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(短編集)
サファイア
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サファイアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 41~60 3/4ページ
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短編集ですが最後の二つは繋がったストーリーです。 一話一話がとても印象深く皆に読んで欲しいです。中でも島の刑務所の介護施設の話は超面白かった(笑) | ||||
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本書は近年、脚光を浴びている湊かなえ氏の短編小説で、7種の宝石をテーマにした物語が描かれています。 本好きの知人に勧められて読んだのですが、登場人物の心理描写がとてもリアルで引き込まれました。 彼らの心の動きはさながら汚泥の渦で、時々蓮のような輝きを見せたり、ヘドロのような悪意を浮かび上がらせたりしていて、その混沌さがキャラクターの存在感を強く感じさせました。 またそれぞれがミステリーとして謎を含んで展開し、最後の場面でちょっとした仕掛けを組み込んでいることにも関心させられました。 個人的には、学生時代の友情を象徴したムーンストーンや、関わった人々の運命を大きく変えた連作のサファイアとガーネットが心に残りました。 文章にこの著者特有のリズムと気配があり、読み手の好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、力のある作家だと思いました。 | ||||
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著者の本は何冊か読んだことありますが、短編集は初めてだったので購入。 内容自体はどの作品も読みやすく、すぐに読み切ってしまいました。 | ||||
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面白かったです。途中謎めいた一文があり引き込まれてしまいます。うまい。女性にとっての宝石。男性には解らない女心。見事。サファイアの中の一文には思わず線を引いてしまいました。そんな相手に出会いたいと思う一文です。素敵な夢を。幸せを。 | ||||
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結末になるほど・・・と思わせてくれる作品でした。湊かなえさんの作品はどれも必読です。 | ||||
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「可もなく不可もなく」というのが一番の感想です。確かに告白ほどのインパクトはないけれど、逆にこの本が先で告白が後だったら読者の持つ 湊さん作品のイメージがもっと面白いものになったような気がします。逆に告白の成功があったからこそ出せた本、とも言えるのかもしれませんが。 読んでいてあまり宝石との関連が見えなかったし(サファイア以外)ミステリーなのか、家族のドラマなのか、というキャテゴリーが全体的に なんとも中途半端だったことと、登場人物があまりにもつながりすぎていて(それがまたそういうことなんだろうと読んでいて予測できてしまう) 偶然でもここまでつながるかなぁ?という突飛さが少し残念でした。それでも読みやすい短編集としては良いのではないでしょうか。 | ||||
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唯一、「サファイア」と「ガーネット」という作品だけが連作であるだけで今回は短編集。 湊さんらしいあっと驚くような仕掛けはあるものの、1つ1つが短いせいかいつもの湊作品よりは軽く読めました。 毒も軽め(笑) 湊さんは毒がウリ(笑)なのかもしれないけど、今回は毒が効きつつもほっこりできるものもあり、「ルビー」というお話がいちばん好きでした。 おいちゃん・・・ ( ノω-、) 「猫目石」だけがどうも納得いかなかった。もうちょっと詳しく書いてくれないと・・・たぶん私、オチを読み間違えてるかもしれない。 「ガーネット」で主人公のマミ(作家)宛てに寄せられる読者からの評価は おそらく「告白」でデビューした頃の湊さんに対する読者の言葉や体験がもとになってるんだと思います。 タイトルにすべて宝石の名前がついてるけど、 宝石にこれっぽっちも興味のない私は「なんでこのタイトルなの?関係ないじゃん」ってほぼすべての作品で思ってしまった。 他の方のレビュー読んでみると「ああ、そうか・・・」と納得できたけど、興味がないって怖いね(笑) 自分の女子力の低さにも驚愕しました。 | ||||
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途中から読むのが苦痛になるほど、面白くない作品でした。 湊さんの作品の中でも、一番最悪な作品だったと思います。 短編は向いていないのでしょう。 作家が、せいぜい調べたのは、誕生日石についてのみだけで、湊さんの日常生活の範囲内に収まった、視野の狭い作品です。 心情を冷たく客観的に描く作風、棒読みのような台詞などは、『告白』からの数年は非常に面白かったが、今となっては、力量の足りなさがそうさせたのではないかと感じる。 長編では物語の意外性でカバーできるが、短編ではその力量のなさが著しく出て来てしまう。 頭の使わない薄っぺらな作品でよければ、時間つぶしにいいでしょう。 ワクワクしたり、心を打たれる作品を好むなら、お金と時間の無駄です。 世の中にはもっと良い作品があります。そちらを読みましょう。 | ||||
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「宝石を巡る連作小説」というふれこみが嘘であることはまあよしとしても、どの章も 読んでいてうすら寒くなってくる内容でした。これがあの「観覧車」や「少女」を書いた 名手・湊かなえか?と信じられない思いでした。「猫目石」だけが辛うじて批評の対象になるかな と思いましたが、それとて彼女の作品群の中ではかなりレベルの低いものなのではないでしょうか。 上手の手から水が毀れるとはこのことでしょうか。とくに台詞まわしがやたらと不自然で ぎこちなく、山田某の”棒読み”セリフを彷彿とさせるものでした。くう・・・ | ||||
