クラインの壷

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評判

クラインの壷の評価:

4.36/5点 レビュー 127件。 A ランク

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平均点4.36pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全277件 201〜220 11/14ページ
No.77
(4pt)

ミステリーとしても、ちょっとしたSFとしても楽しめる

設定から想像できるように、テーマは仮想と現実の融合。
主人公はイプシロンに騙され、仮想と現実をごっちゃにされる。
どっちが仮想で、どっちが現実なのか。
主人公と一緒にだまされるもよし。
途中からたくらみに気付いて、その境界を探るもよし。
ミステリーとしても、ちょっとしたSFとしても楽しめる。
東野圭吾の「パラレルワールド・ラブストーリー」に近いか。
ラストはややSFよりのパラドックス的な終わり方。
私はこういうの結構好きでした。
クラインの壷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: クラインの壷 (新潮文庫)より
4101080127
No.76
(4pt)

ミステリーとしても、ちょっとしたSFとしても楽しめる

設定から想像できるように、テーマは仮想と現実の融合。
主人公はイプシロンに騙され、仮想と現実をごっちゃにされる。
どっちが仮想で、どっちが現実なのか。
主人公と一緒にだまされるもよし。
途中からたくらみに気付いて、その境界を探るもよし。
ミステリーとしても、ちょっとしたSFとしても楽しめる。
東野圭吾の「パラレルワールド・ラブストーリー」に近いか。
ラストはややSFよりのパラドックス的な終わり方。
私はこういうの結構好きでした。
クラインの壺 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クラインの壺 (講談社文庫)より
4062750171
No.75
(5pt)

スリル満点、読後の恐怖も一級品

岡嶋二人の最高傑作と言われている作品。
SFは苦手なので読まずにいたが、全くの杞憂だった。
これは文句なしで面白い。

ゲーム開発のモニターとして仮想現実の世界を体験する青年の話だが、
やがて二つの"世界"が交錯し、本物と偽物の狭間で我を失ってゆく。
そのスリル満点な展開にどんどん引き込まれていき、
読みながら冷や汗をかいた。

迫り来る恐怖と興奮、崩壊してゆく自我。
一体この世界の何が真実で、何が真実ではないのか。
友情も愛情も何もかもが全て薄っぺらいものに感じられた。

自分はここに生き、ここに存在しているのだろうか?
読後一気にそんな感覚が襲ってきてゾっとし、
思わず周りとキョロキョロと見回して声を発してみたり、
ドアを開けて外を眺めてみたりと挙動不審に陥ってしまった。
完全にやられたという感じ。
手に汗握る展開も久しぶりに味わえたし、大満足の一冊だ。
クラインの壷 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: クラインの壷 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027151
No.74
(5pt)

スリル満点、読後の恐怖も一級品

岡嶋二人の最高傑作と言われている作品。
SFは苦手なので読まずにいたが、全くの杞憂だった。
これは文句なしで面白い。
ゲーム開発のモニターとして仮想現実の世界を体験する青年の話だが、
やがて二つの"世界"が交錯し、本物と偽物の狭間で我を失ってゆく。
そのスリル満点な展開にどんどん引き込まれていき、
読みながら冷や汗をかいた。
迫り来る恐怖と興奮、崩壊してゆく自我。
一体この世界の何が真実で、何が真実ではないのか。
友情も愛情も何もかもが全て薄っぺらいものに感じられた。
自分はここに生き、ここに存在しているのだろうか?
読後一気にそんな感覚が襲ってきてゾっとし、
思わず周りとキョロキョロと見回して声を発してみたり、
ドアを開けて外を眺めてみたりと挙動不審に陥ってしまった。
完全にやられたという感じ。
手に汗握る展開も久しぶりに味わえたし、大満足の一冊だ。
クラインの壷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: クラインの壷 (新潮文庫)より
4101080127
No.73
(5pt)

スリル満点、読後の恐怖も一級品

岡嶋二人の最高傑作と言われている作品。
SFは苦手なので読まずにいたが、全くの杞憂だった。
これは文句なしで面白い。
ゲーム開発のモニターとして仮想現実の世界を体験する青年の話だが、
やがて二つの"世界"が交錯し、本物と偽物の狭間で我を失ってゆく。
そのスリル満点な展開にどんどん引き込まれていき、
読みながら冷や汗をかいた。
迫り来る恐怖と興奮、崩壊してゆく自我。
一体この世界の何が真実で、何が真実ではないのか。
友情も愛情も何もかもが全て薄っぺらいものに感じられた。
自分はここに生き、ここに存在しているのだろうか?
読後一気にそんな感覚が襲ってきてゾっとし、
思わず周りとキョロキョロと見回して声を発してみたり、
ドアを開けて外を眺めてみたりと挙動不審に陥ってしまった。
完全にやられたという感じ。
手に汗握る展開も久しぶりに味わえたし、大満足の一冊だ。
クラインの壺 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クラインの壺 (講談社文庫)より
4062750171
No.72
(5pt)

