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(短編集)
玉村警部補の災難
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玉村警部補の災難の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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中古本でも、綺麗な状態でした。気持ちよく読めます。 | ||||
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このシリーズ、最初の頃の『チームバチスタの栄光』のようなインパクトが欠けてきて、惰性で読んでいる。いつ読むのをやめるか、それが問題だw しかも、明らかに傷害致死とすべきところが業務上過失致死になっていたり、ほんの数ページ前に書いてあることと食い違う記述があったり、多作の弊害というべきか、あるいは編集者がちゃんと読んでいないのか、そんなこんなが気になって仕方がない。 | ||||
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田口白鳥シリーズの本編では緻密な設定を背景に綿密なストーリーが描かれていた。一方、本作は短編集ということもあり、どことなくのんびりとした雰囲気があった。ただ、一つ一つの着想が素晴らしく、とても切れ味の鋭さを感じた。 | ||||
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加納警視正の事件簿に、いつも巻き込まれて大変な思いをする玉村警部補。たまに田口も迷惑する。 電脳猟犬というだけあって、IT系はすごい。 青空迷宮、桜宮科捜研、スリジエセンター、Aiセンターと、場の力がマイナスを呼び込むことがあるのだろうか。。。 海堂ワールドは全部つながっていて、他の話に出てきた話しがちらっと出てくることもあるので、全部読んだ方が楽しめます。伏線だけの伏線小説は損した気分なので、今回のように一話完結の事件簿は、楽しかったです。 | ||||
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『玉村警部補の災難』(海堂 尊著、宝島社文庫)登場人物名初出ページ ※①実在の人物で知っている人物は省略。 ※②作品内で紹介される小説・映画・劇などの登場人物名も必要に応じて記載。 斑鳩芳正広報官145 猪熊246 大野217 加納達也警視正9 紙谷課長248 木下、ヤングボーイ44 鯨岡組長235 久美嬢70 栗田233 黒崎教授16 小松62 コンジロウ69 桜宮巌雄碧翠院院長258 島津放射線科准教授280 白井加奈145 白井隆幸145 白鳥圭輔17 ジェフリーズ博士150 高岡儀助229 田上先生37 高階病院長14 田口公平8 蛸島要三組員275 多田慎太郎197 谷口本部長135 棚橋、鑑識官84 玉村警部補9 トオル227 戸田おさむ196 利根川一郎65 ドミンゴ186 中村祐輔150 沼田教授157 馬場利一、バンバン158 バンバン→馬場利一 曳地委員長32 肥田院長29 ヒョートル大帝185 広川みゆき197 風助70 笛田勇一197 藤原真琴看護婦8 別宮葉子、時風新報社会部292 ヘンロ186 法の番犬301 ボンバーズ魔王220 前田71 真木裕太63 松原喜一147 丸美80 美奈代73 モズク186 諸田藤吉郎63 森歯科医252 由香124 ユナ183 ラスボス?185 | ||||
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最近、『モルフェウスの領域』など、 ちょっとなんだかなーという作品が続いていたので、 久しぶりに安心して楽しめた気がしました。 短編集としては『ジェネラル・ルージュの伝説』以来でしょうか。 『東京都二十三区内外殺人事件』は『イノセントゲリラの祝祭』中の エピソードそのままなので新味はありませんが、 独立して抜き出して、問題点を指摘し直したかったのかもしれません。 残り三編は Google Earth、DNA鑑定、歯科情報といった 現代技術によるトリックをめぐる話です。 現代技術にいかに穴があり、その技術を信用し過ぎることの弊害を 描くのが主眼になるあまり、事件捜査については 「現実はこんなものだろうけど、それにしてもやや杜撰では?」 という読後感もありましたが、 軽く、さくさくと読め、悪くなく感じました。 | ||||
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白鳥・田口コンビ・シリーズのスピンアウト作品です。 タイトルは、玉村警部補が表に出ていますが、内容的には加納警視正の事件簿と言ったところです。 ただ、加納警視正の強引な捜査方針に右往左往させられると言う意味では、玉村警部補の「災難」と言えるかと思います。 ここには、4編の短編が収められています。 形としては、4つの事件のレポートを田口医師が確認すると言う形態を取っています。 いずれにしても4編とも医療ミステリーです。 検視体制の盲点を突く事件が多く扱われています。 それぞれの作品は、そうした医療知識を駆使したミステリーになっていますが、ちょっとあっけない感じもします。 その原因は、所謂「謎解き」が科学的にはこうなんだよと言う説明で簡単に終わってしまうからかも知れません。 着眼点の鋭い良い作品だと思うのですが、そのあたりの「あっけなさ」に不満が残りました。 | ||||
