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スリープ
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スリープの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 21~31 2/2ページ
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はどんなオチが待っているのだろうと、どんどん読み進んでしまいます。 確かに登場人物はいまいちな感じですが。 後半急に展開が速くなります。 オチはふーんといった感じです。 | ||||
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恋愛小説ってどうしても女性側の視点が多かったりしますよね。 感情をまっすぐに表現できるからかな。 乾くるみさんの作品は一貫して「男性目線」だと思っています。 ホントは女々しい気持ちを秘めつつ、表に出さない(出せない)気持ちなど 男が勝手に考える「男として」みたいな見栄の表現が素晴らしい。 この作品のどんでん返しといわれる(構成的な)トリックは 物語中盤辺りで気づく人が多いと思います。 作者もそのあたりで気づかせる意図があったのではないかな。 ※※以下わずかにネタバレの気があります。※※ 私の考えるこの作品の真のどんでん返しは 「主人公は誰なのか」ということにあると思っています。 地の文が第三者視点であることを考えると、 最後まで読んだときに「ああ、結局この人の物語だったのね」と気付かされます。 男は歳をとっても心は少年(悪く言えばガキ)のままで、 虚しくも周りの時だけが過ぎていくのです。 そんな男性の心を表現した、ちょっと切ない作品だと思いました。 | ||||
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批判的なレビューもありますが、結構面白かったですよ。 SFやミステリー好きの人には物足りないかも知れないですけど、そんなに謎的な要素に拘らずに軽く読めばいいよいではないでしょうか。 文庫だったら買って損はないと思います。 | ||||
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乾くるみファンだが、この作品の出来はイマイチと言わざるをえない。 ある程度、ミステリーやSFを読んでいる人間はある章ですべてのトリックがわかってしまうからだ。 自分は後半2/3はただ自分の推理が間違っていないことを確かめるための消化試合で退屈なものに成り下がってしまった。 ミステリーとしての質やSFで使い古されたネタであることを覚悟の上で、乾くるみが書いているのであればそれでいいと納得して読むべき。 イニシエーションラブやリピートは傑作だと思うが、これはイマイチ。 | ||||
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ネタバレになるので詳しいことは書けませんが、名前の表示の仕方で、「ん?」ってなる読者はいると思う。漢字とカタカナで区別されてるんだけど、これ、バレバレだと思います。ミステリ読みつくしている人にはとくに。 発想やトリックは確かに面白いんだけど、それ以外がダメです。登場人物に魅力がないし、面白い会話も出てこない。他の方も書かれていますが、主人公や主人公周辺の人物に、全然共感持てないんです。だから、主人公がどうなろうと、どうでも良いのです。これは本としては致命的です。この作家さんの出されている本で、唯一面白いキャラクターは、三部作に出てくる「太郎」だけだな。 | ||||
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途中からストーリーがガラッと変わって、意外な展開。あ、そういえば、イニシエーションラブもどんでん返しだったっけ? イニシエーションラブは、たった一言がどんでん返しになってて、しかも、最後まで気がつかない人もいたりして、そこがすごかった。スリープは、ああ、そういえば、この作家って、こうだったよね、と納得しただけ。まあ、どんでん返しが続くと、それはそれでパターンになるもので、驚きではなくなる。 | ||||
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ストーリーは凄いんです 類いまれな頭脳と美貌に恵まれた少女がある陰謀?に巻き込まれ・・・さすが乾くるみ、ラストは全く予想できないものでした 専門的な話は難解でしたが、それでも突き動かされるように読了しました しかし!辛口のレビュー書いてる人と同じく、主人公の女の子に何か今ひとつ共感を感じられませんでした なので☆一つマイナスです でも乾さん、今後も期待してます・・・! | ||||
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なんだかキャラクターがエロゲーみたいで気持ち悪い。 主人公の女の子の心情、行動がぜんぜん共感できない。 序盤に意味深に登場する謎の尾行車もたいした意味をもたない、 建物の描写がやたらくどくて密室トリックでもあるのかと思ったらなんもない、 など読んでてうんざりしてくる。 最後のトリックの科学的説明とか納得するのも面倒くさくて、流し読みしちゃいました。 登場人物のここぞとの台詞が、紋切り型で赤面しちゃいます。 これ面白くないですよ。 | ||||
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『リピート』読後もじわじわ〜と面白さを感じましたが、今作もほんと面白かったです。 SF要素を取り入れた上質ミステリーです。 後半は加速度的に読むスピードがあがりました。秋の夜長におすすめです!!! 9章の章題が『胡蝶の夢』と題されているのですが、 『胡蝶の夢』ということわざ?というか故事の意味を調べてから 読み進めると一興です。(そんなの常識よという方はすいません。) 次に同じ著者の『セカンドラブ』を読む予定ですが、とても楽しみです。 | ||||
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「人は死んだらそこで終わり」という絶対的な常識を覆す冷凍睡眠装置によって、30年後の世界で生きることを許された少女の物語。 物語の序盤は未来科学研究所という施設の役割や冷凍睡眠装置に関する説明が中心なのだが、中盤から後半にかけて展開が加速して最後まで一気に読ませる作品だった。冷凍睡眠装置の仕組みや30年後の世界の情勢や法律などディテールもきちんと描かれていたし、ラストに至るまでの構成も考え抜かれていた。驚愕のラストシーンは本書のサブテーマともいえる「行き過ぎた科学への警鐘」という意味でも考えさせられた。 | ||||
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どんでん返しもので絶大な人気を誇る「イニシエーションラブ」の著者、乾くるみ氏の6年ぶりとなる長編書き下ろし作品です。 冷凍睡眠技術によって30年後に再び生を受けた14歳の少女の物語です。 ネタバレになるといけないので、詳細は控えますが、本作は、SFでもあり、ミステリー・サスペンスでもあり、恋愛小説でもある、様々な要素が詰め込まれた一冊です。 驚愕のラストは、やはり、乾くるみ氏の真骨頂と言えるでしょう。満を持して発表された本作は、読んで損無しと言える傑作に仕上がっています。 リーダビリティに溢れ、会話も背景もテンポ良く進んでいきます。次から次へページを送ってしまい、気がついたら読み終えてしまっていました。読後感も良く、テーマも秀逸。万人にお勧めできる作品だと思います。 | ||||
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