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夢のなかの騎士



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【この小説が収録されている参考書籍】
夢のなかの騎士 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)

夢のなかの騎士の評価: 4.00/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(5pt)

世紀を超えたロマンス

素直におもしろかったです。細かいことは追及せずに。いいお話でした。
兄と夫を殺されてからの壮絶な逃亡生活にはぐいぐい引き込まれました。
また、グレースが夫への裏切りと感じながらも、事件の真相探求とつらい日々の心の拠り所としてナイルのことを調べ想う気持ちは理解できました。
心に傷を負った孤独なふたりの、世紀を超えた愛が本当にロマンティックです。最後まで見せ場が満載で退屈しません。
読者が心惹かれるグレースが襲撃されたときの応対技術や、その他の登場人物を、終盤まで活かすリンダの作品構成能力はやはり優れていると感じました。
中世の歴史や複雑な宗教観も織り交ぜており、執筆に1年を要したというのは納得できます。翻訳もたいへんだったと思います。
さらに、翻訳家の林啓恵さんはホットシーンでの表現をへんに濁さずストレートなので、読んでいてすっきりと気持ちいいです。
読後感も良く、いい作品でした。
夢のなかの騎士 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)Amazon書評・レビュー:夢のなかの騎士 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)より
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No.11:
(4pt)

ちょっと荒唐無稽すぎかな

この二人はどうやって出会うことが叶うのだろう・・・
守護者が守っているものとは???
と、読み進めるうちは、今後の展開にワクワクしていました。
しかし、読了後は、そうきたかっと、その荒唐無稽ぶりにちょっと拍子抜け。
そんなアホな・・・とガッカリ感がありました。
また、絶対神的な発想の本でもあるので、万物に神が宿るという日本に暮らす私には、どこか別世界の物語。

ただ、力強いグレースの逞しさは、リンダの本のヒロインに相応しく好印象。
なかなかに、オススメな一冊ではあります。
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No.10:
(4pt)

細かなところを気にしなければ。。。

確かにおもしろかった。 でも他の人も指摘しているように、まだほとんど解読していない古文書をそれを渡した上司が取り戻すのに、考古学者ふたり(内容のことも知らないのに)を殺したり、暗殺者をやとって主人公を追い掛け回すのがどうしてなのか。。。ここのところの設定に矛盾があるというか、甘いというか。。。納得しがたいものがあった。 それから14年間も城内の女性を多人数愛人としてきたのに、どうして誰も妊娠しなかったの?と疑問を感じた。ま、そうしないと都合が悪いから? でもそういうところを気にしなければいろいろあってとてもおもしろいです。
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No.9:
(5pt)

難しさはあれども惹きこまれた

リンダの作品をまとめ買いし、読むのを最後の方に追いやられた作品でした。冒頭から歴史の勉強??と思わせる堅苦しいエピローグ。しかし読み進めるうちに、主人公グレースの強さ、ヒロイン、ナイルの宿命に読むのが止まらなくなりました。この二人の絡みが時代が違うゆえ、少なかったのですが、ラストも非常に良く面白かったな〜と。SFは好きじゃないけど、改めてリンダ・ハワードの幅広い才能に感嘆でした。3回くらい読み返したかな?ハートフルな話が好きな方にはお奨めしませんが、スリリング好きな方でしたら気に入ってもらえるのでは、と思います。
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No.8:
(4pt)

たくましくならざるをえなかったヒロイン

夫と兄を殺されて自分の命まで危険になり、逃亡生活を強いられることになったヒロインは賢く強く生きなければならないことに。今まで古文好きの平凡主婦だっただけにこれは過酷な試練といえるでしょう。しかしヒロインはその境遇に負けることなく、そのすべを身につけていきます。もともと賢い女性で、30歳というある程度成熟した年齢ということもあるのか、なんともたくましいヒロインです。

逃亡生活のときに彼女は翻訳中の古文の中にたびたび出てくるヒーローと幾度も夢の中で逢瀬を重ねます。物語の後半でやっと二人は七百年のときを超えてじかに会うことになります。

夢の中での逢瀬もなかなかいいのですが、もう少し早く二人が会ってヒロインに中世の世界を満喫して欲しかったなと思うのは私がヒストリカル好きだからでしょうか?(笑)
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No.7:
(4pt)

タイムスリップの仕方が載っててビックリ!

最初ふたつの時代が交互に書かれていたため、内容を把握するのに時間

がかかりました。

ヒーローはテンプル騎士団、ヒロインは現代の主婦!

