パレード

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評判

パレードの評価:

3.75/5点 レビュー 184件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.75pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全368件 301〜320 16/19ページ
No.68
(5pt)

レビューを読んでびっくり。

~何の前知識もなく、この本を読んだ。
まず、目次を見て、何のことだかわからず、次に2人目の心理描写に移った時点で、やっと目次の意味、本書の構成を理解した。
それからは、ただ、おもしろかった。レビューに『こわいこわい』とあったけど、私はまったくこわいともなんとも思わなかった。
私は、人が人に干渉しないことが危険、こわいことだとは、~~思わない。
本書を読んでこわいと思う人のほうが、こわい。ただ、人は、同じところにはずっといられないのだ。~
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.67
(5pt)

レビューを読んでびっくり。

~何の前知識もなく、この本を読んだ。
まず、目次を見て、何のことだかわからず、次に2人目の心理描写に移った時点で、やっと目次の意味、本書の構成を理解した。
それからは、ただ、おもしろかった。レビューに『こわいこわい』とあったけど、私はまったくこわいともなんとも思わなかった。
私は、人が人に干渉しないことが危険、こわいことだとは、~~思わない。
本書を読んでこわいと思う人のほうが、こわい。ただ、人は、同じところにはずっといられないのだ。~
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.66
(4pt)

存在の耐えられない軽さ

数人の男女が東京の2LDKで同居生活を行う。それぞれはマクロな人生の目標なんて持っておらず、毎日をそれなりに過ごしている。ルームメイトとの関係もとてもソフト。小粋な会話と笑いに包まれて、面白おかしく暮らしている。しかし……!
各々が他者に感じている微妙な違和感と敵意、疎外感。各々が自分に感じている「これでいいのか」の気持ち。この小説を読んで「痛いとこ突かれた!」と思った若者は多いのでは。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.65
(4pt)

存在の耐えられない軽さ

数人の男女が東京の2LDKで同居生活を行う。それぞれはマクロな人生の目標なんて持っておらず、毎日をそれなりに過ごしている。ルームメイトとの関係もとてもソフト。小粋な会話と笑いに包まれて、面白おかしく暮らしている。しかし……!
各々が他者に感じている微妙な違和感と敵意、疎外感。各々が自分に感じている「これでいいのか」の気持ち。この小説を読んで「痛いとこ突かれた!」と思った若者は多いのでは。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.64
(5pt)

読後にジワジワくる怖さ

吉田修一氏の作品はこれが初めてでしたが、文体は読みやすく、サクサクページをめくることができます。身近にいそうなんだけれど、どこか「壊れた」5人の若者。読みながら5人の登場人物が身近に感じられ、壊れたところがない人間なんているのだろうか?という気がしてきます。頻繁に住人が増減するこの共同生活は、琴美の言うところのインターネットのチャットルームのようなもの。「嫌なら出て行くしかない、いるなら笑っているしかない」。そこにいるための自分の仮面を作り上げ、お互いの本質には干渉せず、笑って過ごす。それを心地よいと感じてしまう。5人のうち重大な過ちを犯す人物が出てきますが、その人物が愛しくて仕方ありません。仮面を取ろうともがいた末に直面した事実はあまりにも怖い。琴美の荷物の横にあった記入済みの宅急便の出荷票、という記述が忘れられません。イヤになったらいつでも出ていけるという気楽さ、人間関係の希薄さに寒気が走りました。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.63
(5pt)

読後にジワジワくる怖さ

吉田修一氏の作品はこれが初めてでしたが、文体は読みやすく、サクサクページをめくることができます。身近にいそうなんだけれど、どこか「壊れた」5人の若者。読みながら5人の登場人物が身近に感じられ、壊れたところがない人間なんているのだろうか?という気がしてきます。頻繁に住人が増減するこの共同生活は、琴美の言うところのインターネットのチャットルームのようなもの。「嫌なら出て行くしかない、いるなら笑っているしかない」。そこにいるための自分の仮面を作り上げ、お互いの本質には干渉せず、笑って過ごす。それを心地よいと感じてしまう。5人のうち重大な過ちを犯す人物が出てきますが、その人物が愛しくて仕方ありません。仮面を取ろうともがいた末に直面した事実はあまりにも怖い。琴美の荷物の横にあった記入済みの宅急便の出荷票、という記述が忘れられません。イヤになったらいつでも出ていけるという気楽さ、人間関係の希薄さに寒気が走りました。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.62
(4pt)

確かに怖い!