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湊かなえさんにしては珍しい(または初?)の短編集。文庫になるまで待ちきれなくて、ちょうど、ひっくり返って驚いちゃったものすごい小説Nのためにを読んで以来、中毒になってしまったのかもしれません!(今、ドラマ化されてて嬉しいです) サファイアの本は、最初の方は、ものすごい衝撃的なことは起こらないのだけど、最後の2章目からがいや、凄かったです。 最後の2章はほぼセットになっていて、最初の賞では、主人公、恋人が亡くなって、その恋人が主人公にあげた指輪を買うお金を創るために悪いことまでしてしまったのに、轢死してしまい、どうしようもない悲劇的ななかで突然ざくっと終わるのですが(湊かなえの書き方はいっつも文章をそぎ落としてそぎ落としていて、モウ自分で考えるしか無いくらい、ばっさばっさと情報最小限にして、まるで禅の修行僧のような文章と構成なのですが、このサファイアもそうでした。だから1回読んでうーんと考えて、必ずもう一度読んでしまうから、1冊で何冊の本にも値すると思います。 このサファイア、こんな絶望的な状況で終わるんだろうなーと思っていたら、最後の5ページでだーーーーっと、展開が変わって、心がボロボロになってた主人公が救われる。あっという間。余計なことは何も書いてない。この人の思い切りの良さはハンパないです。びっくりして衝撃をうけえて暫く呆然としてしまいました。こんなミラクル展開を考えつくなんて、天才なんだなーとやっぱり思ってしまいました。最後の5ページで、1冊分の感動をどーんともらってしまい、受け止めるのが大変でした。 | ||||
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ダイヤモンド、真珠、ルビー、サファイアなど、7つの宝石に込められた女性たちの心の深淵を描いた短編集 どの短編も読みやすく、あっと言う間に1冊読み終えました。 フィクションならではの現実に有り得ない設定の「ルビー」では楽しめ、そして短編ならではの最後の結末も歯切れ良い。 最後の連作「サファイア」「ガーネット」ではいじめ問題、悪質商法、事故との絡みも、違和感なく読めます。 この最後の2作ではかなり感情移入して読む事が出来ました。 人物描写、心理描写がわかりやすく終始脳内映像で登場人物が動いていました。 湊さんの著書はやはり面白いです。 | ||||
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「真珠」:何じゃこれは?たぬきおばさんの心情が理解できない 「ルビー」:奇妙な出会いだなあ 「ダイヤモンド」:雀が登場したのが意外で、面白かった。登場したのが探偵だったら、ありふれたストーリーになってしまうけど。 「猫目石」:おしゃべりの坂口さんは事故死か他殺か? 「ムーンストーン」:DVが原因の殺人事件というストーリーは珍しくないけど、夫の変貌ぶり、中学校の同級生の変身と成長ぶりがスゴイ。 「サファイア」「ガーネット」:女心ってこういうものなのか? 「ガーネット」:これは、湊かなえの自叙伝? | ||||
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そしていつも通り、読後感はイマイチです でもそれが『湊かなえ』なので問題はないかと思います らくにさくっと読める1冊です | ||||
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短編集とは知りませんでした。 好きなものは慌て者っぽいすずめ娘の話。 すずめって感じで一途がうりかと思ったら違う感じがよろしい後味でした。 59万円の話は 殺す人、相反する人になろうとする人、自分を見た人 世間はどんな比率だろうとアンケートをとりたくなりました。 | ||||
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とっても読みやすく、あっと言う間に読破しましたが、頭の中で何回も思い返し、余韻の残る物語ばかりでした。 湊さんの作品は、初めて読みましたが、次は何を読もうかと考えています。 | ||||
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おもしろかったです 短編ながらすっきり終われるものや あとあと考えさせられるものがあり 良かったで | ||||
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短編集なので仕方のないことかもしれませんが、 人物の繋がりが薄くて、?と思う話もありました。 でも、表題にもなっている「サファイア」と「ガーネット」は 湊さんらしくて好きでした。 最初、目次を見たとき表題の「サファイア」が最後から2番目で 最後が「ガーネット」なので、あれ?と思いましたが、 読み終わると、そういうことか…と納得です。 最終話「ガーネット」の書き出しは湊さんの代表作「告白」が浮かぶような文章です。 (「ガーネット」の中では『墓標』というタイトルになっています) 正直、「告白」は面白く読めたけど、読後感が悪くて 本棚に残したい本ではありませんでした。 ただ、この「ガーネット」を読んで、 作者は読者にこんな風に感じて欲しかったのかな、と思いました。 | ||||
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私的には「ムーンストーン」が良かったです。だからアマゾンの内容が書いてある所に「ムーンストーン」の内容が書いてあるのかなと。。。 宝石の名前でいろいろな短編集になっています 今何かと話題のいじめ問題 「ムーンストーン」には思春期独特の気持ちの動きが書かれています ここに登場する小百合のように強くなれれば救われる気持ちもいっぱいあるんだろうな。。。と思いながら読みました いつも思いますが湊さんの本は2度読んだ方が楽しいです。2回目にあ!なるほど!とおもう部分があります | ||||
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結構分厚い本ですが、とてもフラットで読みやすくすらすらすら・・っと読んでしまえます。 ミステリなのか、といわれるとう〜ん・・って感じですが、あまり怖いのが苦手なので私には丁度良かったです。 個人的には、最後2作続きの「サファイア」〜「ガーネット」が一番良かったです。 紺野マミと麻生雪美の対談が始まってから間もなく、あー見えてきた・・・と心の中で呟いていました。 真美と修一の恋愛期間はとても爽やかで初々しくもあり、好感が持てます。 全体的に衝撃度も少ないのでエッセイ感覚で読めると思います。 | ||||
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「ダイヤモンド」が秀逸。よくこんなおかしな話を思いついたものだ。 「真珠」もミステリーとしては絶対ありえない極めていい加減な話なのだが、なんとも言えぬ魅力がある。 ただ表題作と、セットの「ガーネット」は「ふーん」というくらいでそれほど感心はしなかった。 その他の作品もそれぞれ、一定の水準が保たれており、まずは読んでおいて損のない仕上がりである。 | ||||
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