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全部を読まなくても面白いですが、全部を順序を考えて読むと大はまりです。 | ||||
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海堂尊さんの小説。短編集。 玉村警部補と加納警視正コンビが事件に対峙する。 4つの短編ばかりではある。 しかしどれもが最新の科学技術を下に事件を読み解いていくのが良い。 解剖実施率の低さへの問題とAIの導入が有効な解決策であることを 示している辺りも初期の海堂尊を思い出させる。 ただ斑鳩の話とか他のシリーズ読んでないと分かりにくい点があるのは やはり良くない。初めて読む読者を大切にする姿勢が必要と思う。 (最近のバチスタシリーズは事件解決というか説教の嵐みたいだった) 東京都二十三区内外殺人事件 →管区が違うだけで解剖に回される回されないが決める日本の現状に唖然とする。 大都市部のみしか解剖が行われないことで心不全としてだけ処理される遺体が どれだけあるのだろう。この問題は海堂尊さんが散々指摘してきた事でもある。 今、どのくらい改善が進んでいるのだろうか。 青空迷宮 →正月特番として撮影していたセット内で殺人が行われる。 グーグル・アースを活用した事件解決に驚いた。 アリバイ崩しで自白を引き出すためにありえない情報を使って被疑者を揺さぶるのは 已む得ないのだろうけど・・釈然としない。 四兆七千億分の一の憂鬱 →DNA鑑定が一致したからと言って全てが解決される訳ではない。 論理的にも正しいかどうかを確かめる作業が欠かせない事を思った。 その基本を大事にしないと第二の袴田事件は起こるだろう。 エナメルの証言 →ヤクザの焼身自殺を歯型のみで本人確認をしていた事から 落とし穴にハマり込んでいたと言える。 この事は他の解剖にも当てはまるけど。 栗田は助かった事と高岡が捕まったことは 仕事の取り組む姿勢の大切を教えているようだった。 仕事は丁寧に。時間を守って。 神は細部に宿るという言葉を痛感。 栗田は四国へ逃れていった。今後も登場するのだろうか。 | ||||
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とても綺麗な本でした。新品の様で 気持ちが良いです。 梱包も丁寧です。 | ||||
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シリーズ追っかけて読んでると 損した感じになります。 今回出てきた人、ほかのところでも見たいなぁとか思いつつ でも、1話損したと思うのですよ | ||||
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加納警視正と玉村警部補が織り成す短編集。 やたらと理屈をこねる住人が多い海棠ワールドにあって直感に従ってわが道をゆく 加納警視正の活躍は、まさに本シリーズの風穴。 それに翻弄される玉村警部補との名コンビはとても絵になり単純におもしろいと思いました。 しかもただ面白いだけではなく、DNA鑑定やデンタルチャートの問題点なども 随所に織り交ぜられ、ちょっとした知識が得られるのもよいです。 | ||||
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これは、今までのシリーズと比べると少し落ちると思います。でも、まあ良とというかんじです。 | ||||
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どれも短編なのですが、一部「イノセントゲリラの祝祭」からの派生になる部分があり、本作ではフォーカスを当てたい加納警視正、玉村警部補の2人がより絡むように書き直している感があり、ちょっと物足りなさを感じました。 巨大迷路内でタレントが殺される「青空迷宮」はトリックさえバレてしまえば・・・というところもあり、もう一つな感じ。 面白いと感じたのは「エナメルの証言」。 ある遺体の歯型に、別の人物の歯型と同じように複製。 移植した歯型の遺体を焼死体に見せかけ、当人は死んだように偽装する・・・。 タイトルは「玉村警部補の災難」なのですが、加納警視正の色が濃く他のタイトルでもよかったのでは・・・・。 | ||||
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デジタル・ハウンドドッグこと加納警視正と、彼に振り回させる人のいい玉村警部補が中心の短編集。 長身の強面ハンサムで強引・豪快で優秀な組織のはみ出し者、加納さんとタマちゃんのコンビっぷりがまず楽しいです。 言いたいことを言いつつ、玉村警部補を信頼していることがわかる、やり取り等は、シリーズファンにはたまりません。 もっとも、事件そのものも警察や最新の犯人割り出しの技術等がちりばめられていて、十分楽しめました。 白鳥中心の物語ではありませんが、田口先生は出番が多いです。 個人的に、海堂尊さんはほとんど外れがありません。 | ||||
