パレード

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評判

パレードの評価:

3.75/5点 レビュー 184件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.75pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全368件 221〜240 12/19ページ
No.148
(5pt)

静かな驚き。

一度目を読み終えて、「ん?」と思ったので、ネットでネタバレやら他の人のレビューを読んだ後にもう一度読みました。読んだ後、なんとも言えない不思議な気持ちになりました。確かに怖いです。でもただ怖いだけじゃなく……。ちゃんと面白さも感じられました。でも、素人の言葉で説明するとどうしてもその「面白さ」が安っぽくなってしまう気がするのでここではやめておきます。
 
 「うわべだけの付き合い」
 何気ないこの本のテーマのようですが、その「うわべだけの付き合い」が最終章に大きくかかわってきます。みんな何かを抱えている。しかし、一緒に暮らしていながらもそれをルームメイトに話したりはしない。それでいい。それがいい。だからこそこの本のラストがあり、みんながそれなりに幸せでいれるのだと思いました。

 最初のほうは(最初から終盤までずっと)退屈で仕方ありません。それぞれの過去。どうでもいいような事件……など。特別「え!?」というような事件が起きるわけでもなく物語は進んでいきます。だけど、その「退屈」に意味があるんです。一見意味の無いようなことにちゃんと意味があるんです。
 そして「退屈」を乗り越えて最終章を読み終えたとき、「え!?!?」ではなく、「……え?」という静かな驚きを感じました。(僕の場合)
 その衝撃的なラストがなぜ起こったのか、それは全て最終章に行き着くまでの「退屈」のなかにこめられているのだと思いました。

 現在映画も公開されています。僕は映画は見ていませんが、登場人物とキャストが非常にぴったりだと思います。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.147
(5pt)

静かな驚き。

一度目を読み終えて、「ん?」と思ったので、ネットでネタバレやら他の人のレビューを読んだ後にもう一度読みました。読んだ後、なんとも言えない不思議な気持ちになりました。確かに怖いです。でもただ怖いだけじゃなく……。ちゃんと面白さも感じられました。でも、素人の言葉で説明するとどうしてもその「面白さ」が安っぽくなってしまう気がするのでここではやめておきます。
 
 「うわべだけの付き合い」
 何気ないこの本のテーマのようですが、その「うわべだけの付き合い」が最終章に大きくかかわってきます。みんな何かを抱えている。しかし、一緒に暮らしていながらもそれをルームメイトに話したりはしない。それでいい。それがいい。だからこそこの本のラストがあり、みんながそれなりに幸せでいれるのだと思いました。

 最初のほうは(最初から終盤までずっと)退屈で仕方ありません。それぞれの過去。どうでもいいような事件……など。特別「え!?」というような事件が起きるわけでもなく物語は進んでいきます。だけど、その「退屈」に意味があるんです。一見意味の無いようなことにちゃんと意味があるんです。
 そして「退屈」を乗り越えて最終章を読み終えたとき、「え!?!?」ではなく、「……え?」という静かな驚きを感じました。(僕の場合)
 その衝撃的なラストがなぜ起こったのか、それは全て最終章に行き着くまでの「退屈」のなかにこめられているのだと思いました。

 現在映画も公開されています。僕は映画は見ていませんが、登場人物とキャストが非常にぴったりだと思います。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.146
(5pt)

現代に警鐘を鳴らしている

読破後、一気に色々なことを考えさせられ、
現代を生きる私に、ずしりと重い鉛を落としてゆきました。
でも、むしろ私はこの鉛を歓迎したくなりました。この本を読んでいなかったら、今の私達が置かれてる状況を考え、疑問に思うことさえなかったと思うから…。
私は今、学生ですが、同年代の人達にぜひ読んでほしい!

色々考えてしまうのはきっと、
私も、「パレード」しているからなのでしょう。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.145
(5pt)

現代に警鐘を鳴らしている

読破後、一気に色々なことを考えさせられ、
現代を生きる私に、ずしりと重い鉛を落としてゆきました。
でも、むしろ私はこの鉛を歓迎したくなりました。この本を読んでいなかったら、今の私達が置かれてる状況を考え、疑問に思うことさえなかったと思うから…。
私は今、学生ですが、同年代の人達にぜひ読んでほしい!

