?)を私は何となく感じてしまひました。話が出来過ぎてゐます。例へば、苛められてゐる「セッちゃん」の話では、架空の「セッちゃん」の話に一区切りついてタイミングよく流し雛の存在が現れて川に流されます。よくなって行くのだらう今後への余韻でエンド。ストーリーはいいにしても、その娘さんは生徒会長になりながら苛めとして運動会の創作ダンスの所で振り付けの変更を一人だけ教へられないまま本番当日になるだらうか?ちょっと考へにくい違和感があります。 又、「かさぶたまぶた」では優等生の娘は難関私立中学の合格後のタイミングでの事件です。聾学校との交流会で躓き、隘路に陥って自画像が描けなかったのが土壇場ギリギリ卒業直前の一日で何とか落ち着いて行く。恰好のいい物語かな。さらけ出してはゐるが、傷は浅く終る。残酷とまでは言へない仮構世界のやうな現実展開。冷静といふかクールといふか、悲しみを深く共有してない不覚な人生のやうな氣がしました。 本篇作品に流れてゐるものは、高度成長の遠景、上京の身の上、ニュータウン住まひ、三十代から四十代の家族と夫婦、仮面ライダーやサザンオールスターズといふ流行りものの記憶、どれも作者に近い属性にあるものイメージ風景の数々。これらに近しい同世代の人々への地道なメッセージと言ふ事か。私は筆者とは二歳違ひの同世代。かなり分かるのであるが、私とは違ふ普通に家族を持った人の振り返り小説なのかな。苦悩、苛立ちは分からないでもなく状況を分かってくれてちょっと前向きに頑張ってみようといふオロナミンCのやうな清涼飲料水かも知れない。もっと筆者の別の作品を読んでみたい氣分てあります。 | ||||
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特に大きな出来事が起こるわけで はないので、自分と重ね合わせることが容易でした。週末は久しぶりに妻と話し合ってみようかな。 | ||||
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いい年のおっさん。 今の自分に必要だったものが物語の中にあった。 たまたまの出会いに感謝。 | ||||
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主人公たちと同年代で、なつかしく読みました。 各々の物語の結末も自然で、共感しました。 たぶん、この本を読むのは2度目ですが、何度読んでも、じーんわりときます。 | ||||
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40、50代 誰でも通りすぎる地点 何か考えさせられますね。 | ||||
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30代後半お疲れ気味の男性が主役の7編からかる短編集。 父親であり、夫であり、息子である彼らは、迷いの真っ只中。この年代を経験済みの自分としては、切なくもあり、共感するところ大である。 自慢の娘がいじめの標的になって「セッちゃん」、夫婦の危機の中の家族旅行「なぎさホテルにて」、母に捨てられた老齢の父の思い「母帰る」など。 「なぎさホテルにて」では、さしたる理由もなく妻を疎ましく思い始めた夫は、17年前の学生時代、恋人と泊まった思い出のホテルで、”もしも”を考えてしまう。こういう、女性に理解できない男のいじましさは、良〜く分かる。【直木賞】 | ||||
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どこにでも起こりそうで、ありそうな、家族の物語を、何気なく読み手の心を揺さぶる、直木賞作品。 | ||||
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初めて読んだのは20代の頃。最近また読んだけど、40代となった今、当時とは面白さが違いました。本当にリアルに書いていて、引き込まれます。 | ||||
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入る入らない事はないです。 | ||||
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30代後半から40歳、子持ちの男性を描いた短編集。 さまざまな親子関係が出てきます。どれもなさそうで、ありそうな。 アラフォー男性以外でも思うところがありそうなお話たちです。 家族とはどうあるべきか考えさせられる。でも重すぎず、さらりと読める。 著者の作品ははじめて読みましたが、ほかの作品も読んでみたいと思いました。 | ||||
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7つのストーリーからなる短編小説。 子どものいじめ、薄れゆく妻への愛情、年老いた両親との関係性など、どの家庭にも起こりうる問題に向き合う、新米中年おやじが主人公です。 体力も衰えていく中で仕事もちゃんとこなして、家庭も支えないといけない、40歳の父親ハードすぎます。笑 そんな悪戦苦闘するおやじ達の姿から、父親のあり方、家族とは何かについて考えさせられました。 やっぱり変にカッコつけずに、ありのままの自分を見せることって大事ですね。 自分は将来、どんなおやじになるんだろう。いい父親になれるのかな、なんて考えてしまいます。 世の中のお父さんが読んだらきっと泣いちゃう作品です。 | ||||
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重松清さんの直木賞受賞作品です。とにかく読みましょう!!読んだら分かります。優しい気持ちになると同時に切なさもも感じます。人間どうあるべきかを見つめなおすいい機会になると思います。 | ||||
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ずっと気になっていた一冊。やっと読めました。重松さんらしい一冊だと思いました。この方の本は今のところハズレなし。 アラフォーのお父さんが読んだら共感する部分も多いのでは?私は子供がいないので最後の、年老いた親の話が一番好きかも。 でも他の、子供が絡んだお話も面白かったです。重松さんが教員免許を持っているの、納得。どの話も未来ある風に終わっているのが良いです。 | ||||
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子供達は小学生~中学生 不良・いじめ・恋愛・優等生・親の離婚、子供なりにいろいろな問題を抱え始める年頃 両親もそろそろ歳をとってきた 妻との関係も「男と女」ではなくなっている オヤジ達も立ち止まって今の自分を考える年頃。 | ||||
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思わず目を背けたくなる辛さ、しかし同時に暖かさも感じられる家庭の現実。自分が主人公達の年齢である40歳前後になる時にもう一度読みたい。 | ||||
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一緒に子育てしてきたはずなのに、ある日自分と夫では子どもに対する考え方がこうも違っていたのかと気づいた時に読むと共感できることがたくさんあります。そして必ず小さな希望があることに気がつきます。 | ||||
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