飽きない

最後あそこまで緊張
させておいてのラスト…
読後感はよくないです


でも話には引き込まれますし
飽きる事はないです
クラインの壷 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: クラインの壷 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027151
No.71
(5pt)

飽きない

最後あそこまで緊張させておいてのラスト…読後感はよくないですでも話には引き込まれますし飽きる事はないです
クラインの壷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: クラインの壷 (新潮文庫)より
4101080127
No.70
(5pt)

飽きない

最後あそこまで緊張させておいてのラスト…読後感はよくないですでも話には引き込まれますし飽きる事はないです
クラインの壺 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クラインの壺 (講談社文庫)より
4062750171
No.69
(5pt)

読むのが止められなかった本

すべての感覚が現実と同じように体感できるバーチャルゲームのテストプレイヤーになった主人公。
この作品が89年に書かれたというのだから作者の先見性に脱帽です。
近い未来にこんなゲームができるんじゃないか・・・?と思われる今だからこそこの本をリアリティをもって読めたのかもしれません。
通勤時の読書に・・・と思って手に取った本でしたが、途中から続きが気になって一気に読んでしまいました。
人に薦めたくなる作品です。
クラインの壷 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: クラインの壷 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027151
No.68
(5pt)

読むのが止められなかった本

すべての感覚が現実と同じように体感できるバーチャルゲームのテストプレイヤーになった主人公。
この作品が89年に書かれたというのだから作者の先見性に脱帽です。
近い未来にこんなゲームができるんじゃないか・・・?と思われる今だからこそこの本をリアリティをもって読めたのかもしれません。
通勤時の読書に・・・と思って手に取った本でしたが、途中から続きが気になって一気に読んでしまいました。
人に薦めたくなる作品です。
クラインの壷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: クラインの壷 (新潮文庫)より
4101080127
No.67
(5pt)

読むのが止められなかった本

すべての感覚が現実と同じように体感できるバーチャルゲームのテストプレイヤーになった主人公。
この作品が89年に書かれたというのだから作者の先見性に脱帽です。
近い未来にこんなゲームができるんじゃないか・・・?と思われる今だからこそこの本をリアリティをもって読めたのかもしれません。
通勤時の読書に・・・と思って手に取った本でしたが、途中から続きが気になって一気に読んでしまいました。
人に薦めたくなる作品です。
クラインの壺 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クラインの壺 (講談社文庫)より
4062750171
No.66
(5pt)

しょせん砂上の楼閣

率直にいおう岡嶋二人という作家はあまり好きではない。ただこの作品は凄すぎる。。井上&徳山のコンビ解消作となる一冊だが、その影響で
後に井上夢人(いのうえゆめひと)として再デビューを飾る彼の世界観が顕著だ(基本的にプロットは徳山が担当していた由)。
なぜ嫌いかは一言では表せないが、面白いことに本編後の解説で新井素子女史が絶賛している理由の真反対のスタンスだ。本当に呆れるぐらい
反対(この人の書き物とは常に逆になるのよ)。簡単にいえば人間の当たり前の部分を穿ちすぎな所が駄目なのね。女史はそれが地に足の
ついた人間像と絶賛しているが、一個人的な意見からいえば地に足がつきすぎ、つーか地面にすらめりこんでるだろ(笑)。どんだけ忍耐力
強いんだよ。だがその点、凋落のスリルと新しい血がもえたぎる本作品は変にストイックな不自然さなしに強く感情移入させて一気に読ませる。

さて、本作品の内容はゲームブックの公募に送った作品がひょんなことから、ヴァーチャルリアリティ体験ゲームの原作として採用されて
しまったことから始まる上杉青年の喜劇・悲劇だ。
ゲーム開発上の試験モニターとして、実際に仮想現実の世界に入るが何やら判らぬ違和感に異変、そして陰謀と盛り沢山だ。クライマックスに
向けての興奮は筆舌に尽くしがたい。そして砂上の楼閣が崩壊したとき、そこにあるのは驚愕?恐怖?虚無?それとも背徳?
思うに作中人物・真壁七美(まかべななみ)に恋した俺は負け組みなのか?勝ち組なのか?永遠に謎だ。この点、共感者は多いんじゃないだろう
かと勝手に思う。
ちなみに、NHK教育で井上夢人脚本でドラマ化された際に七美を演じたのは佐藤藍子ちゃんでした...前田愛ちゃんならよかったのに(ボソッ)。
クラインの壷 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: クラインの壷 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027151
No.65
(5pt)

