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ハルさん
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ハルさんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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父と娘、そして亡き妻との愛の物語。娘の結婚式の日、父はこれまでの娘の成長に思いを馳せる。優しいがちょっと頼りない父親、しっかりものの娘、そして困ったときに助けてくれる亡き妻。人は死んでも、その思いや優しさは誰かに繋がっているということを感じることができ、優しい気持ちになれた。文庫版あとがきに書かれた作者の思いも心に響く良いものだった。 | ||||
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しっかりとした文章で表現力のある小説です。何気ない気持ちの変化、子供のさり気ない一言、日常を切り取った心温まる小説です。 | ||||
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ミステリー小説ということで大きな謎なのかなと思っていましたが、私達の身にも起こりうるような些細な謎解きでした。主人公のハルさんには感情移入してしまい、最後には泣いてしまいました。本を読んで初めて泣いてしまったかもしれません。 | ||||
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金曜日の本屋さんを読んで気になった本でした。亡くなった奥さんの影の声をお父さんと一人娘の繰りなす事件簿よかったです。2、3年後再度読み直してみたくなる本ですね。 | ||||
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読後感がとてもいいです。 ほっとできる一冊です。 まわりの人にすすめたくなります。 | ||||
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軽く読めそうだと思って手に取ったのです。 短編連作ものが好きだし、ミステリーが好きだし。 最近、重いものばかり読んでいたので、ちょうどいいかと思って。 でもでも、年頃の娘のいる私は、最後の話で泣いてしまった。 子育てに追われてる頃には、思い出さないけど、娘が社会人となって 余裕が出ると、昔のことをよく思い出す。 寝顔が赤ちゃんの頃と変わらない、とか 手の形が、小さい頃と一緒だとか。 そういうことを思い出す年代だと、 小学生のふうちゃんが夏の日に突然姿をした事情。 中学生のふうちゃんの描いた絵が捨てられていたわけ。 高校生のふうちゃんがバイト先で拾った指輪の持ち主の居場所。 大学生のふうちゃんが帰省した日に起こった人形盗難事件の真相。 のそれぞれに、自分の身を重ねてしまい、泣いてしまいました。 親の気持ちをすごくわかっているなぁとかんじました。 | ||||
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文芸作品と言うよりは、童話や絵本のようなストーリー。 お話の一つ一つが温かく優しい気持ちになれる。 文章にラノベのような処理がなされていたので☆は一つ減らした。 言葉や文章を味わうような作品ではない。 個人的には筆者のあとがきに心を打たれた。 それを読んでから再読するとまた雰囲気が変わるかもしれない。 | ||||
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書店で違う本を探していて、ふと目についた本書を気が付けば購入していました。 ストーリーに大きな変化はありませんが、とても読みやすく、心温まる内容でした。 自分にも娘がいるので、物語の「ふうちゃん」(ハルさんの一人娘)と重ね合わせて読んでいた気がします。 最後の数ページは父娘の愛情や絆を感じ、目から汗が出てきました。 娘の嫁入りはまだ先のことだけど、いつか迎えるであろうその日まで、1日1日を大事に重ねていきたいと思わせてくれる本でした。 娘さんのいるお父さんには読んでもらいたいです。 | ||||
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なんだろう。 なんでだかとても良かったです。 娘が成長していく過程で父は・・・。 自分のことのように感じてしんみりしちゃいました。 | ||||
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冒頭で「僕が花嫁の父になるなんて…」っていう文章をなぜか深読みしてしまった私ですが、衝撃的な展開はありません。ミステリー要素でいえばそんなに評価はできません。文章も少し子供っぽいですが、その分読みやすくはあります。 ただただハルさんとふうちゃんのやりとりが微笑ましい作品です。ハルさんは私の視点では相当理想の父親かなと。 文章の簡単さやミステリーの弱さはありますが、今までを振り返るラストでうるっときたので星4つにさせて頂きます。 心温まる作品なので温まりたい方にオススメです! | ||||
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風里ちゃん人格は、お父さん、お母さんのやさしさからくるものですね。 子育てとはかくありたい。 風里ちゃんのお婿さんも素敵な挨拶でした。やさしくなる小説でした。 | ||||
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これは良い作品です。妻をなくした人形作家のハルさんは男手一つで娘のふうちゃんを育て、結婚式を迎えます。結婚式場に向かうハルさんの胸にふうちゃんとの思い出が蘇ります。 5つの短編集で綴られたこの作品は、娘との日常生活から生まれた小さなミステリーで構成されており、その中で幼いふうちゃんが成長する姿が描かれていています。読んでいると思わずハルさんになったような気になってしまい、結婚式のシーンでは胸が熱くなりました。 | ||||
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朝日新聞の書評を読んで購入しました。 期待に反しない良書でした。 妻を亡くしたハルさんと、ひとり娘のふうちゃん。 そのふうちゃんの結婚式の日に、ハルさんは 今までに起きたいくつかの事件を振り返ります。 それぞれの歳のふうちゃんがみんな生き生きしていて、 読んでいるこちらもいつのまにかふうちゃんを温かく見守っていました。 そして、少し頼りないけれど、人形作家の仕事と家事とを両立しようと 奮闘するハルさんのことを応援していました。 父と娘の成長の様子を非常に良く描けていると思います。 最後には一親族のような気持ちになっていました。 ほっこりしたい人におすすめです。 | ||||
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作者は児童むけも書いているようで、読みやすい素直な文体と、全体を流れるやさしい肯定的な感じが気に入りました。 推理小説というよりも少年少女小説、青春小説と思いました。こういう入り込みやすい小説を入口として、本好きになってほいいものです。 | ||||
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しっとりとした流、静かな情緒ある小説で、とても気に入りました。4 | ||||
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表示していたよりとてもいい状態でした。ありがとうございました。 | ||||
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家族愛を描いた物語でした。 電車の中で読むのはやめた方がいいかもしれません。 ウルウルしちゃうかも。 続編も読みたいです。 | ||||
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父親と娘の成長の記録です。 ダメな父親ですが人一倍娘が大好きで、娘の事になるとオロオロしてしまう父親のハルさん。 母親譲りのしっかりもののふうちゃん。 この二人が日常のほのぼのした生活のなかで、お互いを思いながら生活していきます。 そのやりとりにほのぼのし、親子愛に涙を流してしまうと思います。 世の中の娘を持つお父さんは是非読むべきだと思います。 絶対に損はしません。 ラストは絶対に泣くと思いますので、泣いても良い場所で読んでください。 | ||||
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この作家の小説は初めてであまり期待していなかったが、良い方へ期待が裏切られた。 | ||||
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カテゴリとしては「日常の謎」系の推理小説。 なのだが、推理小説としてではなく、父親と子供の成長小説として楽しめた。 浮世離れした父親が手探りで子供を育てていく様子と、そんな父親を反面教師として どんどんしっかり者として成長していく娘。 お互いがお互いを思いやりあい、寄り添いあって生きるふたりの姿は微笑ましく、暖かい。 そうは言ってもオトコ親と娘の関係は危うげで、思春期を迎えた娘は 少しずつ父親を疎ましく思い始めたり、距離を置き始めたりし始める。 そんな娘の姿を寂しげに見守る父親の姿が切なく描かれている。 作者は児童小説出身だそうで、さすがふうちゃんの姿は生き生きと描かれている。 「親」業は大変だと思うけれど、それでも楽しみ、喜びは計り知れないんだろうな、 と素直に思える作品。 表紙のイラストがとてもかわいらしいので、文庫化されてもぜひこのイラストを使ってほしいな。 | ||||
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