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ハイブリッド 新種



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【この小説が収録されている参考書籍】
ハイブリッド―新種 (ハヤカワ文庫SF)

ハイブリッド 新種の評価: 3.75/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

ハイブリッド

先人のネアンデルタール人に対する哀惜を感じる。
ハイブリッド―新種 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:ハイブリッド―新種 (ハヤカワ文庫SF)より
4150115354
No.3:
(4pt)

SFどんちゃん活劇

SFどんちゃん活劇です。3部作の中で、いちばん軽いですね。でもずいっずいっと読んでしまう面白さはあります。ただ、地球磁場と人間の精神に関わる話は、前2作で伏線でかかれていたにしては、最後の展開はお粗末と思う。もっとえぐってほしかった。
ハイブリッド―新種 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:ハイブリッド―新種 (ハヤカワ文庫SF)より
4150115354
No.2:
(4pt)

実はギャグ小説。ネタとして楽しむべし

前作『ヒューマン』から本作の間に、日本のネット社会では「モヒカン族」ムーブメントがあった。これがそのままこのシリーズの主題にマッチしているということに、読み始めてすぐこれに気づいてしまったときは、思わず「あっ」と声を上げてしまった。つまり、このシリーズにおけるネアンデルタールたちは、まんまモヒカン族なんである。徹底した合理精神、問題解決には技術を持ってのぞむその姿勢、どこから見てもモヒカン族だ。なるほど、読んでいてネアンデルタール人社会にどうしようもなく惹かれるわけがわかった。さらに作者はホモ・サピエンスのムラ人っぷりをわざと強調して描いているので、その対比はさらに明確になっている。典型的なムラ人であるジョック・クリーガーの描写はまさにそれ。結果的に、ネアンデルタール人描写にちっとも新鮮味がなくなってしまった上に、話の流れがたいへん読みやすくなってしまい、読書の面白さが減ってしまったのである。翻訳を待っている間に新しい科学的発見があって、設定自体が台無しになってしまうSFは少なくないが、まさかこっち方面から攻められるとは思いもしなかった。もちろん、小説としての面白さは残る。前作で明かされた「人類存亡の危機」は、まさかという形で利用され、エピローグとあわせて、なかなか楽しく笑えるオチがつく。後半語られるかなりムチャなフェミニズム思想もそうだが、実はこれ、ソウヤーはギャグ小説として書いてたんじゃないかと勘ぐってしまう。モヒカン族はそのムーブメント自体が「ネタ」なわけで、そう考えると相乗効果を楽しめる余地もあるかもしれない。
ハイブリッド―新種 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:ハイブリッド―新種 (ハヤカワ文庫SF)より
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No.1:
(4pt)

つまらなくはないですが、ラストが多少唐突かも…

~これまでどちらかというと地味に展開してきただけに、
そのままじっくりと話を進めてくれたら良かったと思うのですが
(特に事件が起きず/長くても、抜群に読みやすいし)、
映画的なサスペンス要素と、
『ターミナル・エクスペリメント』のようなラストの拡張、
『イリーガル・エイリアン』のようなおまけが入っているのは、
サービスのしすぎで、逆~~にバランスを崩しているような感じもなくはありません。
『フレームシフト』的な路線で終始しても良かったのではないでしょうか…。ここに来て、前2作から折に触れて描かれてきた
“神/信仰心”の問題がクローズアップされて来ます。
基本的には無信仰の日本人からすると信仰心は脳の機能である、
というのは比較的受け入れやすいと思うのですが、$N~~$いちおうキリスト教圏である作者は、
どういう塩梅でこのテーマを扱ったのでしょうか…。
確かに『ターミナル・エクスペリメント』のバリエーションとして見れば
SF作家らしい切り口、とは思いますが…。~
ハイブリッド―新種 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:ハイブリッド―新種 (ハヤカワ文庫SF)より
4150115354

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