色々考えてしまうのはきっと、
私も、「パレード」しているからなのでしょう。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.144
(3pt)

面白さ・・・どこ?

若い男女が共同生活をしていて、それなりに打ち解けて仲良くしているけど
それぞれが自分を演じて、決して本当の自分は見せない。
そんな住人のそれぞれの語りが、1章ずつ、ゆるゆると続きます。
私は、未来・サトルあたりで結構、退屈に感じてしまいました。

最終章の内容には、みなさん同様、驚かされましたが、「えっ、これだけ?」と
物足りなく思ってしまいました。
前振りが長く単調に感じたため、最終章が短くインパクトが弱いという印象を受けました。

解説にも書いてあった通り、もう一度読み直せば、1回目と印象が変わってくるのでしょうし、
2回3回と読んでこそ、この小説の良さを味わえるのだろうとは思うのですが、
読後感が悪く、退屈な前ふりが長かったことが影響し、もう一度読もうという気持ちになれずにいます。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.143
(3pt)

面白さ・・・どこ?

若い男女が共同生活をしていて、それなりに打ち解けて仲良くしているけど
それぞれが自分を演じて、決して本当の自分は見せない。
そんな住人のそれぞれの語りが、1章ずつ、ゆるゆると続きます。
私は、未来・サトルあたりで結構、退屈に感じてしまいました。

最終章の内容には、みなさん同様、驚かされましたが、「えっ、これだけ?」と
物足りなく思ってしまいました。
前振りが長く単調に感じたため、最終章が短くインパクトが弱いという印象を受けました。

解説にも書いてあった通り、もう一度読み直せば、1回目と印象が変わってくるのでしょうし、
2回3回と読んでこそ、この小説の良さを味わえるのだろうとは思うのですが、
読後感が悪く、退屈な前ふりが長かったことが影響し、もう一度読もうという気持ちになれずにいます。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.142
(5pt)

例えば都心のオフィスビルで。

読み終える5分前にギョッとして、すぐに2周目にとりかかり、
他人の感想が気になってネット巡回し、最後に感想を書きたくなる。
そんな本。

読んでいて、都心の高層ビルにある自分の会社を思い出した。

表面上和気藹々と楽しく穏やかにやっているが、
自分の仕事に関わる部分以外、相手に興味なんてない。
隣の同僚が殺人兵器を設計してようが知ったことじゃないが、
人の書類を捨てたり、給湯室を汚すようなら、断固として抗議する。

会社が誰をひき潰してようが、知ったことじゃない。
それを笑って黙認できなければ、出て行くしかない。

自分の周りの環境に、とても良く似ている。
そういう意味で、怖い。

また小説内で5人の思惑は色々と絡むのだけれど、
女性の心理描写が非常に上手いことに驚いた。

特に、家庭環境ゆえに酒飲みのおこげになった未来。
現実に適応した、斜に構える酒飲みだが、実は誰よりも臆病。
今時の30近い女性に、結構いそうなタイプ。

彼女のビデオに上書きされた、踊るピンクパンサーのパレードは、
タイトルにもなっているとおり、この物語の象徴なのかもしれない。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.141
(5pt)

例えば都心のオフィスビルで。

読み終える5分前にギョッとして、すぐに2周目にとりかかり、
他人の感想が気になってネット巡回し、最後に感想を書きたくなる。
そんな本。

読んでいて、都心の高層ビルにある自分の会社を思い出した。

表面上和気藹々と楽しく穏やかにやっているが、
自分の仕事に関わる部分以外、相手に興味なんてない。
隣の同僚が殺人兵器を設計してようが知ったことじゃないが、
人の書類を捨てたり、給湯室を汚すようなら、断固として抗議する。