文庫の解説に「怖い」という言葉を見ていたけれど、数行読んだだけで本編を読み始めたので、これのどこが怖いんだろう?と、この近ずきすぎない登場人物達の距離感が好きだなぁ~と、結構、のほほんと読んでいったのですが・・・・
確かに怖い!次第に、吐き気をもよおすくらいの描写あり、そして、最後は、怖い!怖すぎる!
・・・結末が、怖いというよりも(怖いけど)、この結末が、現実の日常にあっても何の違和感も感じないだろうなと感じてしまった事が一番怖かった。絶対、こういうこと、あると思った。
だけど、なぜか嫌いじゃない。ぎょっとして、ぞっとするんだけど、そう感じたことは残るけれど、残り過ぎないとでもいうのか?また読み直そうって、なぜかすぐ思ってしまった。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.61
(4pt)

確かに怖い!

文庫の解説に「怖い」という言葉を見ていたけれど、数行読んだだけで本編を読み始めたので、これのどこが怖いんだろう?と、この近ずきすぎない登場人物達の距離感が好きだなぁ~と、結構、のほほんと読んでいったのですが・・・・
確かに怖い!次第に、吐き気をもよおすくらいの描写あり、そして、最後は、怖い!怖すぎる!
・・・結末が、怖いというよりも(怖いけど)、この結末が、現実の日常にあっても何の違和感も感じないだろうなと感じてしまった事が一番怖かった。絶対、こういうこと、あると思った。
だけど、なぜか嫌いじゃない。ぎょっとして、ぞっとするんだけど、そう感じたことは残るけれど、残り過ぎないとでもいうのか?また読み直そうって、なぜかすぐ思ってしまった。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.60
(5pt)

どこから狂っているのか?

ということをもう一度確かめたくて、読み終えたあと、すぐにまた読み返してしまった。
最初から軽い文体で入りやすく、特に1章2章では時々くすっと笑ってしまうようなところさえある。読み進めていくうちに次第に笑えなくなるが。最初に読んだパークライフで著者にはやや失望したが、何か引っかかるものがあったのでパレードも読んでみたところ、こちらの方がはるかに読み応えがあった。読後に深い余韻が残る。
東京という舞台を上手く使った作品だ。このストーリーは東京が舞台でないとありえない気がする。東京は知らぬうちに人を追い込んで孤独にさせる何かがあるような気がする。それに気づかず、追い込まれた人間の日常を描いている。良平が「卒業したら地元に戻る」とさらりと言い切った台詞が妙に心に残る。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.59
(5pt)

どこから狂っているのか?

ということをもう一度確かめたくて、読み終えたあと、すぐにまた読み返してしまった。
最初から軽い文体で入りやすく、特に1章2章では時々くすっと笑ってしまうようなところさえある。読み進めていくうちに次第に笑えなくなるが。最初に読んだパークライフで著者にはやや失望したが、何か引っかかるものがあったのでパレードも読んでみたところ、こちらの方がはるかに読み応えがあった。読後に深い余韻が残る。
東京という舞台を上手く使った作品だ。このストーリーは東京が舞台でないとありえない気がする。東京は知らぬうちに人を追い込んで孤独にさせる何かがあるような気がする。それに気づかず、追い込まれた人間の日常を描いている。良平が「卒業したら地元に戻る」とさらりと言い切った台詞が妙に心に残る。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.58
(5pt)

深層

「パークライフ」、「日曜日たち」に続いてこの作品を読みました。3冊の中ではこれが一番よくできていると思います。共同生活をしているそれぞれの人物の本音とたてまえを順番に描いているので、主観者は次々と替わっていくのに、物語がまったく途切れずに進んでいくところがすごいと思いました。吉田さんの作品にはどれも乾いた寂しさのようなものを感じます。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.57
(5pt)

深層

「パークライフ」、「日曜日たち」に続いてこの作品を読みました。3冊の中ではこれが一番よくできていると思います。共同生活をしているそれぞれの人物の本音とたてまえを順番に描いているので、主観者は次々と替わっていくのに、物語がまったく途切れずに進んでいくところがすごいと思いました。吉田さんの作品にはどれも乾いた寂しさのようなものを感じます。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.56
(4pt)

ぞっとする

こわい話です。自分の身近にも起きそうな、そんな、さりげなく身にしみる怖さ。それぞれの登場人物の視点から語られる物語には、随所に小さなしかけがあり、飽きずに読み進められました。ラストにはびっくり。読み応えのある作品だと思います。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.55
(4pt)

ぞっとする

こわい話です。自分の身近にも起きそうな、そんな、さりげなく身にしみる怖さ。それぞれの登場人物の視点から語られる物語には、随所に小さなしかけがあり、飽きずに読み進められました。ラストにはびっくり。読み応えのある作品だと思います。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.54
(5pt)

