孤宿の人

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評判

孤宿の人の評価:

4.27/5点 レビュー 171件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.27pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全324件 161〜180 9/17ページ
No.164
(4pt)

現代に共通するもの

なかなか最初は時代物を読むとき特有の(私的に)入りこみにくさを感じたのですが、内容や読み進めているうちに、気軽に内容がはいってきました。純粋で無垢な少女の健気さ、大人たちの、しかも時代背景のしがらみのなかでの醜さや利害画策、よくできた作品だと思います。地位、権力のある物がそれそれの利害でシナリオをを作り、情報を操作し、無知な民は神だ、祟りだと踊らされる。ちょっとしたところが、日本の今に共通する気がしました。少女の存在がとても救いなの所、今の私たちにもあってほしいです。
孤宿の人 上 Amazon書評・レビュー: 孤宿の人 上より
4404032579
No.163
(5pt)

「ほう」がかわいすぎる

主人公の女の子が、とってもかわいいです。
素直で純粋で一生懸命で明るい「ほう」
そしてほうを妹のようにかわいがるのは男勝りの勝気な女性「宇佐」ですが、
作者のイメージとダブってしまったのは私だけでしょうか?
人間の心理、大衆の心理、迷信、うわさ、身分制度、いろいろなことにとても深い洞察力と
観察眼、そして自然や人の表情、それぞれの性格の描写のすばらしさ。
ややこしい部分はさっと読み飛ばしても筋はつかめるし、読みたいところは(私の場合、ほうが出てくるシーンすべてでした)
ゆっくり味わいながら読むという自由な読み方を許す包容力がある本だと思います。

とても悲しい結末なのですが、ほうの心のきれいさに、さわやかな読後感を味わえました。
「おあんさん、おはようございます。 ほうは元気で、今日も一日しっかり働きます」
ほうのかわいらしく澄んだ声が聞こえてくるようでした。

文庫の解説は児玉清さんです。



孤宿の人 下 Amazon書評・レビュー: 孤宿の人 下より
4404032587
No.162
(5pt)

「ほう」がかわいすぎる

主人公の女の子が、とってもかわいいです。
素直で純粋で一生懸命で明るい「ほう」
そしてほうを妹のようにかわいがるのは男勝りの勝気な女性「宇佐」ですが、
作者のイメージとダブってしまったのは私だけでしょうか?
人間の心理、大衆の心理、迷信、うわさ、身分制度、いろいろなことにとても深い洞察力と
観察眼、そして自然や人の表情、それぞれの性格の描写のすばらしさ。
ややこしい部分はさっと読み飛ばしても筋はつかめるし、読みたいところは(私の場合、ほうが出てくるシーンすべてでした)
ゆっくり味わいながら読むという自由な読み方を許す包容力がある本だと思います。

とても悲しい結末なのですが、ほうの心のきれいさに、さわやかな読後感を味わえました。
「おあんさん、おはようございます。 ほうは元気で、今日も一日しっかり働きます」
ほうのかわいらしく澄んだ声が聞こえてくるようでした。

文庫の解説は児玉清さんです。



孤宿の人〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)より
4101369321
No.161
(1pt)

人物に感情移入できない。
ほうが俺よりよっぽどちゃんとしゃべるので、手習いの場面は嫉妬しかできなかった。
あと、ふりかえると何もしてないように感じる。繰り返す日常の描写ばかり。悪い意味で寂しさが残った。
孤宿の人 下 Amazon書評・レビュー: 孤宿の人 下より
4404032587
No.160
(1pt)

人物に感情移入できない。
ほうが俺よりよっぽどちゃんとしゃべるので、手習いの場面は嫉妬しかできなかった。
あと、ふりかえると何もしてないように感じる。繰り返す日常の描写ばかり。悪い意味で寂しさが残った。
孤宿の人〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)より
4101369321
No.159
(5pt)

