■スポンサードリンク
葉桜の季節に君を想うということ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
葉桜の季節に君を想うということの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.15pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全224件 141~160 8/12ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんかのミステリーの大賞を何個もとった作品ということで期待して読み始めました。 しかしはっきり言って、これはミステリーじゃないですよね? ミステリーではなくハードボイルドものですよね?冒険活劇ですよね? 殺人があって、怪しげな容疑者がいて、すんごいトリックがあって・・・ という展開を期待していたら見事に肩すかしをくいます。 作者もきっと授賞式で「これミステリーじゃねえよな」と思っていたんじゃないでしょうか。 大賞を取ったという前情報がなければおそらく最初の20ページぐらいで挫折していたと思います。 実際読み始めてから読み終わるまで半年かかりました。1日10ページが限界です。 それだけ全編淡々と進みます。いつおもしろくなるんだろう・・・と思いながら読んで、 ラスト20ページぐらいで種明かしがあって終了。 種明かしも「そうだったんだ!おもしろい!」と言う人もいるでしょうが、 「なにこれ。作者の自己満足?」と言う人もいるでしょう。もちろん私は後者でした。 そして気になるのが悪の組織のゆくえ。 物語中で散々悪事を働いていた組織が・・・どうなったんでしょうね。 あれだけ好き放題やって、主人公も激怒して、そして・・・謎です。 もう作者が途中で面倒くさくなったとしか思えません。 最後の種明かしまでもっとテンポよく進んでいればもっと楽しく読めたのかも・・・ でも一味違った小説を読みたい人はどうぞ。大賞をいっぱいとっているので面白いんだと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
帯によると、色んなミステリーの賞の一位らしい。 正直、これがかあ……と残念な気分。 売りの部分は確かに騙されるけど、内容自体があまりよくない。 土壇場で自分の悪事を長台詞で語りだす悪役。 地の文がなく「」で永遠と続く会話。なのに会話や登場人物に魅力がない。特に主役に想われる女の人。行動、言葉共にまったく可愛げがなく、何処に惹かれたのか理解が出来ない。なので色々な事が判明した最後のくだりなんて、理解も共感もない。 題名は綺麗なんだけどなあ……そういう意味でも騙された。 | ||||
| ||||
|
| ||||
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み始めた初期の段階から、何だか人物描写が足りないなぁ〜とは思っていましたが・・・そういうことか、という感想でした。 詐欺事件を扱っていたのに、用意されていた答えは全く別物。 それを書きたいがための伏線なんだろうが、結局詐欺のほうは片がつかないまま別のオチで大どんでん返し、という感じ。 ミステリーを読んでいたはずが、蓋を開けたら恋愛小説だった、というか・・・。 オチを知ってからもう一度読み返そう!とは全く思いませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
◆ネタバレあります◆ 最後のオチには目が点。それをふまえてまた読み返すと、少し気持ち悪くなった。 年齢設定と行動がありえない。小説と言われればそれまでなのですが。 その年の女性で援助〇〇?需要があるの?って感じだし。まあ男の方は、払う側なのでありかもですがw 元気で魅力のある、その世代の人物設定なのかな?? そしてタイトルを見て、なるほどなあと思いました。 その世代の恋愛物なんて、初めて読んだので、そのアイデアと題名のセンスに★2個。 ただしミステリーではない。どんでんがえし物語だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
トリックというわけではなく、文体の妙でしょう。 そういうのを『どんでん返し』や『トリック』と言う作品が多く見られますね。 読んでいて面白いのですが。 犯人探しものなら「えっ、こんな人が!?」みたいなのが欲しいです。 純粋な仕掛けが少なく、トリックと呼ぶには言葉に掛かり過ぎです。 好きな人にはオススメですけど・・・。 はたしてどうでしょう? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
友人が絶賛していたので読んでみた。 衝撃だった。悪い意味で。 そんなオチあるかと思った。どんな本でも最後まで読み切るのがポリシーだけど、読後感はピカ一で悪い。 読み返してミスリードを検証しようと思ったけど、余計気が滅入りそうで止めた。 何でもアリだから小説なんだろうけど。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品の評価は、あの仕掛けのみだろう 読んでいて面白みのある内容ではない あの仕掛けが話に密接に絡んでくるなら評価はできるが別にそういうわけではないので、 個人的に評価すべき点がない 良くも悪くも評価が分かれる作品 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
