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図書館戦争
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図書館戦争の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全74件 61~74 4/4ページ
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絶賛する書評が多いが、正気を疑う。 なぜこれが売れているのか、 また高い評価を受けているのか、全然分からない。 一般紙にしつこく掲載される宣伝が奏功しているのか? それとも、アニメ化の影響? とにかく「浅い」、ストーリーにもヒネリも工夫もなく、つまらない。 続刊も多く出ているが、読むだけ時間の無駄だと思う。 結論:【焚書対象認定】出版社の宣伝に踊らされないよう気をつけましょう(笑) | ||||
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現実世界の上に仮想の世界観を描く娯楽作品,となると思い出されるのが万城目学「鴨川ホルモー」ですが,ホルモーの世界観がそれほど違和感を感じなかったのと比べると,こちらはちょっと行き過ぎ。 いくら空想世界でも市街地で死者が出るほどの銃撃戦を繰り広げられたら住民としてはたまらないし,「気分だ」という理由で奥多摩でアドベンチャーレースまがいの野外行軍訓練をするのも理解に苦しむ。 「検閲勢力から読書の自由を守る戦い」がメインであれば,必ずしも戦争ごっこをさせる必要は無い。訓練の記述に妙にリアリティを追求しているのも,著者の個人的に趣味でこの世界に引き込みたいから,と勘ぐらずには居られない。 その部分さえ目をつぶれば,キャラがうまく立っていることもありスイスイ読めます。読んでいて吹き出したこと多数。ていうか,ライトノベルなんだからその部分がこの作品の生命線なのか。漫画と割り切って読むのが吉でしょう。 | ||||
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図書館司書の日々の奮闘を軍隊のそれに模した設定を、無理と言うか、奇抜と言うかは、読む人の自由だろう。国民の表現の自由と、図書館の自律権を侵す公権力に、「理性的な言論」という手段を飛び越えて、単純に「有形力の行使」という形で抵抗するという設定は、単純明快で、個人的には面白かった。登場人物も快活で、心理描写、言葉のやり取りには、思わずニヤリとさせられた。 しかし、それ以前に、メディア良化法の成立と、その周辺の設定には、奇抜さを通り超えた無理がある。 普通のファンタジーの場合、読者は、主人公が直面する問題に、より適切な解決方法を提案できないことが多い。例えば、冒険ファンタジーで、武器や魔法によって怪物を倒そうとする主人公に、こちらは、より強い魔法や武器を提示することはできない。多くの場合、すでに全力で戦っているか、登場人物もすでに知っているからだ。読者は、それ以上のものを覚知することができない。 ところが、本作の場合、読む者はより適切でより強力な武器を提案することができるのである。それは、『憲法』という名の武器である。図書館に限らず、国民は、銃を持たなくとも、『人権』という武器を、すでに『憲法』によって保障されているのであり、『検閲』が明文で禁止されている現憲法下では、検閲が、その下位の法律によって合法化されることはありえない(正確には、立法化されても、それが有効なまま存続することはない)。著者も、その点には無知でいられないはずであるが、にも拘らず、いや、だからこそ、その点につき、冒頭で乱暴に無視されたまま物語が進んでいくのは、物語を構築する上でやむを得ないのであろうが、それは、設定の奇抜さを超えて無理があると言わざるを得ない。 現実の『図書館の自由に関する宣言』は、憲法による保障とそこから導かれる司法による救済が背後にあるからこそ、力を持つのである。図書館の自由を守ろうという意思の表明は、そのまま憲法上の権利を守ろうとする、静かな意思の表明でもあるのだ。 『図書館の自由』に限らず、文中には、少なくない回数、『権利』や『人権』という言葉が出てくるが、冒頭で憲法の存在を無視することを暗に宣言した(実際には「違憲」という文言が出てくるが)本作では、これらの言葉にどれ程の意味があるのだろうか。 やはり、この辺のことについて、もう少し言及が欲しかった。 もっとも、現実の世界にも、憲法や司法による人権の保護が全く期待できない国が存在することに思いを致すなら、本作の設定もあながち嘘ではないことに、ふと恐怖がよぎる。 もしかすると、現実の日本も、そのような社会になるかもしれないが、それは、ここまで述べたとおり、憲法や司法など、様々なことを国民が放棄したときに初めて現れるのであり、今のところ、心配には及ばない。 本作には、このような設定上の無理も気にならない程の、アイデアの素晴らしさがあれば良かったが、残念ながら見付けられなかった。 | ||||
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まず言及させていただきます。レビューの評価はあくまで私個人の感じたことであり図書館戦争シリーズのレベルがこうであるとは思ってはいないです。 まず主人公の郁が好きになれない人は向かない作品。 殺さない程度に銃器の使用はOKとか……全くリアリティ出ない。 同じ著者の塩の街は話的には好きなのですが、キャラの心情表現とかが気持ち悪く感じる、これは図書館戦争になっても変わりませんでした。 この話って所々に入るギャグネタに魅力を見出すべき作品なんでしょうが、一切笑えなかったです。 2巻までは読んでみましたが、私はこの作品が一切好きになれなかった。 というか私という読者に有川浩は合わないという方が正しい言い方になるでしょう。 有川浩好き、好きな人には好きな作品になるものだろうと思います。 | ||||
