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わが郷愁のマリアンヌ
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【この小説が収録されている参考書籍】
わが郷愁のマリアンヌの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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週刊文春1986年 国内9位 自由と解放感を求め、英国・クラウチ商会の支配人として単身赴任した若き常務 倉内優二。着任早々、一目で気に入った陶磁器メーカー クィーン・フォーブスの輸入代理店となるべく、セールスマネージャ グロブナーとの交渉を開始する。契約締結を進める一方、優二は、クィーン・フォーブスのオーナー マリアンヌに『嵐が丘』のキャサリンを重ねあわせて、心惹かれていくのだった。つのる想いに煩悶し、マリアンヌとそっくりなダンサー ルイーズに代替えを求めるようになる優二。そんななか、グロブナーが何ものかに殺害されてしまう。警察の調べで、グロブナーは、当時12歳のマリアンヌを誘拐した犯人であることが明らかになる。 ・・・ あらすじだけでお終いまで語ってしまうと、そんか馬鹿な話しがとなってしまうんだが、読んでいると不思議と納得してしまう。真相はこうだろうと予測はつくので、興味の中心は、やはりこの納得性をどう与えてくれるか。前半は、英国の風物やら、陶磁器業界の話やらで、つまらないわけじゃないけど、モタモタした感じ。が、後半は決着つけ方が知りたくて、いっき読みになってしまった。英国という舞台装置そのものが、そういうこともあるだろう という気にさせてしまうのかなぁ。 ただ、実はこの人も仲間でしたってところだけは残念。 つくづく男でダメねと思ってしまうんだが、夏樹氏が、よくわかってらっしゃるということなんだろう。 | ||||
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週刊文春1986年 国内9位 自由と解放感を求め、英国・クラウチ商会の支配人として単身赴任した若き常務 倉内優二。着任早々、一目で気に入った陶磁器メーカー クィーン・フォーブスの輸入代理店となるべく、セールスマネージャ グロブナーとの交渉を開始する。契約締結を進める一方、優二は、クィーン・フォーブスのオーナー マリアンヌに『嵐が丘』のキャサリンを重ねあわせて、心惹かれていくのだった。つのる想いに煩悶し、マリアンヌとそっくりなダンサー ルイーズに代替えを求めるようになる優二。そんななか、グロブナーが何ものかに殺害されてしまう。警察の調べで、グロブナーは、当時12歳のマリアンヌを誘拐した犯人であることが明らかになる。 ・・・ あらすじだけでお終いまで語ってしまうと、そんか馬鹿な話しがとなってしまうんだが、読んでいると不思議と納得してしまう。真相はこうだろうと予測はつくので、興味の中心は、やはりこの納得性をどう与えてくれるか。前半は、英国の風物やら、陶磁器業界の話やらで、つまらないわけじゃないけど、モタモタした感じ。が、後半は決着つけ方が知りたくて、いっき読みになってしまった。英国という舞台装置そのものが、そういうこともあるだろう という気にさせてしまうのかなぁ。 ただ、実はこの人も仲間でしたってところだけは残念。 つくづく男でダメねと思ってしまうんだが、夏樹氏が、よくわかってらっしゃるということなんだろう。 | ||||
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