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メッカを撃て
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メッカを撃ての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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良品有難ございました。 | ||||
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クイネル作品はどれも大好きで、何度も繰り返し読みますが(自分にとって「よい本」は何度読み返しても飽きない本のことです)、これは、繰り返し読む頻度が一番少ない作品です。。。。まあ、一番自分の好みに合わないわけですが。。。。具体的に言うと、好みのキャラクターがいないし、「マハディ」の件はやはりちょっとイスラム教徒をバカにしすぎだと思うし(実際、同じような作戦をCIAがキューバだかどこかのキリスト教徒に対してやろうとしたらしいですが。。。。)。。。 | ||||
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イスラム世界を掌握しようとするCIAは、謎の老スパイの提案を受け奇想天外な作戦を仕組んだ。ハイテクを駆使し、英国情報部、KGBを巻き込んだスリルと興奮に満ちた痛快サスペンス小説。 | ||||
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他の本を探していてなんとなく購入。新品とちがい安価であるので、なんとなくの気持ちで買えるのもいいところ。 | ||||
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実世界でテロを撒き散らすISのなぞの指導者バクダディは現代のカリフを目指している。 本小説では平和的統一が目的だったが、こんな風に間逆に働くことをクイネルは予想しただろうか。 ロシア亡命中のスノーデン曰く、バクダディはモサドのエージェントなのでこれが事実なら確かに小説より奇なり、といえる。 | ||||
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古本にしてはいい状態を保っているといえます。全体に問題ありません。 | ||||
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CIA作戦部長モートン・ホークは、マレーシアに隠棲している老スパイ プリチャードからイスラム世界を転覆するためのアイディアを授かる。それは、イスラム歴千四百年に出現するといわれる預言者=マハディをでっちあげ、十億人のイスラム信徒を思うがままに操ることだ。そのためには、信徒の前で奇跡をおこさなければいけない。 ホークは、イギリスMI6へ、共同の作戦行動を持ちかける。アメリカの権益を護るため、イギリスを露払いにしようというのだ。MI6の作戦副部長ピーター・ジンメルは、アメリカの意図を察知しつつも、この奇想天外な作戦”ミラージュ計画”へ関与していく ・・・ ミラージュ計画は、メッカ巡礼で集った300万人のイスラム教徒の目前で、奇跡を演出するのである。生贄の羊を、スペースシャトルから照射したレーザで破壊し、神のみ業に見せかける。マハディに選ばれたのは、砂漠の無知な修行僧アブ・カディル。CIAの息のかかったアラブ人ハジ・マスタンが、従者としてアブ・カディルを操縦する。 アメリカ、イギリスそれぞれの利権が交錯する中、CIAチーム、MI6チームの共同作戦が、紆余曲折しながら進んでいく。この過程はわりと退屈だ。本作品のホークと、ジンメルの人となりや、信頼関係がかたちづくられる様がじっくり描かれていく。冗長と感じるのだけど、これがあるからラストに感慨がうまれるから辛抱である。 CIA、MI6の作戦行動は、やがてKGB海外作戦本部長ワシーリイ・ゴルディックの察知するところとなる。ゴルディックは、ジンメルのロマンチストの性向を利用しようと、バレリーナ マヤ・カシューヴァをスパイとして送り込むのだった。 ・・・ このあたりから、CIA、MI6、KGB三つ巴になり、ストーリーは展開する。やがて、手違いからミラージュ計画は、アラブ人過激派の知るところとなり ・・・ とつづきクライマックスを迎えていく。 はたして、ミラージュ計画は成功するのだろうか。最後の最後におとずれる予想外の大ピンチ。ラストは、驚愕のどんでん返しが待っている。最終ページを読み終えたとき、このペテンの裏側にある秘密を理解し、本作品が大傑作であることを思い知るのである。 | ||||
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処女作「燃える男」で華々しくデビューした覆面作家クィネルの第二作は、本格 スパイ小説である。それも壮大なスケールの奇想天外な大作戦が展開される 作品。英米の情報部が立案したその作戦とは、イスラム伝説の預言者である 「マハディ」をでっち上げるというもの。そのための"仕掛け"がこれまたスゴイ。 全世界のイスラム教徒をペテンにかけようとする試みは、まさに究極の"スティ ング"である。それに絡んでくるはソ連KGB。彼らは英米の企てる秘密作戦を つかむために"美しき秘密兵器"を繰り出す。そこからはじまる激しい愛をえがく のはクィネルの得意とするところ。しかしあれですね、最近の我が国を騒がせる "ハニートラップ"の元祖ってのは、やはりソ連だったんですねぇ。"つばめ学校" なる専門工作員養成所までこしらえていたとは脱帽。これ事実に基づいている でしょう。そんなこんなでラストを迎えるのだが、作戦は意外な結末をたどること になる。その背後には驚くべきカラクリが・・・。最後にどんでん返しが待っている のはスパイ小説の本道。荒唐無稽な設定をいかにリアリティというオブラートで 包めるかは作家の腕だが、それに成功しているか否かは読んでみてのお楽しみ。 | ||||
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イギリスとアメリカが、イスラム世界を支配しようと考え、自分らが操れる男をイスラム教の預言者(マハディ)をでっちあげようとするストーリーです。その男がどのようにして自分がマハディと思い込むようになるのか? どうやってイスラム教徒たちに彼がマハディと信じさせるのか? 途中で絡んでくるソ連の女性スパイは作戦を妨害するのか? などなど、謎が次々に湧いてきて、作品にぐいぐい引き込まれていきます。そして、最後の最後には大どんでん返しが!!!AJクイネル作品での最高傑作で、スパイ小説の歴史に残る大傑作です。 | ||||
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