■スポンサードリンク
幸福な食卓
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
幸福な食卓の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全130件 21~40 2/7ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
家族や人との繋がり方って色々なんだなあと思いながら読みました。いいお話に出会えました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初は家族のほのぼのした話しかと思って読み進めていたら、予想もできない展開に、思わずえつ!と声を出してしまった。 自分達の周りには支えてくれる人がいる。 どんな事があっても応援してくれる人がいる。 お礼や愛情表現はできる時に惜しみなく伝えよう。 そう思わせてくれたお話でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
家族の存在が大切に思える作品だと思います。 顔見知りな作家さんだけに読んでいて 寄り添っているような感覚でした。 いくつか手に取った中で展開が意外だったため思わず涙しそうな場面もありました。 家族ってこうなんだと なくてはならない存在なんだと思いましたし 今自分になぞらえると家族がキラキラして見えました。 オススメです!! 是非一度手に取って下さい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
驚きのスタート。 「父さんは今日で父さんをやめようと思う」 春休み最後の日、朝の食卓で父さんが言った。 中学教師だった父は「父さん」をやめて予備校生となる。それを、いいんじゃない、とこともなげに受け流すのは高校までは神童と呼ばれた、超マイペースな直ちゃん(兄)。さらに家出をして一人暮らしをするも、ちょいちょい家に帰ってくる母も反対しない。こうした家族を淡々と、そして突っ込みを入れつつ見守る「私」(中学生)。 この作品、面白かった! 主人公の私は中学生だからいいけど、ほかの家族が子供っぽい割り切れなさを残しつつ生きており、それがユーモラスに描かれている。現実の我々は「父さんやめる」などとは気軽に言えないし、うちの嫁だって家出して一人暮らしをしつつ家に遊びに来るなんてしません!できません笑 多くの人が「やれたらいいなあー」と羨むような、ある種責任放棄的な行為を、出てくる人がホイホイやってくれるところが読んでいて気持ち良い笑 人物の会話も小気味よく、シンプルな情景描写と相まってぐいぐい読ませます。 ただし、読むに従い、この不思議な家族の背景が徐々に明らかになります。自殺未遂を起こしていた父。それを発見した私。自らを責め家出をした母。現実と真剣に対峙することをやめてしまった兄。父を救ったことで、一番若い「私」に皆が気を使う。 そう。この家族は単にユーモラスなのではなく、むしろあと一息のところでようやく崩れずに保っている崩壊途中な家庭に思えます。この危うい家族ですが、主人公の「私」が中学・高校へと進学し成長するに従い、少しずつ回復してゆくところです。 最後の最後で、「私」の身には想像もできない不幸が降りかかります。しかもクリスマス。ただ、それがきっかけなのか、壊れかけた家族は徐々に家族に戻りはじめ、機能し始めます。 教訓じみたことも言いたくないけれど、この作品を読んでいると、人生の要諦とは、苦しみつつも「受け入れる」「受け止める」ことなのかな、と思ってしまう。 物事に対しシニカルになり、それを避ける草食系では足りない(気持ちはわかる)。あらゆるものに意味があるなどと、ポジティブ全開な様子も受け入れ難い(松岡修造になれたらいいよね)。人生はやっぱり苦しいことが多いし、でも楽しいことや有難い気遣いを頂くことがないわけでもない。時に、苦しみは我々を圧倒することもあるけど、それを受け入れ、消化し(いやこれが難しいから感情もブルンブルン動くんだけど)、周囲とともに成長する、っていうのが人生なのかなあと、ひとりごちてしまいました。 ・・・ 本作は、息子の高校受験用の過去問でたまたま見かけた作品でした。今回通しで読みましたが、実に気に入りました。胸に沁みました。 不思議なユーモア感が常に流れるなか、家族という皆に必ず関連するテーマが主題となっていること、加えて前向きな結末。この作家さん(瀬戸まいこ氏)の他の作品も是非読んでみたくなりました。 中学生くらいから、大人まで読める本です。皆さんも読んだら何か感じるのではと思います。うちの子供たちにも是非読ませてみたいと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公の佐和子を取り巻く人間同士のふれ合いに、とても心打たれました。彼女がどうか幸せな人生を歩みますように、そう祈らずにはいられない物語でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
お父さんの自殺未遂をきっかけに家族のそれぞれが自分を責めたり、生き方を変えたり、役割を降りたり、色々ありながら家族の絆を一生懸命つなぎとめようと必死なのにどこかコミカルに見せる筆者はすごいなと思いました。 瀬尾まいこさんのメタ認知能力というか死生観というか、とてもクセになりそうです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
離婚して仕事も辞めてこれからどうしていくのか興味あります。それに離婚しても元奥さんと何時も道理に付き合っている事も興味ありますのでさんぷるしか今読んでいませんが購読したいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