色んな賞をとった名作との高い評価につられて購入しました。しかし、私としては全く期待外れで面白くも何ともなかったです。 この作品を本格ミステリーとして読むとたぶんガッカリする人の方が多いのではないでしょうか。全く思わぬ方向で読者はだまされるのですが、それがちっとも心地よくありません。謎解きのだいご味が味わえません。なぜだろうと自分なりに考えてみると、どうしてもあり得ない話に思えて仕方ないからです。 まったく可能性がゼロではないにしろ、それがいくつも掛算されると限りなくゼロ、あり得ない話になってしまいます。いかにもありそうな話なのに、全くの盲点だった、というミステリー性を期待した私にはどうも受け入れがたい作品でした。 しかし今までのミステリー小説にはないトリックであることは間違いないです。謎解きを期待せず、話のネタとして読めばそれなりにいいかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私には設定そのものが無理でした。 軽くネタバレ含みます。ご注意を。 主人公の矛盾だらけの設定がまず無理でした。殺人さえ犯さなければ何をしてもいいのかと思わされるほど、 この主人公は自分を正当化してません? どんな理由があろうと大義名分があろうと犯罪は犯罪。主人公が犯した犯罪は、 「100円玉を拾ってネコババ」レベルの問題ではないでしょうに。で、そのくせ偉そうに。 キーマンとなる人物も受け付けませんでした。この人物の話をすると本格的ネタバレになってしまうのでこれ以上は言いませんが、 なんというか、思考も行動もその全てが「気持ち悪い」の印象しかありません。 叙述トリックを読んだあとも「ふ〜ん」程度にしか思えませんでした。 この本を読む前に「殺戮にいたる病」を読んだからでしょうか、余計に内容が薄っぺらい気がして。 とはいえ、ここでの評価も高いようですし、「このミス」にも選ばれたようなので、やっぱり読み手側との相性というものがあるのでしょうね。 私には全く受け付けない作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読了後の感想は「だから何?」だけですね。 一点だけ。 フィクションのくせに実際の学校名出すのはやめてもらえませんかね? 「このオチはあり得る」という証左の一つに使いたかったんでしょうが、 頭の悪い詐欺犯や脳味噌筋肉がその学校出身というのは、 当該学校に迷惑がかかるとは考えつかなかったの? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書は、本格ミステリの傑作であり、また歌野氏の代表作としても評価を確立するしているようだ。 だが評者はそのような評価に賛成することができない。 本書は、ネタバレになるのであまり書けないが、「騙し」の小説である。 しかし、読者に対して表面的に現れているストーリーがそのまま真実であったとしても、論理的な矛盾はない のではないか。 「騙し」の中身が真実だということについて、論理的な必然性はないのではないか。 「騙し」の方が真相だという結論に説得力を持たせるのは、せいぜい、 登場人物が好意を持つ異性の家を訪問しようとしたところそれを拒否されたというような些細な事でしかない。 本書のような「騙し」の小説は、「騙し」の中身が真実であることについての必然性が要求されると思う。 しかし本書はそれが欠けているのではないか。 歌野氏のミステリであれば、例えば「密室殺人ゲーム」シリーズの方が上だと思う。 本来なら星1つだが、本書は必然性に問題があるとはいえ「騙し」自体が非常にうまいので、星2つとします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一気に読める軽さと「そういうことか…」という脱力感は確かにあります。 「射精して何が悪い!?」みたいなタイトルのギャグ携帯小説としてなら大絶賛できますよ。 しかしこんなに美しいタイトルの本でこの内容とは…。 たとえるなら、鶏肉にしか思えない肉を出されて「実はカエル肉でした〜笑」と言われる感じです。 感想は「あ、そうですか。我慢して食べた私がバカでした。鶏肉だとしても不味いですけどね。」です。 絶対読み返したくなる!というポップがついていましたが、トリックを知ってからだとなおさら、これを読み返したくなくなります。 下品極まりないセックスの描写、援助交際や売春の話題を多用する携帯小説さながらの安っぽさ、犯罪行為を勲章のようにひけらかすモラルの低さ、鳥肌が治まらないほどゾッとする主人公の口調… 「若気の至り」で片付けられたらどれだけよかったか。 変にトリックを使ったおかげで、気持ち悪さが倍増しました。 タイトルが美しいので本棚の彩りにはなりますが、中身は捨ててしまいたいくらいの作品です。 散ってもなお桜のふりをする見苦しい葉桜を、どう評価しろというのでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私には全然面白いと感じませんでした。 特に結末がひどい。 は?なにこれ? というのは正直な感想です。面白さが見出せませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本は、相性があると思います。 この本はいわずと知れた、ある手法を用いたミステリでかなり有名な作品で、私はその手のミステリが好きなのですぐに読みましたが、相性が悪かった。 主人公がハードボイルドっぽい口調というか…(内容はハードボイルドではありませんが) 私はハードボイルドが好きではないので… 途中何度も読むのを諦めようかと思いましたが、最後のお楽しみの為に頑張って読了しました。 