宮部先生の人柄

何冊も宮部先生の作品を読んでいますが、一番好きな作品です。

物語の出来事は、テンポ良く、丁寧に描かれていますが、

私はそれ以上に、静かに流れる時、人々の暮らし、登場人物の個性、人情、風景などが、
丁寧に書かれていて、その世界に引き込まれました。

丁寧な描写により、どの登場人物の感情にも入り込める、不思議な魅力を感じました。

宮部先生、こんなに心に染みる作品をありがとうございました。




孤宿の人〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)より
4101369313
No.158
(5pt)

宮部先生の人柄

何冊も宮部先生の作品を読んでいますが、一番好きな作品です。

物語の出来事は、テンポ良く、丁寧に描かれていますが、

私はそれ以上に、静かに流れる時、人々の暮らし、登場人物の個性、人情、風景などが、
丁寧に書かれていて、その世界に引き込まれました。

丁寧な描写により、どの登場人物の感情にも入り込める、不思議な魅力を感じました。

宮部先生、こんなに心に染みる作品をありがとうございました。




孤宿の人 上 Amazon書評・レビュー: 孤宿の人 上より
4404032579
No.157
(3pt)

“宝”の心に涙

場面がコロコロ変わり、重要人物の描写が全て中途半端に感じて、私にはあまり読みやすい小説ではなかったです。もう少し登場人物の気持ちを感じ取りたかったかな…
 でも、毎日を一生懸命生きる“宝”にとても感動して涙が出ました。“宝”は確かに物覚えなどは良くないのかもしれないけれど、自分の頭でしっかり考え、自分の心で感じたことに正直で、加賀様がくれた“宝”という漢字がとてもピッタリだと思います。身近な幸せを感じて、毎日キラキラした日々を送ってもらいたいなと願います。
 宇佐や、渡部さんにも幸せになってほしかったので、読み終わったあと、とても寂しかったです。
 

孤宿の人 下 Amazon書評・レビュー: 孤宿の人 下より
4404032587
No.156
(3pt)

“宝”の心に涙

場面がコロコロ変わり、重要人物の描写が全て中途半端に感じて、私にはあまり読みやすい小説ではなかったです。もう少し登場人物の気持ちを感じ取りたかったかな…
 でも、毎日を一生懸命生きる“宝”にとても感動して涙が出ました。“宝”は確かに物覚えなどは良くないのかもしれないけれど、自分の頭でしっかり考え、自分の心で感じたことに正直で、加賀様がくれた“宝”という漢字がとてもピッタリだと思います。身近な幸せを感じて、毎日キラキラした日々を送ってもらいたいなと願います。
 宇佐や、渡部さんにも幸せになってほしかったので、読み終わったあと、とても寂しかったです。
 

孤宿の人〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)より
4101369321
No.155
(5pt)

最後の8ページ!

ほうはあほうだから「ほう」なのだ、と生まれ育った家の者に言われ育った。
加賀さまは自分の妻子を手にかけ家来を手にかけ、狂ったと見なされ流罪となった。
死ぬのを待つだけの加賀さまの心に、無心、無知なほうの心が滲むように溶けていく。最後の最後に、加賀さまを救うために現れた神仏のような。

ネット上で「泣けました」とあったので、私涙もろいのでもっと泣けそうなのになと思っていたところ・・・、やられました!最後の8ページ!上下巻なのに、たったの8ページです!もうっっ最高に泣けました!!上巻は下巻への伏線的な感じで、だけど下巻に入ると様子は変わり、それこそ朝の4時まで午前様するくらいに、読み入ってしまいました。
孤宿の人〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)より
4101369313
No.154
(5pt)

最後の8ページ!

