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十七年の空白



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十七年の空白の評価: 3.25/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

淡々と進むドラマ

十津川班のメンバーそれぞれをフィーチャーした、短編集。

十津川シリーズを読んだのは初めてだが、
「推理の材料を洗い出し、犯行の可能性を突き詰めていく」と言う、
推理小説の基本的な流れが、非常に整理して書かれている印象。
これまでに読んできた推理物には、
「現場検証や物的証拠だけでは分からない、心理的な推理」が
メインに扱われているものが多く存在したが、
この小説はそのような印象が薄く、
淡々と事実の検証が行われていく様子が興味深かった。

あっさりとした印象を与えながらも、各メンバーの個性が垣間見え、
たった一冊で十津川シリーズの魅力を感じることが出来る。
構えて読むような本ではなく、読み流すくらいがちょうどいい。
サクサクと読み進められた分、得られたことも少ないので、☆3つ。
十七年の空白―トラベル・ミステリー (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:十七年の空白―トラベル・ミステリー (祥伝社文庫)より
4396331789
No.1:
(3pt)

出掛けた先で始まる事件。

十津川警部、亀井刑事、西本刑事、日下刑事、田中刑事のそれぞれの個人的事件。この本は続き物というか、番外編みたいなものだったらしい。短編集なのでふつうに読めたけど。ちょっと短いせいか盛り上がりに欠けたかな。意表をつく結末ではあるけど。ページ数が多い話のが面白い。字が大きくて改行も多いので読みやすいところは利点。
十七年の空白―トラベル・ミステリー (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:十七年の空白―トラベル・ミステリー (祥伝社文庫)より
4396331789

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