会社が誰をひき潰してようが、知ったことじゃない。
それを笑って黙認できなければ、出て行くしかない。

自分の周りの環境に、とても良く似ている。
そういう意味で、怖い。

また小説内で5人の思惑は色々と絡むのだけれど、
女性の心理描写が非常に上手いことに驚いた。

特に、家庭環境ゆえに酒飲みのおこげになった未来。
現実に適応した、斜に構える酒飲みだが、実は誰よりも臆病。
今時の30近い女性に、結構いそうなタイプ。

彼女のビデオに上書きされた、踊るピンクパンサーのパレードは、
タイトルにもなっているとおり、この物語の象徴なのかもしれない。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.140
(5pt)

ばつぐん

抜群に面白い。属性を失った人間たちの小さなコミュニティ。
踏み込まないことによって傷つけあわず、笑って過ごせるけど
お互いの抱えてる問題までは引き受けきれない。
登場人物がみんな本当に孤独に感じる・・・。
語ろうと思えばいくらでも語れる作品じゃないでしょうか?
それぐらい「いま」について考えるテーマがふんだんに盛り
込まれた作品だと思います。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.139
(5pt)

ばつぐん

抜群に面白い。属性を失った人間たちの小さなコミュニティ。
踏み込まないことによって傷つけあわず、笑って過ごせるけど
お互いの抱えてる問題までは引き受けきれない。
登場人物がみんな本当に孤独に感じる・・・。
語ろうと思えばいくらでも語れる作品じゃないでしょうか?
それぐらい「いま」について考えるテーマがふんだんに盛り
込まれた作品だと思います。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.138
(5pt)

読み終えて

何なんだこれは!
と思ってしまった。
初めて吉田さんの本を
読ませてもらいましたが
まぁ面白すぎる。
それぞれの人物による
視点から描かれる
全5章からなる構成。
みんなが干渉しすぎず
しなさすぎず一緒に
暮らしているが、
だんだんとその全貌が
明らかになっていく。
クライマックスは
非常に奥が深いです。
2回読む価値がある本だと
思いました。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.137
(5pt)

読み終えて

何なんだこれは!
と思ってしまった。
初めて吉田さんの本を
読ませてもらいましたが
まぁ面白すぎる。
それぞれの人物による
視点から描かれる
全5章からなる構成。
みんなが干渉しすぎず
しなさすぎず一緒に
暮らしているが、
だんだんとその全貌が
明らかになっていく。
クライマックスは
非常に奥が深いです。
2回読む価値がある本だと
思いました。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.136
(4pt)

狂っている。

先に悪人を読んでしまったので悪人よりかは落ちるかなと思いつつまぁまぁ評価の高いパレードを読んでみました。一人称でそれぞれの語る平凡で退屈な日常を聞かされ、(それぞれに先輩の彼女、芸能人の彼等、深刻な悩みを抱えながら)それでもダラダラとしたつまらない日常の会話やとりたてて特別なことの起きない日常生活を欠伸をかみ殺しながら読んでました。サトルは最初はあのメンバーで一番奇抜だったというか言動がやはりおかしいので他のメンバーはそれなりにまともにみえたのですがあの展開で確かにビックリしましたが何故、そんなことをやったのか確かに必然性がなく「それ」を本当に分かっていたのか確認する為、読み返しをしてしまいます。最初に読んでた時は退屈ではありますがそれぞれ感情移入出来るけどそれにいつどうして気付いたのか何か作者都合という感じで納得出来ません。ただ読者を驚かす設定というか。まぁ知ってて何も本人にも言わない彼等は気持ち悪いというか理不尽な人間性を感じます。 伏線の占い師も何故か知っていたようですが隣の占い師を売春売春と騒ぐなら何とかしろよ!と彼等の態度などに不快感が込み上げました。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.135
(4pt)