ほうはあほうだから「ほう」なのだ、と生まれ育った家の者に言われ育った。
加賀さまは自分の妻子を手にかけ家来を手にかけ、狂ったと見なされ流罪となった。
死ぬのを待つだけの加賀さまの心に、無心、無知なほうの心が滲むように溶けていく。最後の最後に、加賀さまを救うために現れた神仏のような。

ネット上で「泣けました」とあったので、私涙もろいのでもっと泣けそうなのになと思っていたところ・・・、やられました!最後の8ページ!上下巻なのに、たったの8ページです!もうっっ最高に泣けました!!上巻は下巻への伏線的な感じで、だけど下巻に入ると様子は変わり、それこそ朝の4時まで午前様するくらいに、読み入ってしまいました。
孤宿の人 上 Amazon書評・レビュー: 孤宿の人 上より
4404032579
No.153
(4pt)

人との関わり

上巻では若干話のテンポが遅いように感じましたが下巻は一気に読み終えてしまいました。 とても感情移入してしまって、ほうが心を寄せる事が出来る人が出来たかと思うと引き離され…幾度となくひとりぼっちになってしまうほうに「どうか最後はほうにハッピーエンドが用意されていて欲しい」と願わずにはいられませんでした。 …ラストは涙が止まりませんでした、この話の締め括り方に何と感想を述べていいかわかりません。 私がほうだったらほうのようにはなれない、放心して現実逃避をして…真実など飲み込まないだろうから。
孤宿の人 下 Amazon書評・レビュー: 孤宿の人 下より
4404032587
No.152
(4pt)

人との関わり

上巻では若干話のテンポが遅いように感じましたが下巻は一気に読み終えてしまいました。 とても感情移入してしまって、ほうが心を寄せる事が出来る人が出来たかと思うと引き離され…幾度となくひとりぼっちになってしまうほうに「どうか最後はほうにハッピーエンドが用意されていて欲しい」と願わずにはいられませんでした。 …ラストは涙が止まりませんでした、この話の締め括り方に何と感想を述べていいかわかりません。 私がほうだったらほうのようにはなれない、放心して現実逃避をして…真実など飲み込まないだろうから。
孤宿の人〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)より
4101369321
No.151
(3pt)

手抜きっぽい

作者自身が、途中で何度も投げ出したくなった、と書いているように、
これまでの宮部作品にはないような、きめの粗さ、というか、
登場人物の扱いが雑で、心境の変化とかストーリー展開も強引で、
なんだか全体的に投げやり気味で、手抜きっぽい感じがしました。

ぐっときたのは、「ほうは、あほうのほうです」というとこくらいでしょうか。
この一言を無駄にしないために、最後まで書き続けたのかもしれません。

丸亀市長さんとの対談で、丸海藩を舞台にした続編も考えている、
とあったので、今度は、もっと緻密なものを期待したいと思います。
孤宿の人〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)より
4101369313
No.150
(3pt)

手抜きっぽい

作者自身が、途中で何度も投げ出したくなった、と書いているように、
これまでの宮部作品にはないような、きめの粗さ、というか、
登場人物の扱いが雑で、心境の変化とかストーリー展開も強引で、
なんだか全体的に投げやり気味で、手抜きっぽい感じがしました。

ぐっときたのは、「ほうは、あほうのほうです」というとこくらいでしょうか。
この一言を無駄にしないために、最後まで書き続けたのかもしれません。

丸亀市長さんとの対談で、丸海藩を舞台にした続編も考えている、
とあったので、今度は、もっと緻密なものを期待したいと思います。
孤宿の人 上 Amazon書評・レビュー: 孤宿の人 上より
4404032579
No.149
(5pt)

ぜひ読んで頂きたい本です。
 上下巻で、説明が丁寧な分中だるみになってしまう時があったのですが
終末に近づくにつれ心が高揚し涙で読み終わりました。
主人公のほうに会いたいときっと思われるでしょう。
優しく・正しい気持ちは宝なのだと・・・
今の時代でも持ち続けたいと思いました。
宝とはこういうものだと!!
孤宿の人 下 Amazon書評・レビュー: 孤宿の人 下より
4404032587
No.148
(5pt)

ぜひ読んで頂きたい本です。
 上下巻で、説明が丁寧な分中だるみになってしまう時があったのですが
終末に近づくにつれ心が高揚し涙で読み終わりました。
主人公のほうに会いたいときっと思われるでしょう。
優しく・正しい気持ちは宝なのだと・・・
今の時代でも持ち続けたいと思いました。
宝とはこういうものだと!!
孤宿の人〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)より
4101369321
No.147
(5pt)

鬼は、退治?

