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(短編集)
玉村警部補の災難
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玉村警部補の災難の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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このシリーズ、最初の頃の『チームバチスタの栄光』のようなインパクトが欠けてきて、惰性で読んでいる。いつ読むのをやめるか、それが問題だw しかも、明らかに傷害致死とすべきところが業務上過失致死になっていたり、ほんの数ページ前に書いてあることと食い違う記述があったり、多作の弊害というべきか、あるいは編集者がちゃんと読んでいないのか、そんなこんなが気になって仕方がない。 | ||||
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海堂尊さんの小説。短編集。 玉村警部補と加納警視正コンビが事件に対峙する。 4つの短編ばかりではある。 しかしどれもが最新の科学技術を下に事件を読み解いていくのが良い。 解剖実施率の低さへの問題とAIの導入が有効な解決策であることを 示している辺りも初期の海堂尊を思い出させる。 ただ斑鳩の話とか他のシリーズ読んでないと分かりにくい点があるのは やはり良くない。初めて読む読者を大切にする姿勢が必要と思う。 (最近のバチスタシリーズは事件解決というか説教の嵐みたいだった) 東京都二十三区内外殺人事件 →管区が違うだけで解剖に回される回されないが決める日本の現状に唖然とする。 大都市部のみしか解剖が行われないことで心不全としてだけ処理される遺体が どれだけあるのだろう。この問題は海堂尊さんが散々指摘してきた事でもある。 今、どのくらい改善が進んでいるのだろうか。 青空迷宮 →正月特番として撮影していたセット内で殺人が行われる。 グーグル・アースを活用した事件解決に驚いた。 アリバイ崩しで自白を引き出すためにありえない情報を使って被疑者を揺さぶるのは 已む得ないのだろうけど・・釈然としない。 四兆七千億分の一の憂鬱 →DNA鑑定が一致したからと言って全てが解決される訳ではない。 論理的にも正しいかどうかを確かめる作業が欠かせない事を思った。 その基本を大事にしないと第二の袴田事件は起こるだろう。 エナメルの証言 →ヤクザの焼身自殺を歯型のみで本人確認をしていた事から 落とし穴にハマり込んでいたと言える。 この事は他の解剖にも当てはまるけど。 栗田は助かった事と高岡が捕まったことは 仕事の取り組む姿勢の大切を教えているようだった。 仕事は丁寧に。時間を守って。 神は細部に宿るという言葉を痛感。 栗田は四国へ逃れていった。今後も登場するのだろうか。 | ||||
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これは、今までのシリーズと比べると少し落ちると思います。でも、まあ良とというかんじです。 | ||||
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どれも短編なのですが、一部「イノセントゲリラの祝祭」からの派生になる部分があり、本作ではフォーカスを当てたい加納警視正、玉村警部補の2人がより絡むように書き直している感があり、ちょっと物足りなさを感じました。 巨大迷路内でタレントが殺される「青空迷宮」はトリックさえバレてしまえば・・・というところもあり、もう一つな感じ。 面白いと感じたのは「エナメルの証言」。 ある遺体の歯型に、別の人物の歯型と同じように複製。 移植した歯型の遺体を焼死体に見せかけ、当人は死んだように偽装する・・・。 タイトルは「玉村警部補の災難」なのですが、加納警視正の色が濃く他のタイトルでもよかったのでは・・・・。 | ||||
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Yeah, this was pretty good. I recommend it to anyone interested. Thanks for reading this. | ||||
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