プロメテウスの涙
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プロメテウスの涙の総合評価:
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私が今までに読んできた中で1番だと思える本です。乾ルカさんの本は「あの日に帰りたい」から惹かれ全冊読みましたがその中でも1番のオススメ。 まず序盤で思わず目を背けたくなるほどの死ねない死刑囚の生々しい描写があり、その描写力の高さに驚きました。 内容もとても面白く、途中から予想はつくにしても一気に読み進めたくなります。友情あり、家族愛もありでとても感動するお話だと思います。私は何度読んでも泣いてしまいます。 ただ、もう少し殺された少女のことやその子の感情、死刑囚の感情が入っているとさらに面白そうだと思いました。 こんなに素晴らしい本を描ける作家さんなのに本屋で見かけることは少なく、もっともっと有名になってほしいな…と思います。 | ||||
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おもしろくて一気読みしました。が、なんとも後味が良くない(というか、気持ち悪い)のが正直なところ。 | ||||
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日本で、授業中、自宅かかわらず奇妙な行動を起こす小学生の女の子が通院してきた。外国に行ったことがないにもかかわらず外国語のような謎めいたつぶやき、見知らぬ外国人の絵。調べていくと、世界で過去に同様の症例が見つかる。 米国バージニア州に収容されている死刑囚は、全身ががん細胞に侵食されている。過去何度も死刑執行がなされたのにもかかわらず死ぬことができない。死にたくても死ねないのだ。 この二つの事柄を結びつけるのは何か。 米国、日本に住んでいて、友人でもある二人の女性医師が、過去の研究データを集めて、一つの仮説にたどり着きます。 私自身の感想としては、ワシントンDC、バージニア州、と出てきたのであれば、NIH(米国衛生研究所)やCIA、ホワイトハウスあたりの先端科学や政治も絡めてもらえるともっと面白くなったのかも、と思いました。 また、二人の女性医師の間のやり取りについても、精神的な部分についてもっと踏み込んでみても良かったのかもしれません。 米国手話、死者ミサのあたりも斬新で思いがけないものでした。とても楽しめました。次の作品に期待をしたいと思います。 | ||||
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サイコミステリー、かつ、女医バディものです。 片付けが苦手で、少し間の抜けた所のある心療内科医 涼子(35歳独身)と、 彼女の同級生で、アメリカで研究者として活躍するキレ者キャラの 裕実(やはり独身)が主人公。 彼女らがそれぞれの立場で遭遇する、謎の患者。 涼子には、チック症・トゥレット症候群のような、突発的な動作に悩む少女。 裕実には、どのような処置によっても死ねない死刑囚。 全く関係のないはずの患者が、思いがけない形でリンクしていき、 最後はまさかの。。。というお話。 というわけで、冒頭からこの二人の患者がどのように結びつくのか? という、読み筋がオープンになっています。いい意味で裏切られることはなく、さほど驚きもありません。 ですが、解決までの一本道の道筋を、ゆったりと、のっそりと進みます。 鈍行というか牛歩というか、まどろっこしいったらありゃしませんが、 読者を強制的に焦らしているわけで、、その辺は上手いと言えるのかも。 この本で少し気になったのが、主人公の名前。 どうしても “涼子” って名前が、クールな印象があるから、 読んでいて主人公を取り違える事がありました。いやー先入観って厄介ですね。 | ||||
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ネタバレしてます。 とにかく最初から終盤近くまではノンストップで読み進めるほど面白かったんですが オチとタイトルの意味には「えー…」でした 途中迄が面白すぎたのか… ○○が○○だとは結構早いうちに見当が付くし、内容も「○○じゃ普通だから気持ち良いラストの為には△△だろな」と思ったらアタリ。 いや物語は筋だけ楽しむものではないにしろ、謎が解明されていくと言う筋が重要視された話だけあってかなり不満… 死刑囚の嗜好についてとか犯罪に対する思いとか被害者の少女の考えとか書き込める事は一杯あるだろうに… っていうか子供を手に掛けた犯罪者なんかもっと苦しめばいいんだ…とかすら思ってしまうし…(笑) てふてふ荘〜は全くの凡作だったし 夏光もオチにがっかりしたし… 筋ではなくあの描写力を活かした作品を熱望。 | ||||
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