最後は、思いがけず声を出して泣いた。
読み始めて3日、ここまで泣いてしまうほど主人公が自分の心のなかに入り込んでいたとは、意外だった。

世間から鬼のように思われている罪人の心に光をあてるこの著者の作品にはいつも引き込まれる。
『理由』もそうだった。罪を犯した人間は、(当然だが)犯す前まではただの人である。
鬼が人の心に入り込んで残虐な犯罪を犯すのか、状況が人を鬼に変えるのか。

いま世間で起こる犯罪についても、マスコミが報じる片側の側面でしか起きたことを捉えることができないがもしかすると実は、その裏側には複雑で切ない事情があるかもしれない。

いままで無関心だったが犯罪者が法で裁かれるとき、逆に法はどこまでその被告を救えるようになっているのだろう?どこまで、犯罪にいたるまでの環境や経緯を重視してくれるのだろう?
犯罪者を鬼に仕立て、「鬼だから退治してしまえ。」とするのは一番わかり易く世論もその場では納得するかもしれないが、それでは本書に出てくるたたりの噂話などで情報操作されて右往左往している丸海藩の領民と同じではないか?
決して面倒くさがらずに、人の心に光をあて自分の頭で考えるべきだ。
孤宿の人〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)より
4101369313
No.146
(5pt)

鬼は、退治?

最後は、思いがけず声を出して泣いた。
読み始めて3日、ここまで泣いてしまうほど主人公が自分の心のなかに入り込んでいたとは、意外だった。

世間から鬼のように思われている罪人の心に光をあてるこの著者の作品にはいつも引き込まれる。
『理由』もそうだった。罪を犯した人間は、(当然だが)犯す前まではただの人である。
鬼が人の心に入り込んで残虐な犯罪を犯すのか、状況が人を鬼に変えるのか。

いま世間で起こる犯罪についても、マスコミが報じる片側の側面でしか起きたことを捉えることができないがもしかすると実は、その裏側には複雑で切ない事情があるかもしれない。

いままで無関心だったが犯罪者が法で裁かれるとき、逆に法はどこまでその被告を救えるようになっているのだろう?どこまで、犯罪にいたるまでの環境や経緯を重視してくれるのだろう?
犯罪者を鬼に仕立て、「鬼だから退治してしまえ。」とするのは一番わかり易く世論もその場では納得するかもしれないが、それでは本書に出てくるたたりの噂話などで情報操作されて右往左往している丸海藩の領民と同じではないか?
決して面倒くさがらずに、人の心に光をあて自分の頭で考えるべきだ。
孤宿の人 上 Amazon書評・レビュー: 孤宿の人 上より
4404032579
No.145
(4pt)

架空の人々の生活を感じる作品

本の裏に書いてあるあらすじを読むと
毒殺した犯人を捜す推理型のミステリと思って買ったのだが、
予想に反し、最初から犯人がわかってしまった。

この作品は、架空の藩で生活する人々の生活が丁寧に描かれており、
実在したかと思わせてくれるほとの出来となっている。
その分展開が遅いのがちょっと難点かなと感じる。

幕府から流罪で流れてきた加賀殿とほうが心を通わせる部分の描写は秀逸で感動もの。

コンセプトは面白く素敵な作品だが、爽快感や驚きが少ないので星4つ。
孤宿の人〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)より
4101369313