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Yeah, this was pretty good. I recommend it to anyone interested. Thanks for reading this. | ||||
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切れ者でブルドーザーのような馬力もある加納警視とちょっと抜けてる玉村警部補コンビの短編集 海堂さんって、書かなくてもよくご存じ、チームバチスタで医療ミステリー鮮烈デビュー した作家さんです。時事の医療関係ネタにも強く大震災の医療者の話も書いておられるのですね しりませんでした。 この作品は、ヒーロー的活躍を持ち前の有りすぎる行動力とこれまたあふれる 知性で、力づくて解決してゆく加納警視正中心の四編からなる短編集です。 ・東京都23区内外殺人事件..なつかしの「白鳥」さんがなぜか、発見した死体を 移動してから通報する。なんだかおかしな作品ですが最後にその謎がわかるようになっています。 ・青空迷宮..正月特撮用に巨大迷路で密室青空殺人が起こる。撮影用カメラにも 犯人らしき人影すら映っていない。 加納警視正の推理が生きる作品に感じました。 ・四兆七千万分の一の憂鬱..残っていた血痕からDNA判定で浮かび上がった容疑者は 全く関係しないフリーター。破壊的な論理力で加納警視正が犯人を割り出すものの 完璧とも思える構成で物的証拠が無い。この四作品の中では一番好きです。 ・エナメルの証言..初期の海堂作品に似たフレーバーと暗さを持つ 特殊な歯科作業者と加納警視正の作品。 チームバチスタの田口先生や白鳥さんを待望している方々には ちょっとだけ登場するだけなのであまり楽しくないかもしれません。 ベンツのオープンカーをとんでもないスピードでぶっ飛ばす 主役級の加納警視正が今回初めて主演をとったような作品になっています。 初期の作品ではエナメルの証言にあるようなニヒリズムを感じるものが 多く、読後感も余りよいものではなかったですが、この作品は 最近の作品同様明るさが感じられて、私は楽しく読めました。 チームバチスタの白鳥・田口コンビがほとんど登場しないとか ミステリーの謎解きがそんなに難しくはないというハンデはありものの 軽い感じで読み進めていけるこの作品、とても私は好きです | ||||
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海堂尊先生の本は「とりせつ からだ」まで読んでいます。しかも、単行本買って、それが文庫落ちするのを待ってまた買うという……まぁ、それだけの魅力の有る作家さんなので、それはいいのですが。 この本は4つの短編から成り立っていて「東京都23区内殺人事件」をとっても期待して待ってました!! この作品って、「アリアドネの弾丸」だったと思いますが……その中に「一番御しやすそうに見える田口先生でもこの事件では目覚ましい活躍」(手元にないので記憶があやふやですみません)と敵方に言われています。 「イノセント・ゲリラの祝祭」を読んだ時、東京と神奈川の県境に放置された遺体を白鳥調査官が加納警視正死因不明の(白鳥さんが管轄ずらしをやっていた)遺体を神奈川ではなく、東京に搬送するお手伝いをたまたま一緒に呑んでいた田口先生も付き合って死因究明し、次の日その「牡丹燈篭」というお店が大変気に入った田口先生が同じ場所で遺体を発見する……。白鳥さんは携帯を持ってないので、やむなく桜宮警察で知り合った玉村警部補に加納警視正の携帯電話番号を教えてもらう。で、あっさりと(徹夜でしたが)事件は解決。といった流れだったと思います。 なので、私は加納警視正と白鳥室長が爆走気味に捜査(?)を進めていく途中で、田口先生が意外な推理をするか、加納警視正とか白鳥室長をなだめて、それが犯人逮捕につながるのかしら〜?っと思っていたのですが、、、、、、そんなことは全くなく、「東京23区内殺人事件」は、「イノセント」から該当箇所を若干書き直した程度だと思います。そりゃないよ(TT)もっと田口先生の活躍が見たかったです!!! あ、この話には白鳥さんは「イノセント」を文庫本で読んだ方なら「活躍が全くないじゃないか……」と思います。 「青空迷宮」は(一応)密室(厳密には密室ではない)ですが、凶器などは違いますが殺し方は「アリアドネ」とかぶるような…… 「まっとうな殺人事件」は一番面白かったです。DNA鑑定でクロと出ていた容疑者は(鑑定ミスとかでなく)トリックで容疑者にされてしまいます。それをどう覆すかがミモノでした。 「エナメルの証言」は、まぁ、最後にAiで分かるという、海堂作品の「お約束」ですが、ダーティな組織が今警察や市民の目の敵にされている(条例もありますしね)法歯学の鑑定もアテにならないんだなぁ……と思えたし、あちこちにクスっと笑いをちりばめています。モバゲーしかり、「家政婦の覗き見はつまみ食いの後で」の本しかり。 私は個人的に斑鳩室長vs沼田教授エシックス委員会での議事録が読みたいです。 「東京23区殺人事件」以外は買って損はなかった感じですので、★一つ減らします。 | ||||
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