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降霊会の夜



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【この小説が収録されている参考書籍】
降霊会の夜

降霊会の夜の評価: 3.98/5点 レビュー 43件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.98pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全31件 1~20 1/2ページ
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No.31:
(5pt)

死後の世界

成仏出来ない魂、誰にもわからないこんな世界が本当にあるような気がしました。
降霊会の夜Amazon書評・レビュー:降霊会の夜より
4022509503
No.30:
(5pt)

生と死の境界線を越えた感動の物語

戦後の日本を舞台に、降霊会に招かれた初老の男性が、かつての友人や恋人の霊と対話するという物語です。

過去の記憶や感情が甦り、生きる意味や死ぬことについて考えさせられます。

生者と死者の間にある垣根を見事に描き出しています。

怪異譚というよりは、人間の哀しみや愛を描いた作品です。

読んだ後には、胸に深い余韻が残ります。
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4022509503
No.29:
(4pt)

霊と悔恨とファンタジー

霊と悔恨とファンタジーを織り交ぜたような世界観に引きずり込まれるように、読み進みました。
降霊会という不思議な儀式の中で知る、それぞれの人生の真実は、哀しくも切実で、感情を鷲掴みにするような凄みを感じるのでした。
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4022509503
No.28:
(5pt)

皆さんが怖いと言う意味が分かった

浅田次郎先生のピカレスク小説はAudible似合いますね花田 光さんの声も良かった。
物語は昭和の戦後復興の闇、その後の高度成長期の若者の暮らしを
教えてくれます。
平成生まれの人に「おとーちゃんのたーめならえーんやこーら」っていってもわからないでしょうね。
一つ一つ過去の苦い思い出に触れ、救いがあるのにこれの何が怖いんだろう?
と訝しながら聞いていました。
普通は何かしながら聞いているのに、最後の1時間はこの物語に没頭していました。
ああ、なるほどラストはこうなるのか・・・
ゆうちゃんがこれからもあの屋敷で一人、頭を垂れて暮らし
真澄のことは思い出さず、百合子の夢を見続ける姿を想像してしまいました。
(Audibleなんで名前の漢字が違っていたらすみません)
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No.27:
(5pt)

怖かった

流石浅田さんだけど暗い気持ちになります
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4022509503
No.26:
(4pt)

オカルトでもあり得ない

この作品は概ね好きです。
ですがどうしても設定的にあり得ないと思ったところを指摘しておきたい。
ネタバレになるので行を開けます。

死者との擬似性交と言うものはあると思います。
ですがその人間が自分で思ってた別人などあり得ない。
例えば性交の時、盲人だからと言って相手が別人だと気づかないでしょうか?
魂の性交ならなおさらです。
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No.25:
(5pt)

降霊会の形式をとって描かれる1960~70年代が秀逸

降霊という形をとって過去を回想し、交わりのあった死者たちと語りあう。こうした荒唐無稽の舞台設定が、まったく不自然に感じない。回想する時代は東京オリンピック直前の東京の下町と、70年ごろの東京の大学である。ぼく自身、少年時代は田舎ではあっても同年代を身を持って体験しただけに、描写される情景をリアルに思い浮かべることができる。そして、人の思いの複雑さや哀しさも。浅田次郎は上手いなぁ。
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No.24:
(5pt)

後悔にケジメを!

朝、ページを閉じてからもずーっと余韻に浸っている。

話の最後で降霊会に誘ってくれた梓の家を訪ねる場面があった。
そこは荒れた屋敷だった。降霊会のジョーンズ夫人の家も、屋敷も玄関も無く茫々とした茫の原が白い綿毛を散らしていたとある。ではあの夜に起こったことは何だったんだろう。

 人は後悔を抱えたまま生きていくことは苦痛である。死んだかつての親友、彼に想いを寄せていた女性、彼の友人の死にかかわったおまわりさん等が彼の心のケジメをつけるために集まってくれたのだろうか。いや、彼らもここで語ることで救われたと思う。

 この物語は唐突に夢の話からはじまる。…ある女性の後をついて歩いていると

「…罪がない、とおっしゃるのですか。」

 たちまち罰されぬ罪のくさぐさが押し寄せて来て…路上に蹲る。

「…何をいまさら。忘れていたくせに。」

 そして、ある日門のところで雨宿りしていた女性、梓は夜毎見る夢の女性と同じだった。お礼に降霊会に誘われる。

 降霊会で彼が会いたかったのは、かつての恋人の百合子だが、どんなに望んでも来てくれなかった。ジョーンズ夫人は、百合子は彼のことをすっかり忘れているからと言う。

「彼女が冷たいわけではなくってよ。別れたあとで思いを募らせるのはたいがい男性ですよね。どんなに身勝手な別れ方であろうと。女はいつまでもくよくよしませんね。」

 そうなんだよね〜。別れた男性をキッパリ忘れるケジメの良さは男には理解でき無い。しかし女性からすると男はいつまでもウジウジとして未練がましい!となるんだろうな。
 彼は若い頃、百合子に別れを告げたが、本当はずっと忘れられずにいたんだろうと思う。彼女を傷つけた後悔とともにずっと愛していたんだと思う。

