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真夏の方程式
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真夏の方程式の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全159件 61~80 4/8ページ
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| この「ガリレオ」シリーズは、被害者もさることながら、被疑者への憐憫を感じさせる作品が多いが、この作品もその例に漏れず、殺人を犯した者(その罪を背負って生きなければいけない者)への愛情に溢れています。 その人物描写やその心情の動きの描き方に、非常に魅力を感じます。その意味では、「ミステリー」の枠組みを超えてしまっている様に思います。 その一方で、こんな学者の存在が許されるような警察機構ではないだろうなと言う非現実性が、気にならないわけではありません。 それでも、読ませ感じさせてくれる楽しませてくれる作品であることは確かです。 | ||||
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| 東野氏の作品は今まで読み込んだものはどれも楽しんだのですが、こちらで初めて☆4つにしました。理由は(以下、ネタバレ注意): 1)容疑者Xの献身、からあまりにも湯川が変わった感がある(理由が、私には掴めませんでしたこの事件にもXにも追いつめられた若い女性が出てきますが、1人が贖罪に値して、1人はしないというのは納得できません...) 2)プロットが弱い(必然性が無い、もしくは低い) 3)東野氏の作品に期待する「あっと驚く」感が乏しかった ...ことです。こちらを湯川学シリーズ第一作として読んでいたら、その後読まなかったかもしれません。内容としては問題無く☆4つですが、東野氏にはもっと(手堅く☆5つを)期待したいところです。 | ||||
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| 久しぶりに東野圭吾を読んだけど、夢中になって本屋で最後まで立ち読みしてしまった。 プロットがよくできていて、キャラも立っていて、スピード感もある。 すばらしいとしか言いようがない。 難をいうとすれば、最初の殺人が起こった動機が弱すぎて、殺人一家の完全犯罪みたいになってしまっていて いまいち、感情移入できなかった。 警察をだまくらかすタフな一家に何を同情すればいいのか? 被害者の立場はどうなるんだと言いたくなった。 もう一点、これはいつものことながら、天才物理学者の科学的考察が高校生のクラブ活動レベルなのは仕方ないとして 肝心の湯川の推理の根拠が何も示されないと推理小説を読んだ気がしない。 天才は論理なしで推理できるから天才ということだろうか? | ||||
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| 映画を見てから、小説を読みました。レビューは、映画との比較になります。 小説も面白かったのですが、私は映画の方がより良かったと思います。 映画と小説は、ほとんど同一のお話ですが細部が違います。 東野圭吾の小説の特徴として、淡々とした語り口が挙げられると思います。 「真夏の方程式」においても、物語は淡々と進行します。 これと比較して、映画は魅せることを意識した構造になっており、人間ドラマが見栄えするようになっています。 本作では、物語の背景に流れる、人と人との愛憎が大きなポイントになっているので、小説でももう少し掘り下げた描写が欲しかったと思いました。 | ||||
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| 読みやすさとトリックの現実性は「聖女の〜」よりは上だったと思います。 湯川先生は犯人と共犯(?)のためを思ってあえて追及はしなかったのですが きちんと殺人を自首させなかったのはやはりダメだったと思う。 湯川先生は人を殺したことがないのだから、罪の意識を背負うことの辛さは わからないはず。 今回の共犯者は自覚がないのだから無理にその辛さを背負わせる必要はないの ではないかと思いました。 一方、真犯人はウソをついて「事故死」として自首してしまった。 また真犯人の配偶者。こいつが一番の悪者。ウソをウソで塗り固めて娘にも 一生の傷を負わせてしまった。(16年前の殺人が起きた原因もコイツ) 被害者はまったく罪のない人なのにこれでは報われない。 | ||||
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| 迅速丁重な対応有難うございます また何かの機会が有りましたらよろしくお願いします | ||||
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| 個人的にはこの話の登場人物が湯川学シリーズである必要性はあまり無いように感じますが、人物の心情などの細かい描写はさすがだと思います。 聖女の救済といい、ガリレオシリーズはこういった叙情的な物語の傾向なんでしょうか? トリック自体は「容疑者X」を越えるものでは無いと思います。 | ||||
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| 地味ではあるが、なかなか筋が読めないストーリー展開となっている。綺麗な海だが、だんだん寂れてきている海岸で一人の初老の男の死体が海岸で上がる。当初事故死と思われたが、その男が元刑事であることから解剖されると一酸化炭素中毒で死んだことが判明、やがて海の家の経営者夫婦と環境保護運動家が事故で死んだ男を海に捨てたことを自供する。地元の警察はこれで事件も一件落着と終わらせようと思ったが、何故この元刑事の塚原はわざわざこんなところに来たのか。ここに16年前の殺人事件が絡んでくることが分かる。当時彼がホステス殺しとして逮捕したのは仙波という男。既に刑期を終えて出てきているが、不治の病で残り数ない命。湯川、草薙、内藤といういつものメンバーがこの謎ときを始める。やがて、16年前の殺人は仙波がこの海の家の経営者の母娘をかばって犯人になったことが分かってくる。昔の罪を隠すためにさらに罪を犯す海の家の経営者。エンディングもなかなか切ない。 | ||||