しょせん砂上の楼閣

率直にいおう岡嶋二人という作家はあまり好きではない。ただこの作品は凄すぎる。。井上&徳山のコンビ解消作となる一冊だが、その影響で
後に井上夢人(いのうえゆめひと)として再デビューを飾る彼の世界観が顕著だ(基本的にプロットは徳山が担当していた由)。
なぜ嫌いかは一言では表せないが、面白いことに本編後の解説で新井素子女史が絶賛している理由の真反対のスタンスだ。本当に呆れるぐらい
反対(この人の書き物とは常に逆になるのよ)。簡単にいえば人間の当たり前の部分を穿ちすぎな所が駄目なのね。女史はそれが地に足の
ついた人間像と絶賛しているが、一個人的な意見からいえば地に足がつきすぎ、つーか地面にすらめりこんでるだろ(笑)。どんだけ忍耐力
強いんだよ。だがその点、凋落のスリルと新しい血がもえたぎる本作品は変にストイックな不自然さなしに強く感情移入させて一気に読ませる。
さて、本作品の内容はゲームブックの公募に送った作品がひょんなことから、ヴァーチャルリアリティ体験ゲームの原作として採用されて
しまったことから始まる上杉青年の喜劇・悲劇だ。
ゲーム開発上の試験モニターとして、実際に仮想現実の世界に入るが何やら判らぬ違和感に異変、そして陰謀と盛り沢山だ。クライマックスに
向けての興奮は筆舌に尽くしがたい。そして砂上の楼閣が崩壊したとき、そこにあるのは驚愕?恐怖?虚無?それとも背徳?
思うに作中人物・真壁七美(まかべななみ)に恋した俺は負け組みなのか?勝ち組なのか?永遠に謎だ。この点、共感者は多いんじゃないだろう
かと勝手に思う。
ちなみに、NHK教育で井上夢人脚本でドラマ化された際に七美を演じたのは佐藤藍子ちゃんでした...前田愛ちゃんならよかったのに(ボソッ)。
クラインの壷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: クラインの壷 (新潮文庫)より
4101080127
No.64
(4pt)

岡嶋二人の最終作にして、井上夢人の実質的処女作


現実と区別がつかないほど高度なヴァーチャル・リアリティを実現した『クライン2』
というSF的設定により、クラインの壺の世界(つまり、現実と虚構がねじれながら、
裏返しに連続する特異な世界)を現出させた本作。

主人公は、現実世界とゲームの世界が交錯し、侵蝕し合うさまを目の当たりにすることで、
なにものも信じられない心理状態へと追い込まれ、究極の選択を迫られることになります。



ところで、ミステリ小説には、読者に作中現実(上位レベル)と作中作(下位レベル)といった
叙述レベルを意図的に混同させるメタフィクション形式のトリックがありますが、本作の場合、
真偽を判定できる最終審級となる外部(メタレベル)が存在しないため、真偽決定が不可能
となっています。


そのため、真相を宙吊りにする本作の結末を、ミステリとして邪道だと断ずる向きが
いても、当然だとは思いますが、その一方で、テクノロジーの発達によって、我々の
身体感覚が容易に揺らぎ、真実が何であるかは時代と共に変遷していく、といった
厳然たる真理があることも、忘れてはならないでしょう。





クラインの壷 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: クラインの壷 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027151
No.63
(4pt)

岡嶋二人の最終作にして、井上夢人の実質的処女作

現実と区別がつかないほど高度なヴァーチャル・リアリティを実現した『クライン2』
というSF的設定により、クラインの壺の世界(つまり、現実と虚構がねじれながら、
裏返しに連続する特異な世界)を現出させた本作。
主人公は、現実世界とゲームの世界が交錯し、侵蝕し合うさまを目の当たりにすることで、
なにものも信じられない心理状態へと追い込まれ、究極の選択を迫られることになります。
ところで、ミステリ小説には、読者に作中現実(上位レベル)と作中作(下位レベル)といった
叙述レベルを意図的に混同させるメタフィクション形式のトリックがありますが、本作の場合、
真偽を判定できる最終審級となる外部(メタレベル)が存在しないため、真偽決定が不可能
となっています。
そのため、真相を宙吊りにする本作の結末を、ミステリとして邪道だと断ずる向きが
いても、当然だとは思いますが、その一方で、テクノロジーの発達によって、我々の
身体感覚が容易に揺らぎ、真実が何であるかは時代と共に変遷していく、といった
厳然たる真理があることも、忘れてはならないでしょう。
クラインの壺 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クラインの壺 (講談社文庫)より
4062750171
No.62
(4pt)