狂っている。

先に悪人を読んでしまったので悪人よりかは落ちるかなと思いつつまぁまぁ評価の高いパレードを読んでみました。一人称でそれぞれの語る平凡で退屈な日常を聞かされ、(それぞれに先輩の彼女、芸能人の彼等、深刻な悩みを抱えながら)それでもダラダラとしたつまらない日常の会話やとりたてて特別なことの起きない日常生活を欠伸をかみ殺しながら読んでました。サトルは最初はあのメンバーで一番奇抜だったというか言動がやはりおかしいので他のメンバーはそれなりにまともにみえたのですがあの展開で確かにビックリしましたが何故、そんなことをやったのか確かに必然性がなく「それ」を本当に分かっていたのか確認する為、読み返しをしてしまいます。最初に読んでた時は退屈ではありますがそれぞれ感情移入出来るけどそれにいつどうして気付いたのか何か作者都合という感じで納得出来ません。ただ読者を驚かす設定というか。まぁ知ってて何も本人にも言わない彼等は気持ち悪いというか理不尽な人間性を感じます。 伏線の占い師も何故か知っていたようですが隣の占い師を売春売春と騒ぐなら何とかしろよ!と彼等の態度などに不快感が込み上げました。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.134
(5pt)

最終章の「こわさ」

四人の男女(途中から五人)の集う2LDKのマンションの一室。
それはまるでインターネットのチャットの様な「匿名性」の高い暮らしが、それぞれの住人の視点から五章に分けられて語られます。
そこに展開するのは、どこにでもいる様な人たちが、どこにでもあるような他愛のない会話をしている、どこにでもある日常です。
彼らは、「本当の自分」を装いながら生活しています。
しかも、彼らはそこに住んでいるようで、実は本拠地を別に持っているような生活ぶりです。
しかし、読み進むうちに、表面上は確かにそのように干渉せず干渉されずの世界なの筈が、徐々に結び付いてしまっていることに気付きます。
そして、最終章がやってきます。
それまでの怠惰とも言える生活ぶりの中にあった予想外の事実が突き付けられます。
その事態の一気の変容が、読む者に「こわさ」を感じさせます。
それまでが余りに平凡で、日常的であっただけに。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.133
(5pt)

最終章の「こわさ」

四人の男女(途中から五人)の集う2LDKのマンションの一室。
それはまるでインターネットのチャットの様な「匿名性」の高い暮らしが、それぞれの住人の視点から五章に分けられて語られます。
そこに展開するのは、どこにでもいる様な人たちが、どこにでもあるような他愛のない会話をしている、どこにでもある日常です。
彼らは、「本当の自分」を装いながら生活しています。
しかも、彼らはそこに住んでいるようで、実は本拠地を別に持っているような生活ぶりです。
しかし、読み進むうちに、表面上は確かにそのように干渉せず干渉されずの世界なの筈が、徐々に結び付いてしまっていることに気付きます。
そして、最終章がやってきます。
それまでの怠惰とも言える生活ぶりの中にあった予想外の事実が突き付けられます。
その事態の一気の変容が、読む者に「こわさ」を感じさせます。
それまでが余りに平凡で、日常的であっただけに。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.132
(5pt)

都会に生きる若者が描かれている

5人の男女がマンションの一室で共同生活を送る。
それぞれの視点で描かれていく。
職業も、年齢もバラバラ。
ロケーションはマンションが殆どだし、大きな問題も起きない。
5人の男女が暮らし、適度な距離感を保ってややこしい関係にならないことが、
唯一小説的な部分という印象がある。(ラスト部分は除く)

例えば男と女が本当に友達になれるのか? のアンケートがあったとする。

男と女は常に恋愛対象になるかならないかである、
2進数で「0:他人」か「1:恋人」の感情値しかない回答。
男と女が友達になれる、
10進数で「0:他人」から「10:恋人」までの感情値を持つ回答がある。

この小説に登場する5人の主人公は間違いなく後者の回答を選び、
感情値で言えば「4:やや友達」〜「6:けっこう友達」を行き来している。

そんな内容で読ませてしまうのだから、かなりの力量だと感じた。
「喧嘩するほど仲が良い」
の言葉を打破するのがテーマだったのではないかとも考えられる。
喧嘩をしてしまった場合、誰かしらここを出ていくのではないか?
ならば、本心をさらけ出すのは止そう。
これも5人という輪の中では暗黙の了解だったりする。
僕もそれらには賛成だ。

