マルドゥック・スクランブル

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

マルドゥック・スクランブルの評価:

4.31/5点 レビュー 115件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.31pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21〜22 2/2ページ
No.2
(3pt)

読み手を選ぶ作家さん

作者独特の文体、手法に2巻中盤までで慣れれば
となる感じがあり、慣れる前に読み止めてしまう人もいるかもしれません。
1巻を一気に読み解ける勢いならば問題ないでしょうが
1巻の50ページで止まる人もいるかもしれません。

気持ち悪い描写とかダークな部分の描写は、
上手いと受け取れるか、吐き気がするか、でも意見が分かれるでしょう。
話のテンポがとてもスローだと受け取るか、濃密に描かれていると受け取るかでも
意見は分かれるでしょう。

ハマれば面白い、ハマる前にとまる、という差が大きく出る作家だと思いましたので
評価的には悪くないが、万人受けでもハードボイルドやSF好きの一般向けとも違う気がしたので
3としました。
マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310149
No.1
(3pt)

【物語の既視感】

カジノシーンは多くの方が指摘されている通りに興奮します。以下に並んだ書評を読んで本書(三部作)を手にとった者からすれば期待通りのパフォーマンスでした。偉そうですが。
 
「物語の既視感」とはよく言ったもので、著名な批評家がその当時の売れっ子作家を指して評した用語です。「物語の既視感」とは「過去にいつかどこかで見たことのある話だ」という意味です。当時も今も変わらぬ売れっ子作家へと向けられたこの評価は、現在の文学(?)とりわけ、数多くのライトノベルについても当てはまるように思います。
 
戦闘系美少女の代名詞である「綾波レイ」を主人公に見立て「SPAWN」の世界観を拝借した作品。『マルドゥック・スクランブル』三部作に対する私の中での「物語の既視感」は概ねこのようなものです。
 
作者と年齢が近いからでしょうか。小説に完全なるオリジナル性を求めることが酷であることは承知しております。しかし、作品上の「物語出自」を見過ごすには、少々それらは露骨過ぎました。
「たしかどこで見たり、聞いたり、読んだりしたことのある」作品、この「Well made」な物語性こそ、安定した「マルドゥック〜」の人気を支えているのかもしれません。「良質な職業作家」の誕生は、いつの時代も歓迎されるものですから。
マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)より
4150307210