意表をつかれました。

こわい本だという事を全く知らずに、若者の共同生活の物語だと思い込んで読み進めていたのですが、サトルが出てきたあたりからハラハラし始め、第5章ではゾっとして、本当に怖かったです。
希薄な人間関係の中で、100%ありえない話ではないな、と思うと本当にゾッとします。
最近読んだ中で、一番ビックリした本でした。個人的にはすごく好きです。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.53
(5pt)

意表をつかれました。

こわい本だという事を全く知らずに、若者の共同生活の物語だと思い込んで読み進めていたのですが、サトルが出てきたあたりからハラハラし始め、第5章ではゾっとして、本当に怖かったです。
希薄な人間関係の中で、100%ありえない話ではないな、と思うと本当にゾッとします。
最近読んだ中で、一番ビックリした本でした。個人的にはすごく好きです。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.52
(4pt)

地方出身者として

作者と同じ長崎の出身です。
地方出身者にとって東京とはあまりにも大きくザワついた街で、あたりのノイズを振り払うかのように何らかのコミュニティ(仲間)にすがりつき、そうやっていつのまにかノイズは遠のいていき、自分がその一部に吸収されてしまったことすら分からなくなってしまいます。(あるいは気付きたくないだけなのかもしれません。)この作品の初めに語られる“良介”の章で、彼の両親への思い、都会への思い、故郷に残してきた友人への思い、そして新しい仲間への思いに、なんだかすべてを見透かされているような気持ちにさせられました。特に両親への感謝の念。作者は「最後の息子」でも同じような描き方をしています。そのエピソードのひとつひとつがまるで自分のことのように胸に突き刺さりました。そして、そういう人間にとっていちばんの憧れである“直樹”という存在。彼の言葉で語られる最終章にもグッとくるところが多かった。自分とは正反対の人間の実直な告白なんですから。きっと東京という街は、そういうエピソードの集積地点なのでしょう。ここへ寄り集まってきたすべての人間の中に、それぞれのアナザー・ストーリーが存在するのだと思います。作者はその一例を提示してくれた。そう考えた時に「パレード」というタイトルがよりリアリティを帯びてくると思うのです。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.51
(4pt)

地方出身者として

作者と同じ長崎の出身です。
地方出身者にとって東京とはあまりにも大きくザワついた街で、あたりのノイズを振り払うかのように何らかのコミュニティ(仲間)にすがりつき、そうやっていつのまにかノイズは遠のいていき、自分がその一部に吸収されてしまったことすら分からなくなってしまいます。(あるいは気付きたくないだけなのかもしれません。)この作品の初めに語られる“良介”の章で、彼の両親への思い、都会への思い、故郷に残してきた友人への思い、そして新しい仲間への思いに、なんだかすべてを見透かされているような気持ちにさせられました。特に両親への感謝の念。作者は「最後の息子」でも同じような描き方をしています。そのエピソードのひとつひとつがまるで自分のことのように胸に突き刺さりました。そして、そういう人間にとっていちばんの憧れである“直樹”という存在。彼の言葉で語られる最終章にもグッとくるところが多かった。自分とは正反対の人間の実直な告白なんですから。きっと東京という街は、そういうエピソードの集積地点なのでしょう。ここへ寄り集まってきたすべての人間の中に、それぞれのアナザー・ストーリーが存在するのだと思います。作者はその一例を提示してくれた。そう考えた時に「パレード」というタイトルがよりリアリティを帯びてくると思うのです。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.50
(4pt)

野良犬たちの奇妙な共同生活。

保坂和志の『草の上の朝食』若者たちは、野良犬たちの集まりという感じ。
ちょっと凶暴で乱暴で寂しがり屋で生きるのがへたくそで
集団でなくてはうまく生きるられない野犬たち。
直樹くんがリーダ犬といったところだろうか。みな素顔を隠したまま
上手にお互いとの距離をとって生活している。『草の上の朝食』の奇妙な共同生活もいいなあ~~と思ったけれど、このカタチの
人間関係もまた、とてもいい。ぜひ、二冊比べて読んでみてください。
そして、考えてみて。あなたは、猫派?それとも犬派?
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.49
(4pt)

野良犬たちの奇妙な共同生活。

保坂和志の『草の上の朝食』若者たちは、野良犬たちの集まりという感じ。
ちょっと凶暴で乱暴で寂しがり屋で生きるのがへたくそで
集団でなくてはうまく生きるられない野犬たち。
直樹くんがリーダ犬といったところだろうか。みな素顔を隠したまま
上手にお互いとの距離をとって生活している。『草の上の朝食』の奇妙な共同生活もいいなあ~~と思ったけれど、このカタチの
人間関係もまた、とてもいい。ぜひ、二冊比べて読んでみてください。
そして、考えてみて。あなたは、猫派?それとも犬派?
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153