若い頃に、こういう生活を送っていたらな〜
ついつい嫉妬をあおってくる一冊でした。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.131
(5pt)

都会に生きる若者が描かれている

5人の男女がマンションの一室で共同生活を送る。
それぞれの視点で描かれていく。
職業も、年齢もバラバラ。
ロケーションはマンションが殆どだし、大きな問題も起きない。
5人の男女が暮らし、適度な距離感を保ってややこしい関係にならないことが、
唯一小説的な部分という印象がある。(ラスト部分は除く)

例えば男と女が本当に友達になれるのか? のアンケートがあったとする。

男と女は常に恋愛対象になるかならないかである、
2進数で「0:他人」か「1:恋人」の感情値しかない回答。
男と女が友達になれる、
10進数で「0:他人」から「10:恋人」までの感情値を持つ回答がある。

この小説に登場する5人の主人公は間違いなく後者の回答を選び、
感情値で言えば「4:やや友達」〜「6:けっこう友達」を行き来している。

そんな内容で読ませてしまうのだから、かなりの力量だと感じた。
「喧嘩するほど仲が良い」
の言葉を打破するのがテーマだったのではないかとも考えられる。
喧嘩をしてしまった場合、誰かしらここを出ていくのではないか?
ならば、本心をさらけ出すのは止そう。
これも5人という輪の中では暗黙の了解だったりする。
僕もそれらには賛成だ。

若い頃に、こういう生活を送っていたらな〜
ついつい嫉妬をあおってくる一冊でした。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153
No.130
(5pt)

おもしろい…とおもう

深層心理、というか…、人間というものを透かして見たような物語です。

登場人物はどれもそこまで深い描写をされているわけではないけれど
なんとなくの雰囲気でしょうか?なぜか現実味があるのが面白い。
文字面は非常にステレオタイプなのですが、なんかわかる。
空気感のみで表現されているというか…。

でもこれを理解できるのは世代によるかもしれません。
ある程度現代っ子(笑)でないと感じないかも。
非常に映像的です。空間と時間を切り取る描写、でしょうか。

物語は最後に別視点が登場することで大きく転換するわけですが、
この作品の(というかこの作者の、でしょうか)の私が好きなところは
それでも、それまでの視点を否定しないところです。

なんというか、それはそれ、これはこれ。みたいな。
物事は何でも、別の視点から見れば別なものに見えるのは当然のこと。
どちらかが正しいとかではなく。

これで別視点だけがホンモノだとか言うとただのニヒリストですが
そうではないところがとても好感が持てました。
吉田さんのほかの作品も、全体的に同じ姿勢な気がします。

これでもっと成長されたら、すごい作家さんになりそうです。
描写とか、表現とか。
楽しみ。
パレード Amazon書評・レビュー: パレードより
4344001559
No.129
(5pt)

おもしろい…とおもう

深層心理、というか…、人間というものを透かして見たような物語です。

登場人物はどれもそこまで深い描写をされているわけではないけれど
なんとなくの雰囲気でしょうか?なぜか現実味があるのが面白い。
文字面は非常にステレオタイプなのですが、なんかわかる。
空気感のみで表現されているというか…。

でもこれを理解できるのは世代によるかもしれません。
ある程度現代っ子(笑)でないと感じないかも。
非常に映像的です。空間と時間を切り取る描写、でしょうか。

物語は最後に別視点が登場することで大きく転換するわけですが、
この作品の(というかこの作者の、でしょうか)の私が好きなところは
それでも、それまでの視点を否定しないところです。

なんというか、それはそれ、これはこれ。みたいな。
物事は何でも、別の視点から見れば別なものに見えるのは当然のこと。
どちらかが正しいとかではなく。

これで別視点だけがホンモノだとか言うとただのニヒリストですが
そうではないところがとても好感が持てました。
吉田さんのほかの作品も、全体的に同じ姿勢な気がします。

これでもっと成長されたら、すごい作家さんになりそうです。
描写とか、表現とか。
楽しみ。
パレード (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: パレード (幻冬舎文庫)より
4344405153