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探偵・花咲太郎は閃かない
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探偵・花咲太郎は閃かないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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毎月新刊や既刊を10冊以上買っている私のような人間は買わないが吉、な作品です。 余程作者の事が好きではない限り、評価は「微妙」に落ち着くでしょう | ||||
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人気の若手作家、という触れ込みに期待して購入しましたが、読みづらいですねコレ。文章がシンプルという言葉の対極を突き進む感じで、一章の途中までは非常に疲れました。物語的にも一章は面白いと思えなかったのが疲れる要因だったのかもしれません。 しかし、二章以降は文章に慣れてきたのかサクサクとページを捲ることができました。二章のペット事件? がなかなかに面白い物語だったからかもしれません。荘大な事件やら目を見張るような展開やらはありませんが、だからこそ、『この先どうなるの?』といった興味が湧くのかもしれませんね。というかそれこそがこの本の魅力であろうと思われます。 事件の解答や後日談が全くないので、ミステリ好きとしてはうーんという部分がありました。これがアンチミステリーというものなんでしょうか……よく分りませんです。 あ、あと、ヒロイン・トウキのキャラが最初と最後の方で少しぶれていると感じました。大して出てこない子ですが、それが無性に気に掛かりました。 続きも出ているみたいですが、個人的にはこれだけでお腹いっぱいです。 | ||||
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まず、他の皆様も書かれているように、この本に推理小説の要素を求めてはいけません。 タイトル通り閃かないロリコンの太郎くんが愛しのトウキにデレデレしてるってだけの話です(ほぼ)。事件起こりっぱなしでその後の展開は一切なし。それでも良いって方だけ読むのをお勧めしますね。 個人的には登場人物がグダグダしてるだけの描写でも楽しめたのですが(キャラが立ってて良い)、わざわざ新レーベルで出す本でもないって気がしましたねー。このレーベルの他の作品は読んでないのでよくわかりませんが…。 でも四章はオススメ。ほんわかします。 続刊はどうだろう。さすがにこのままのノリで続くと退屈だろうとは思いますが…新展開にちょっとだけ期待しておきます。 | ||||
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「みーまー8」で出てきたロリコン探偵、花咲太郎氏の日常を描く短編集です.探偵さん+殺人事件ですから、ミステリかと思いきや、推理小説っぽい「残酷ペット事件」のみで、あとはユーモア小説ですね。愛するトーキちゃんの殺人事件を引き寄せる不思議な力のおかげで望みもしない事件にまきこまれる太郎さんのアホさが愉快です.トーキちゃんって超能力探偵になれんじゃないのまんま。犯人わかっちゃう訳だし。答えがわかれば、理由なんていくらでもついてくる訳だし。(というか司法なんて、みんな嘘の後付けだしね)。残念なのはMW文庫はイラストなしでいくんですかね。「みーまー」のイラストを担当している左氏のイラスト楽しみにしてたんだけどないんですね。イラストないと購買意欲なくすなー、この程度の作品では.メデイアワークスさんご考慮ください. | ||||
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犬猫捜索専門探偵・花咲太郎と「桃姫」ことトウキ(13歳)。「閃かない」探偵と美少女が織りなす探偵物語です。 この本は5章立てとなっていますが、どの章も一応何某かの「事件」が絡んでいます。しかし、その事件の発端、推理、解決編…などという推理小説によくある構成は一切無視し、おまけに解決編すら書いていない章もあります。 加えて、この探偵は自ら行動派と称し、名探偵のような推理はあり得ないと思っているようで、いわゆる推理らしい推理は第2章以外していません。 では、実はトウキが…ということもありません。彼女は事件を呼び込むこととカンで犯人がわかるという、これも今ひとつ推理とは離れた能力を発揮しています。ですので、探偵が出てくるからといって、名探偵を想像し「推理小説」だと思って購入すると、失敗します。 ではこの本は何かというと、訳あり美少女と同居するロリコン探偵と愉快な登場人物の掛け合いを、著者独特の文体で楽しむ、探偵という職業の人物を使ったユーモア小説だと思います。 では、ユーモア小説として面白かったかというと、入間人間氏独特の文体自体はいつもの通りなのですが、現在連載中の「電波女と青春男」(電撃文庫)と比較しても、その内容の中途半端さは否めません。ただ、恐らく1冊目はいろいろなエピソードに絡めて今後多用する登場人物を並べただけではないかと思われる節があります。既に2月のラインナップで続編が出るようですので、そちらに期待します。 そもそも、本来このレーベルが目指す位置づけ自体は、「純文学とライトノベルの中間」を狙っているのではなく、電撃文庫で育った大人向けの「娯楽小説」なのではないかと推測しますが、本作はまさに前者のごとき中途半端さが感じられます。 私個人としては、同著者の「電波女と青春男」は好きなだけに、この本の評価は1ランク下げざるを得ません。 | ||||
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