クラインの壺――内側と外側の区別がつかない位相幾何学的な超立体

現実と区別がつかないほど高度なヴァーチャル・リアリティを実現した『クライン2』
というSF的設定により、クラインの壺の世界(つまり、現実と虚構がねじれながら、
裏返しに連続する特異な世界)を現出させた本作。
主人公は、現実世界とゲームの世界が交錯し、侵蝕し合うさまを目の当たりにすることで、
なにものも信じられない心理状態へと追い込まれ、究極の選択を迫られることになります。
ところで、ミステリ小説には、読者に作中現実(上位レベル)と作中作(下位レベル)といった
叙述レベルを意図的に混同させるメタフィクション形式のトリックがありますが、本作の場合、
真偽を判定できる最終審級となる外部(メタレベル)が存在しないため、真偽決定が不可能
となっています。
そのため、真相を宙吊りにする本作の結末を、ミステリとして邪道だと断ずる向きが
いても、当然だとは思いますが、その一方で、テクノロジーの発達によって、我々の
身体感覚が容易に揺らぎ、真実が何であるかは時代と共に変遷していく、といった
厳然たる真理があることも、忘れてはならないでしょう。
クラインの壷 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: クラインの壷 (新潮文庫)より
4101080127
No.61
(5pt)

仮想?現実?

テストプレイヤーとして、ゲームブックの原作者が仮想現実の世界に浸る。
これは現実なのか、それとも・・・。
すっきりしない読後感がむしろ好感。
仮想現実を体験できるゲーム『クライン2』
こんなものが我々の現実の世界でも登場したとなれば、それはすなわち私の引きこもりを意味する。
恐ろしい・・・!
それにしても岡嶋二人作品は読みやすいことこの上ない。
400ページを優に超えるのに飽きさせることなく、こんなにもあっさり読了へと導くとは。
「はじめのところから始めて、終わりにきたらやめればいい」
怖いよ、クラインの壷・・・。

クラインの壷 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: クラインの壷 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027151
No.60
(5pt)

仮想?現実?

テストプレイヤーとして、ゲームブックの原作者が仮想現実の世界に浸る。
これは現実なのか、それとも・・・。
すっきりしない読後感がむしろ好感。
仮想現実を体験できるゲーム『クライン2』
こんなものが我々の現実の世界でも登場したとなれば、それはすなわち私の引きこもりを意味する。
恐ろしい・・・!
それにしても岡嶋二人作品は読みやすいことこの上ない。
400ページを優に超えるのに飽きさせることなく、こんなにもあっさり読了へと導くとは。
「はじめのところから始めて、終わりにきたらやめればいい」
怖いよ、クラインの壷・・・。
クラインの壺 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クラインの壺 (講談社文庫)より
4062750171
No.59
(5pt)

考えられる中で、およそ最恐のミステリ

彰彦が、自らが手掛けたゲーム原作を用いたバーチャルリアリティー体感装置「K2」に入り込んだ時から、逆転が逆転を呼ぶ驚倒のサスペンスが幕を切って落とす! 今自分が見ている現実は本当の現実なのか?周囲の人間達は本当に実在しているのか?眼前のあらゆる事象をそのまま現実として認識している人間にとって、これ以上の究極の恐怖はないだろう。そんな悪夢に、大胆にも紙の上で挑戦を試みたのが、この「クラインの壺」だ。奇しくも当作が岡島二人の最終作というのもまた感慨深い。 鬼気迫る鮮烈な展開はもとより、作品の完成度を鉄壁足らしめているのは、梨紗と七美という現実と虚像における二人のヒロインの存在ではないだろうか。失踪する梨紗と入れ替わるように現れる七美。梨紗に執心の彰彦は次第に七美へと傾倒してゆく。彼女達への実直な想いとそれ故の酷薄なジレンマが究極のミステリ劇を一層引き立てているのだ。 待ち構える衝撃のラストは評価が分かれそうだが、私は作品の方向性として必然の帰結だと思う。だがあの判断、果たして彰彦にとっては、ある意味の最良の形といえるのだろうか?それとも…?
クラインの壺 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クラインの壺 (講談社文庫)より
4062750171
No.58
(4pt)

おもしろい

読後感はすっきりしないものがあってよかった。

結局今どっちの世界にいるんだってのがわからなくて不安感があった。

おもしろかったです。
クラインの壷 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: クラインの壷 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027151