お行儀のいい書きぶりでファンになりました。次も瀬尾さんのものを読みます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネタバレ含みます。 すごく良い話ではあったんですけど、 最後が本当に悲しいです。 大浦くんのこと以降は本当に 暗い気持ちになってしまって。。。 生きたままで、何か別の事きっかけで 家族が修復されるとか お母さんが戻ってくるとか そういう希望の持てるラストが良かったです。 ハッピーエンドを求めて申し訳ないですが。。 続いていく日常の中で、兄が目覚めて 少しずつ良い方向に変わっていってほしかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
それぞれがバラバラなりにも繋がっている家族構成やそんな家族の元で心に深い傷をおいながら真っ直ぐだけど不器用な主人公の話だと思いながら読んでいましたが、他人との出逢いによって心の支えを得たり少しずつ成長していく主人公にハマり、最後の展開には涙が止まらず読み切りました。私にはとても楽しめた本でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
50過ぎのオヤジが泣かされました。家族それぞれの辛さが過剰な様で抑制の効いた文章で淡々と記されており、心に沁み入りました。 薄っぺらいとの評価もあるみたいですが、私は深淵ギリギリの良さを感じましたね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
家族4人の生き様が、おもろいです。 バラバラの家族が、実はしっかりしたワンチーム! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の人も書かれているがとても読みやすかった。 特に続きがどうしても気になるという訳ではないがサラッと読めて気持ちいい。 何というか国語の教科書やら模擬試験にたまに出てくる面白い話を読んだ気持ちになった。 充分な魅力があるのでわざわざ最終章のような急展開を作る必要は無いと個人的に思う。 本屋で瀬尾さんの作品がプッシュされてて気になったから最初の一冊として読んでみたが 他の作品もどんどん読んでいきたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いい加減なようで実は実直な性格の主人公に引きつけられた。現実にありそうなだなぁと思いながら読んだ内容が、つい最近、ほぼ同じ悩みで新聞記事になっていたのには驚いた。もちろん占いではなく専門家が携わっていましたけどね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読後の気持ちを書こうとするとネタバレになってしまいそうで、上手くは書けません。すごく低い評価のかたがおられますように、好き嫌いは分かれるかと思います。私の場合は、読み終えて、このストーリーでも良かったと思います。私的には4以下にはしたくない小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とっても読みやすく、幅広い世代におすすめできます。家族の物語、多様な家族のあり方に興味、関心がある方におすすめです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
結末はいつも中途半端で読者の想像任せ。それが瀬尾まいこだと感じる。 大切な人を亡くしたことのある人間とそうでない人間。 幸福な家庭にいる人間とそうでない人間。 年を取るほど、不幸な思いの確率が上がるのは必然で、若ければ若いほど、この作品の理不尽さを理解するのは難しいと思われる。 前半の引越ししてしまう彼くらいしか、のちのちの伏線となるものがない。 ただ、それは、なにもかもがすぐに突然やってくることをしっかりと示していた。 この作品を理解できない人間は、今後辛い現実に直面したときに、その悲しい深さに気付けたら、読んだ意味があるのではないだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
兄の恋人・小林ヨシコさん・・・気になる存在。 最初の登場から大胆です。手土産が賞味期限間近のサラダ油ってどゆこと???(笑) 彼女の存在は、自然体を装いつつも距離感のあった家族をまとめるのだから不思議です。 人生にはいろんなことがあるけれど、必ず乗り越えていくことができる。 愛する人たちと囲む食卓がその力になってくれるのですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中学2年の頃に読んだ記憶があります。ストーリーそのもの以上に印象的だったのが、主人公の兄の存在でした。生きていていっぱいいっぱいになりそうな時にこの兄の直ちゃんの存在を思い出すと、少し気楽になれます。 10年近く読んでいないので、また今の年齢で読み返すと違った見方をすることが出来るのかも知れませんが、でも主人公に近い年齢でこの本に出会えたことは幸運だったと思っていますし、今の中学生にも読んでもらいたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
瀬尾氏の作品を初めて読みました。娘の学校の読者感想文の指定図書だったのですが、読み終わって納得、というのも言葉の使い方がちょっと硬めな雰囲気があり、そこが読んでいて楽しかったです。登場人物は少ないのですが、みなが他者との係わり方が繊細で優しく、その距離感が素敵でした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!