しかし、たしかにアッ驚かされる最後ではありましたが、そのオチも私好みではなく… 相性が悪いにも関わらず最後まで読んだ疲労感がどっと出ました。 例えば、イニシエーションラブ等は、恋愛小説が好きではないのに間違って買ってしまい、本書と同じように勿体ないので最後まで読了した本ですが、これは全体的に相性が悪いにも関わらず驚愕のラストで息を呑むほど驚かされゾッとしましたし、ラストの為の見事な徹底ぶりでした。しかし本書はアッといわせるオチであるにも関わらず、そのオチ自体が好きになれないのです。 …だから、何… という感想が出てきてしまう。 本書の出来がどうこうではなく、相性が悪かったのでしょう。 私はこの手のミステリの場合、驚愕のラストに、底冷えのするような恐怖がほしいタイプなので、本書は内容とラストの両方とも私とは相性が悪く、★一つです。 殺戮に至る病(★5)や、ハサミ男(★5)は内容自体がおどろおどろしいので、ラストの驚愕もある程度ゾッとするものだと予想がつきますが、一見内容はそんなにおどろおどろしくないのに、ラストで恐怖に突き落とされるタイプのイニシエーションラブ(★5)や、噂(★5)などは、その落差に愕然としそれが快感になります。 本書もそんな期待をしたのですが… この著者の本は本書が初めてだったので他の本には食指が動きませんでしたが、死体を買う男は、面白そうなので読んでみたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーと思わずに、ストーリーやトリックを味わう分には楽しめると思う。 ノンストップで読むことが出来たし、二度と忘れないであろうインパクトも残った。 がしかし、ミステリーとしてフェアかと言えば、少なくとも幾つかのミスリードに関してはアンフェアであると言わざるを得ない。 この手の○○トリックというのは、 謎を明かされた際に「思い込んでいた設定よりも、真実の設定の方が辻褄が合うし自然に読み返せる」というところがキモであると思う。 が故に騙された爽快感があるのである。 その意味でこの本は成功していると言い難い。トリックを知ってから読んでも、そう読むには不自然過ぎて無理が有るのである。 「そんな特殊な人がどれだけ存在するのか?」 「そんな特殊な言い方をする人がどれだけ存在するのか?」 という不自然な設定を積み重ねないと成り立たないストーリーというのは如何なものか。 そもそも、謎解きに導く伏線が殆ど存在していないので、「わかった筈なのに」という悔しさが無い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
殺戮にいたる病、イニシエーションラブの後に読みました。 叙述トリックがわかった瞬間、確かにおぉと口に出してしまいました。 ただ、上に挙げた二つの小説と比べると、驚きが少ないです。 最後のほう文章がだらけて説教くさい。 叙述トリックはスパッと最後の一行ないし二行で 終わらせるのが粋ってもんです。 文句ばかりが目立つのは、文面がなんだか薄っぺらい。 それゆえか、登場人物の感情も薄っぺらく感じました。 本の厚さは分厚いんですがね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
叙述トリックものは好きでよく読みます。 騙されて「やられた〜!」とテンションが上がるものが多いなか、この小説は読み終わってテンションが下がりました。 ストーリーが最後の方まではおもしろくて、どうなるんだろう??と結末を楽しみにしていただけに、そのオチだったのか…とがっかりしました。 あ〜ぁストーリーはよかったのにもったいない。 以前に同じトリックのものを読んだことがあったからがっかりも大きかったかもしれないですが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
記述トリック系の小説です。 大概の人は最後まで騙されると思います。 しかし種明かしされた時の「そうだったのか!」と言う爽快感を感じる事はありません。 悪徳商会の悪い奴らが作中成敗されることはありませんでしたし。 あとネタバレになるので詳細は書けませんが、種明かしされた後に最初から読み返してみると、 今まで主人公とヒロインのやり取りがなんだか気持ち悪く感じました。 まぁでもヤクザ襲撃事件の話は割と楽しめました。 これだけで短編小説として読めます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリを読む時に期待することの一つに「うまく騙してほしい」という思いが読者にはあると思います。確かに本作は99%の人が騙されると思います。(いや、100%と言ってもいいかもしれません) でも、その騙し方が「うまく」ないのです。うまい騙し方は、伏線をばっちり回収して、読中に感じたちょっとした違和感を全て拭い去り、読者が「してやられた感」を感じるものでなければならないと思います。本作のやり方はズルいの一言。この仕掛けをやりたいのであれば、もっともっと伏線が必要だと読後に感じました。その結果、「騙される人が減ったとしても」です。それぐらい、この騙しはは強烈(言い方を変えればアンフェア)です。作者はミスリードしすぎ。ご自分でもそう感じられたから、最後に補遺をつけられたのでしょうね・・・。なお、未読の方でこれから読まれようと思う方は、絶対に最後の補遺を先に読んではいけません。ちょっとだけ見てみようかなというのもダメです。思いっきりネタバレしておりますので。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!