しかし悲惨な事件からヒロインは主婦から逃亡者へと変貌します。

本を読みながら胸が苦しく、追われる焦り、恐怖を味わい、なんとも

苦しい気分でした。

でもさすがはリンダ・ハワード!

最後は満足のいく終わり方で、読んでよかったです!

タイムスリップの方法もこういった話はうやむやにされることが

ほとんどなのにちゃんと載っててビックリしました。

ただ、もう少しヒーロー、ナイルの話が読みたかったかな?

ヒロインの逃亡生活が主だったので・・・

もう少しテンプル騎士団について描いてほしかったので、星は4つ。
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No.6:
(5pt)

リンダ・ハワードの作品の中で一番お勧め

主人公が本作品前半で読者に見せる逃避行は、リンダ・ハワードの得意な筆致でまるで目で見えるように表現されています。彼女の小説の主人公の中でも、この作品の主人公はとっても頭が良く、ハードボイルドな女性です。でもそれは、彼女の逃避行が始まってからの話。もともとはどこにでもいるような主婦、それが彼女の本来の姿。本作品の後半からは、彼女は別の世界へ入り込みます。しかし、さすがにこの世界のエキスパート。彼女の思考を通して、読者は自然にその世界のことを知って(体感?)していくのです。この作品の好きなところは、ヒーローとヒロインの恋愛の他に、主人公の頭のよさ、機転のよさではないでしょうか。リンダ・ハワードの本の中で一番好きな作品です。
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No.5:
(5pt)

リンダ・ハワードの作品の中で一番お勧め

主人公が本作品前半で読者に見せる逃避行は、リンダ・ハワードの得意な筆致でまるで目で見えるかのように表現されています。彼女の小説の主人公の中でも、この作品の主人公はとっても頭が良く、ハードボイルドな女性です。でもそれは、彼女の逃避行が始まってからの話。もともとはどこにでもいるような主婦、それが彼女の本来の姿。本作品の後半からは、彼女は別の世界へ入り込みます。しかし、主人公はその世界のエキスパート。彼女の思考を通して、読者は自然にその世界のことを知って(体感?)していくのです。この作品の良さは、ヒーローとヒロインの恋愛の他に、主人公の頭のよさ、機転のよさを余すところなく味わえるところではないでしょうか。リンダ・ハワードの本の中で一番好きな作品です。
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No.4:
(4pt)

タイムトラベルです。

古文書研究という仕事に恵まれ、夫と兄に愛されて幸せに暮らしていたヒロインがいきなり人生どんぞこまで落ちてしまって、そこからなんとかはいあがるというリンダ作品らしい展開でした。製作に1年かかっただけあって中世のことよく調べてあるし、その点でも楽しめました。古文書研究のこともちょっとわかっておもしろかった。ブラックナイルはちょっと渋すぎ。勿論かっこいいし好みではあるのですが。まあ中世だからこれでよいのかな。ただ、ヒロインの家族が殺され、彼女自身が狙われる理由はいまいち説得力ないような気がするのですが。それだけちょっと惜しかった。
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No.3:
(5pt)

ジェットコースターのように、

殺人、逃亡生活、歴史の謎解き、タイムトラベル、ロマンス…。
盛りだくさんの内容で、飽きさせません。
逃亡生活で心身ともに逞しくなっていくヒロインの姿や、時を越えて結ばれる歴史上の「彼」の生き方。
とても魅力的に、描き出されています。
ページを開くと、後は最後までガーっと引っ張っていかれちゃいます。

でも、根本の部分で矛盾があるんですよね。読後にふと悩んでしまう。
これで、いいのか?
でも、良いんです。
極上のエンターテイメントを提供してくれる一作です。
だから、いいんでしょう。きっと…(笑)。
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No.2:
(4pt)

オススメです♪

刺激を求める女性読者にオススメします。
主人公は知的でセクシーでとっても素敵な女性。
更に強さも身に付けていく過程のリアルな事。
リンダ・ハワードのファンには・・・もう、たまりません!
平凡で幸せ。でも、ちょっぴり日常に退屈している私は・・・
読んでいる間、ずっとワクワク・ドキドキできました。
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No.1:
(5pt)

リンダ・ハワード&ヒストリカル好きには超おすすめ!

リンダ・ハワードのファンの方はすごく多いはず。これは、ハーレクインのマッケンジーシリーズに負けなくらいの主人公の個性の強さが現れててよいです。また、中世の時代と絶妙に交差して、ヒストリカルファンにもお勧めだと思います。何回読んでも面白いですよ。
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