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確信犯
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確信犯の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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過去の誤判を軸に展開してゆく、法廷ミステリー作品。 さり気なく散りばめされた司法問題、絡み合う人間関係、そして、あっと驚くタネ明かしに、息つく暇もなく読み進めてしまう秀作! この後の展開にも含みが持たされ・・・・ | ||||
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犯人が分かったと思った時、まだ半分しか読み進めておらず、残りの半分は何だろうかといぶかしく思った。その後、主人公と思われた人物は、あっけなく殺されるし、意外な展開が待ち受けていた。人物描写も興味深く、性格づけも特徴的だったので、読みやすく、面白かった。 ただ、真犯人に結びつく新たな物証が出てきた場合、再審が行われるはずなのに、「一事不再理」の原則により、「どうしようもない」と決めつけている箇所が二箇所あり、どうして普通の素人でも知っていることを否定するのか、疑問に思った。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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雪冤でおなじみの著者。主に冤罪裁判や司法関係のミステリーが多い。 今回もそこらへんをテーマにしている。 著書は中盤でどんでん返しをするパターンが多く、今回もえっっていうのがあった。 しかしながら全体を通して、タイトルにもなっている確信犯というものへのこだわりが強すぎる。 ある語彙をテーマにもってくる場合、それにこだわりすぎるとただの言葉への執着になりかねない。 終盤が良かっただけに、中だるみが惜しい。著者の作品は、粗削りだがスピード感がすごいものが好きである。 だけにちょっと残念だった気もする。 | ||||
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14年前横川事件で無罪判決を受けた人物は実は有罪だった?無罪判決を下した裁判官が殺された。その事件を調べ始めた当時左陪席だった弁護士の正木は横川事件の裁判が誤っていたことに気づく。裁判官を殺害したのは横川事件の被害者の息子なのか。事件の真相に近づくが、正木が何者かに殺害されてしまう。そして意外な人物が捜査線上に浮かびあがる・・・。 | ||||
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少し無理な流れの話だった | ||||
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初めて知ること多く、とても勉強になると共に楽しめました。 作者の他の本にも興味が湧きました。 | ||||
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プレゼント | ||||
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どんだけ都合良く登場人物を出会わせるの? 小学生の頃の「創作文」の授業で先生に指摘されたのを思い出した・・・って感じ。 | ||||
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登場人物が都合のいい舞台装置に扱われている。 魅力的になるはずの人物は早々に退場させられる。 しかも強引な展開で。 これは本当にひどい。 | ||||
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面白いが、最後後の結末は、少しむりがあるのでは?、それでも、最後まで、たっぷり楽しめた。 | ||||
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広島県を舞台に、とある裁判を中心にし話が進んでいきます。 凡人には難しい部分もありますが、ストーリーは二転三転しますし、登場人物の心情は理解できます。最後まできっちり読みたい、続編も期待したいお話しでした。 | ||||
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強盗殺人事件の判決、被害者の息子の目撃証言が汲み入れられずに無罪判決を言い渡してしまう。 被疑者臨終の際に自分の犯行と告白、その後当時の裁判官が殺される。 誤判を世間に晒し、謝罪したい判事と自己の破滅を思い躊躇う判事、やがて一方の判事が殺害される。 一気に読み終えました、面白かったです。 | ||||
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一定水準に達しているものの、大門剛明の『雪冤』『罪火』『告解者』といった傑作と比較すると少し見劣りする作品だった。大門剛明への多大な期待のせいかも知れないが… 広島で起きた殺人事件の裁判の誤判に端を発し、14年後に起こる殺人事件。当時の関係者が広島で顔を合わせる時… 裁判での誤判という重いテーマに描かれた社会派ミステリーであり、終盤の畳み掛けるような展開は面白いのだが、些かこじ付け感は否めない。 | ||||
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横溝正史ミステリ大賞作家の大門剛明氏による書き下ろしです。 同賞受賞作「雪冤」は未読なのですが、本作を読む限り、社会派ミステリの期待の新星という形容詞がよくわかります。 本作は冤罪と復讐の物語です。たまたま同じテーマの貫井徳郎「灰色の虹」を読んだばかりだったので比較してしまうのですが、貫井氏より正当派ですが面白みに欠ける、という評価になります。 ストーリーやプロットは良くできているのですが、残念ながらリーダビリティが弱い。登場人物のキャラクター設定と描写がもう一つ足りないため、ストーリーに没頭できないのです。そして著者特有のやり方なのか、展開が時系列でありながら一人称が変わるたびに同じ部分をダブらさせて書いていて、これが思考を中断させる元凶になっています。もっと表現方法を工夫すればグッと読者を引きつける作品になったろうにと惜しく思います。 とはいえ、私にとっては新たな才能を見つけた喜びもあり、同氏の「雪冤」と「罪火」は一読しておこうと思います。 雪冤 罪火 | ||||
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今の司法のあり方、変革による今後の法曹界については内容が専門的に書かれていて、わかりやすかったと思います。ただ、中軸になる野心家二人の男の、人物描写にいまひとつ魅力を感じられなかったせいで、物語に厚みがなかった気が…同じような説明箇所が多いところや、最後の謎解きを対話文で済ます場面、登場人物の心理描写の少なさ・登場人物の書き分けに中途半端な感じがして不満が残ります。今後に期待したいと思います。 | ||||
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裁判員制度が始まって一年以上、それを踏まえた作品は色々あったが これだけ司法制度改革の中核に踏み込んだ作品はなかった。 裁判員制度は司法制度改革の一部にすぎないのにそればかりが言われ、 法テラスや弁護士増員問題などについてはあまり知られていない。 この作品はそれら重要だがマイナーな部分にしっかり切り込んでいる。 そしてすごいのは難解な問題を面白いミステリーにしてしまうところだ。 高い筆力で最後まで飽きさせず、しかも立派に本格ミステリーでもある。 キャラクター造詣も見事。落ちこぼれ判事やトップエリート判事などが 時に人間くさく、時に恰好よく描かれている。すごいの一言だ。 これまでの二作は似たところがあったが、この作品は趣が少し違う。 男性的な感じがした。(あまりいい表現ではないかもしれないが) 構成力が極めて高く、純粋本格や他のものもいろいろ書けるのだろうが、 願わくばこういう骨太の路線で大きく羽ばたいてほしい。 | ||||
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