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猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち



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猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たちの評価: 3.88/5点 レビュー 26件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 21~26 2/2ページ
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No.6:
(2pt)

ドラマの台本ですね

設定はユニークだと思いますが、ト書きが非常に多いです。場面場面ごとに登場人物や猫たちの表情・反応が細かに説明されるので、もう少し読者の想像の余地があると「猫弁」の世界に入って読みやすくなるのではと思いました。
猫弁【完全版】 天才百瀬とやっかいな依頼人たちAmazon書評・レビュー:猫弁【完全版】 天才百瀬とやっかいな依頼人たちより
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No.5:
(2pt)

文庫で充分

ドラマ化されるぐらいだからと期待したのですが、文章が稚拙。それも読みやすい方向にあるなら我慢できますが、同じ表現、言い回しが数行のうちに何度も出てきて、小説として読むには辛いものがあります。
ドラマ化を前提として書かれた台本だと思って、ストーリーを追うなら楽しめると思います。
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No.4:
(4pt)

少しずつパズルがはまっていくような楽しさ

この作者、ネーミングのセンスが絶妙です、アルプスの石清水、テヌー、ニニンガシ、猫弁…。
格好良いのは周りの人たちばかりで、主人公は頭脳明晰なんだから格好良い…はずなのになんだか冴えない役回り…というのも笑えます。

読み始めて、面白いと思いつつ「え?こんな序盤からいきなり手のうちばらしちゃうみたいに色々見せちゃって大丈夫なのかなぁ?」と心配になりました。しかぁし、そんな心配は全く無用でしたね…。
作者はパズルを解いてねと、たくさんのピースを渡してくれるのですが、それが簡単にハマるようでハマらない。「どうせこうなんじゃないの?」と思いつつ読んで行くと…あれ?…と少しずつなんだか予想しない方向に。。もしかして全く関係ないピースが入っているんじゃないかと、そんな気持ちになるのですが、いえいえ、ハマらないと思ったピースは少しずつ、おもしろいようにうまっていったのですよ。
大どんでん返しはないのですが、パズルのピースが少しずつハマっていく楽しさが味わえました。
そして、みんな幸せになって、百瀬さんは今日も太陽を見上げるのでした…暖か〜い話です。。。

ジャンルわけがむずかしい作品だと思います。強いて言えば猫がたくさん出てきて、弁護士が出てきて、ちょっと推理チックで、でも恋愛も絡んで、コメディ入ってるんだけど、ホロリと来る人情モノ、みたいな感じでしょうか。
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No.3:
(5pt)

うるっと

なんだか涙腺が、幸せな気分で、ゆるくなるような小説でした。
序盤は、主人公のイケてなさに読むのをやめようかとおもいつつ、徐々に主人公のキレのある会話や行動、展開に読むのをやめれなくなりました。
話は先が読めるけど、愛が多分に含まれた毒のような会話がこの小説の読みどころかと思いました。
面白かったです。
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No.2:
(5pt)

滋養たっぷりのスーパーコメディ! 

おおらかで不思議な世界です。霊柩車ごと遺体が盗まれ、身代金要求・・・という発端なので、ミステリかと思いましたが、かなり最初から犯人も出てきておたおたしているし、猫がいっぱいの弁護士事務所の弁護士、百瀬が探偵役というほどでもなく、しかもお話は、おおっ、そりゃまた、まさか、という方向へ転がってゆき、うまくあちこちでストーリーラインが結びあい、意外性たっぷり(というところはミステリ風味?)にめでたくおわって、滋養たっぷりのコメディ映画を一本観た思いです。

 殺人はもちろんありませんし、結婚相談所で連敗30回の百瀬、気の毒な犯人、結婚相談所のアドバイザー、謎の靴磨きのおばあさん、事務所のスタッフ、そして百瀬にもちこまれる事件の多くが動物がらみなので美人女性獣医、などなど、キャラクターがみなユニーク、かつ暖かい目線にくるまれています。人情物、というには少し童話風でもあり、お洒落な味わいもあります。

百瀬弁護士は父を知らず、施設で育ち、小さなときに別れたお母さんに「困ったときは上を見上げると、前頭葉と頭蓋骨のあいだに隙間ができて、そこに新しいアイデアが浮かぶ」と言われたことを、折りにふれて実行している、おっとりのんびりした、優しい人物で、これもめずらしい主人公像かなと思います。

著者はもともとシナリオライターで、今回初めて小説を書いてみたとのことですが、確かにすべての部分が生き生きと目の前に浮かぶようなスタイルです。特に会話のキレのよさ。
起承転結というより、どの回(普通に連続TVドラマ化したら四本分くらい?)にも見せ所や心に残るシーンや粋な会話があり、どこを切っても充実している、というか。
シリーズ化されたら、病みつきになりそうです。
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No.1:
(5pt)

これまでにないミステリー

ミステリー小説かと思い「猫弁」を読み始めましたが、内容はミステリー小説なのに読み終わったあとには「ほっこり」とした気持ちで終わる不思議な小説です。
ミステリー好きの方や癒されたい方におすすめです。
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