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| 言わずと知れたガリレオシリーズ。TVでの福山雅治氏のはまり役。映画を観るか、文庫を読むか、悩んだ挙句、まず文庫を読むことに。実に面白かった。次は映画館で鑑賞。続編もますます興深くなってきた。楽しみにしています。 | ||||
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| 東野作品はほとんど読んでいます。映画を観る前に原作を先に読みました。 | ||||
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| ガリレオのファンでとても面白く 読ませていただきました。スリルと サスペンスがとてもよかったです。 | ||||
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| ガリレオの映画! 随分前に読みましたが 結末もちょっと意味深。 読み進めていくとやっぱりわかりやすく風景が浮かびます。 一気にとは読めませんでしたが、楽しくかったです。 ドラマ2013年のドラマはちょっと不完全燃焼だったので 映画に期待!! 杏さんとの共演「実に面白い」見てみたいです。 | ||||
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| なんとなく途中で結末が読めたが、充分楽しめた。 ガリレオらしい作品だと思った。 トリックはもう少しひねりが欲しかった。 | ||||
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| 環境保護活動や動物愛護、あるいは遠い国での人道支援などに熱心な人間と話をしている時、一抹の疑問を感じたことは、みなさまにはないだろうか? 彼らは、本当に純粋に、環境、あるいは動物、あるいは遠い国の人々のことだけを考えて行動しているのだろうか? と。 たいていの支援活動に、その人間をそこに押しやった、きわめて身近な問題が存在する。それは環境や物や動物ではなく、人と人の関係、友人や家族や会社の同僚のような存在だ。 そういった人間の本質を東野圭吾は見通している。 そして、今回の殺人の動機も、複雑な人間の感情、許したつもりでも、それがとても大切なことだからこそふとした瞬間吹き出す怒りという、きわめてするどい人間観察が積み重なっている作品である。 映画版と異なり、活躍する女性刑事は前作から引き続き内海薫。内海のきわめて頑固で無骨、しかも不器用、それでいて粘り強い仕事人として顔がみられる。 また、TV版では見栄えを重視し必要のない(すでに結果がわかりきっている)遊びのような実験を学生の前で繰り返している湯川学が、本来の科学教育者として実験の実演をおこない、科学教育者として子供を指導する姿がみられるところもおもしろい一作である。 | ||||
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| はじめから終わりまで、一揆に読めました。 途中でやめるのが惜しいくらい、ノンストップで読めます。 最後は切なくて泣かせてもらいました。 「聖女の救済」が私にとっては物足りなかったので 今回は、とってもおもしろく完読できました。 今公開中の映画も見てみたくなりました。 | ||||
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| 東野圭吾の真夏の方程式、文庫化されてたので購入しました。いやー、テレビのせいでどう頑張っても湯川先生が福山雅治で変換されてまいます・・ が読みやすくて面白かったです。内容は本当に切ないストーリーです | ||||
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| 探偵ガリレオシリーズは長編よりも短編の方が好きなのですが、この作品は楽しめました。『容疑者Xの献身』再び?のような展開には、やはり馴染めませんでしたが…。映画も楽しみです。 語り手や、時間と空間が入り交じり、スピード感あふれる構成でグイグイ引き込まれました。時間を忘れての一気読みです。 二転三転のどんでん返しが楽しめるエンターテイメントな作品でした。 | ||||
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| 映画公開前に購入し、映画鑑賞後読み終わりました。 2件の殺人ともに動機が弱いなど、 ラストにも賛否両論ありますが、 原作・映画ともに湯川と少年の熱い友情に 重点を置いていた演出だと思います。 小学生のころに戻りたいとは絶対思わないですが、 自由研究はまたやりたいと思わされました。 | ||||
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| 面白い!面白い!面白い!面白い!面白い!面白い!面白い!面白い! | ||||
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| 作品に関する評価は皆さんのレビューに書かれている通り、それぞれのご意見に首肯するところがあり、反復を避けます。 読後に思ったのは、なぜ「方程式」なの?なんら物理的な解決なんてないじゃない。ロケットの実験?それとも一酸化炭素中毒のトリック? 恭平や成美が背負ったのは大きな宿題ではないのか「真夏の宿題」などと、なぜかそこにこだわってしまったのですが。 (以下、ネタバレ的) そうか、「あらゆる問題には解がある」とする湯川学が、未来に対する回答を自分で求めさせることを比喩することで 「方程式」なのか、自分で解きなさい、ということのなのね。 ただ、特に恭平君はたまらんだろうなあ、そこには嘘(というか騙し)も介在していたわけで。 叔父さんも足さえ悪くなかったら自分でやったことだろうに、 何かこんなシュチュエーションにも、悲劇の芽を入れておくか、残酷だなあ、と感じた次第。 全ての複線改修はみごとです。 (冒頭の海洋開発問題とか、ロケット花火とか。でも、最初の女性殺害は動機がいま一つ判らなかったけど) それにしても殺された元刑事さん、確かにかわいそう過ぎるわ。 ちなみに「相棒」の右京さんだったら、こんな結末はありえないよな。 読後感の爽快さは、事件の悲惨さに比してなんと心地よいことか。 それで、この評価としました。 タイトルの件、すっきりしたら夜はぐっすり眠れました。 | ||||
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