 最後はまた夢の中だ。百合子は高貴な女性で現れる。
「思い出すも何もはなから存じ上げません。」だって。
 
ケジメついたね。
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No.23:
(4pt)

前半がとても良い

前半がとても感動的でした。
ただ、後半からは時系列的にも話のジャンル自体変わってくる感じなので、好みが分かれそうです。
わたしは前半のみでまとまった小説になっている方がよかったかな。
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No.22:
(5pt)

作者が好きで

この本を買いました。
流石に浅田次郎様ですね。
最初から一気に最後まで、引き込まれるように読んでしまいました。
内容は、これから買われる方の為に敢えて書きません。
面白いです。
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No.21:
(4pt)

本書は名作かと問われれば、そうではないと言わざるを得ません

ボクの心霊観は、亡くなった人の想いは残ったり、生きている人は見られていると思わなければ世の中寂しすぎて、それはホラー的な心霊ではなく、神仏と同じように、生きている人たち自身の自戒を促すために、生きている人がつくりだすものだという風に感じています。

そういう意味では、さすがの浅田次郎も今回ばかりは馴染めないと思いながら本書を読み進めました。しかし、やはり浅田次郎であって、そういう心霊観のボクも最後は飲み込まれました。

万人受けはしないだろうという意味で、本書は名作かと問われれば、そうではないと言わざるを得ませんが、懺悔という視点からは2つのエピソードとも深く入り込むことができました。
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No.20:
(5pt)

降霊会の夜 浅田 次郎

アマゾンからこの本をオススメされる以前に
シャーリーマクレーン
ブライアンLワイス先生
Eキューブラーロス先生
etc
の、精神世界系の本を、40冊近く読みこんでいたので
浅田次郎の「降霊会の夜」の話の世界には
スッとはいり込めて、楽しめました

最後のオチは
ありがちですが
楽しめました。
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No.19:
(4pt)

ラストがちょっと、でも浅田次郎が満開で気に入ってます。

力作では無いですね。でもそこが浅田ワールドの良さを引き出してますね。浅田次郎が好きで、まだ読んでいない方にはお勧めです。でもラストはもうちょっとひねってほしかったですかね、個人的には。
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No.18:
(5pt)

すごく感動。

もうおもしろすぎてたまらないって感じ。引き込まれる。本当に面白い。
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No.17:
(5pt)

深い味わいに

我が子を当たり屋にして金を稼ぐ父親、そしてそれを見ていた巡査、3度目の当たりで亡くなったキヨ。
それぞれが霊となって降りてくる降霊会に参加する。
どうあがいても引っ繰り返らない階級の差が哀しかった。
リアリティある戦後の喧騒の中に、自分も引きずり込まれるようだった。
それに比べると、後半は納得できず、あまり引き込まれなかった。
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No.16:
(4pt)

こわっ

この作者の展開は何となく読めるようになってきました。
実体験も入っているような内容で面白かったです。
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No.15:
(4pt)

カッズ

老年の主人公はある日、雷に怯えている女性を家に招き、そのお礼に誰にでも会わしてあげるといわれて、降霊士ミセス.ジョーンズを紹介される。そこで起こった出来事は…
浅田次郎らしい巧妙なタッチで書かれた内容に思わず引き込まれていく。
Kindle で199円だったので買ったが、お買い得でした!(^^)
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No.14:
(5pt)

浅田節

油断しているとやられる。つまり、ああ、また泣かされた、というアレ。浅田ファンならある程度覚悟の上で読むわけだろうが、何しろいつも通り突然攻撃される。やばい。間違いなく泣かされる。だからうかつに電車の中などで読んでいると、いろいろさしさわりがある。キンドル版で購入したので電車内で読んだが、おかげでえらい目にあった。爆笑作品を人前で読めない、というのと真逆ではあるが、要するに読書は書斎で一人で行うのが最も悦楽的な方法なのかもしれない。本作は一級のホラーミステリの体裁をとりながら、団塊の世代が置き忘れてきた昭和へのオマージュという意味で、あの映画「三丁目の夕日」シリーズと対極にあることは確かだ。しかし、これもまた、あの時代の一断面であることは間違いない。置き去りにされたものたちへの心優しきレクイエム。浅田節は今なお健在である。
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4022509503
No.13:
(5pt)

面白かった

kindleで日替わり奉仕品で購入
安い時に買っておいて、とりあえず保存しておいて

買ってからしばらくして読み始めたのですが
読みだしたらグイグイ引き込まれて行きました。
時代の匂いのようなものを感じる臨場感
文章ならではの技法に翻弄されながら
あっと言う間に読み終わった感じです。
もっと、あの時代に浸っていたかったと言うのが正直な感想です。
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4022509503
No.12:
(5pt)

ずしっと。。

きました。ずしっと。。前半はみずみずしくもとても哀しいお話です。後半は人が人を想う凄まじさと思い込みの凄まじさ...、人間の切なさが迫ってきました。最後の数ページの仕掛けによって一層濃厚な深みへと導かれます。きっと記憶に残る一冊になると思います。
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