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知人からとても面白いと勧められ、また本屋で平積みにもされており メディア化もされている評判の良い作品、ということで手に取ってみました。 設定を聞いてみると、なかなか面白そうでもあったので。 正直、最後まで読むことが出来ませんでした。 まず主人公の郁に共感できない・・・というか、理解できない。 仮にも軍隊のような形をとっているのに上官に対して酷い暴言や行動。 乱取り稽古で飛び蹴りを繰り出したときには呆れて開いた口が塞がりませんでした。 で、あるのに何の懲罰もなく平気な顔で過ごす主人公。 上官の堂上教官も非常に大人気無いと思いますが、何より主人公の非常識さが鼻につきます。 そして他の方も書いていらっしゃいますが設定の穴と矛盾の多さ。 多少の矛盾があっても、それを補って余りあるストーリーの面白さがあれば 「フィクション」「物語」として楽しむぶんにあまり問題視はしないのですが、 これはただ単に「ミリタリーっぽい恋愛もの」を書きたいがための作品としか思えません。 とにかく、上官と部下のラブラブが見られればそれでいい!それを楽しみたい! という方以外には、はっきり言ってお勧めできる本ではありません。 | ||||
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タイトルと帯の煽りに期待して読んだが見事に裏切られた。 設定、背景思想、全て薄っぺらで恋愛要素のしかけにしかなっていない。 本好き、図書館好きにお勧めというレビューがあるが冗談も程々にしてほしい。 これは携帯小説や二昔前の陳腐な恋愛ドラマ好き、つまり日頃活字に接する機会が少ない 女性をターゲットにするべきライトノベルだ。 そういった種類の本を否定はしないが 本屋の一般小説コーナーにハードカバー、平積みで売るのはどうかと思う。 | ||||
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世界観や設定にあまりにも矛盾点が多すぎて、入り込めない。 ミリタリー要素+図書館(本)とが安直に結びつけられているように感じるし、 それに先の読めるラブコメと その後になんとかそれらしく世界観を納めるための色々な理由設定がくっついている。 言論統制や検閲を描きたいのであれば、設定と物語のバランスに説得力を持たせてからなのでは? それに加えて主人公らの重武装にリアリティが無くただの「軍隊ごっこ」にしか見えない。 矛盾点をファンタジーなどと表現してしまえば聞こえはいいけど、本当はそうじゃないんじゃないのと思う。 例えば、全国に出版されているであろう絵本一冊を、 わざわざいち小売書店に銃を手にした人間が検閲回収に行くというのも、 ふつうに考えてそんな事するかな?となんだか変に感じるし、 戒厳令の下に暮らしているはずの背景となる日本の街や人々の様子も、 それに見合った緊張を強いられているのが現状なのではないかと思うけど全然そうではなく、 登場する市民も子ども達の中ですら平和で気ままな気質がぬるく保たれたままで最後まで違和感が消えない。 そういう所がよくわからない世界観。 それになにより軍隊で図書館や本を守るという事自体が本来の「図書館」の精神から外れている。 本来「図書館」と「軍隊」は、相容れないものなのでは? 荒唐無稽で、安い話だった。 | ||||
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設定や世界観があまりにも荒唐無稽で、物語以前のような気がします。 「メディア良化法」は法律なんですよね。「図書館法」も「メディア良化法」に準じて改訂されるはずです。いろいろ理由は書かれていますが、それなのに、それに対抗する組織も合法であるのは、納得ができません。 ブラッドベリの『華氏451度』やオーウェルの『1984』を一度でも読めば分かると思いますが、検閲や言論統制を批判的に描くのにセカイ系は不向きですね。 物語として評価するには、もっと設定や世界観に説得力が持たされてからだと思います。 | ||||
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世界観に入り込めませんでした。 空の中、海の底、とは違って完全なパラレルワールドなので世界観をつかむのがややしんどいです。 これをクリアできれば楽しめるのかもしれませんが、私はクリアできませんでした。 | ||||
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お金に余裕があれば買ってもいいかもしれない。 ハードカバーで値がはるものでもあるし。 テーマも面白いし、ストーリーも楽しめた。 ただし、難しいことやなんやかんや考えず、バラエティを見る感覚で読むにしても、文章や展開をもっと凝ってほい。 | ||||
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評判の本なので買いました。私には大変読みにくいストーリーでした。漫画にもなっているので、そちらも併せ読みながら、理解する努力したのですが、面白さが解らずじまい。頑張ったのですが、最後までちゃんと読めなかったです。最後は斜め読み。めったにこうなることのない私には逆に印象的な一冊でした。若い人たちには面白いのかなあ。 | ||||
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『メディア良化法』が制定され人権を侵害する表現のを取り締まる良化委員会の不当な図書に対する弾圧に対抗して『図書館の自由法』を掲げた図書館との30年間なかで図書館は独自の防衛隊を持ってきた・・・そんな中,男子顔負けの体格と運動能力を持ち合わせた主人公笠原郁が新図書隊員としての訓練が開始された・・・ 長編の形を取りながらいくつかの事件にスポットを当てて短編の雰囲気を持つ構成なのである。読み始めて半分くらいは設定の奇抜さと面白さに物語に引き込まれていったのであるが,後半はなんだか尻すぼみ・・・何となく先が読めるという面もあると思うが,設定の奇抜さに対して物語があまりにも普通の展開になりすぎたからであろうか?前半が面白かっただけに残念であった。 | ||||
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設定や世界観はとてもいいんだけど、主人公の郁がどうも好きになれない。 軍隊みたいな階級社会で上官に向かってあの口の利き方はありえない。 一般の人には痛快なのかもしれないけど実際に階級社会で生きてる自分にはただの非常識にしか写らない。よって感情移入もできずにつまらなかった。 | ||||
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発想と設定は秀逸。 ライトノベル畑の人なので文体も読みやすい。なので普段本を読まない、あるいは読んでもラノベぐらい、という中高生でもとっつきやすいと思う。 しかし、それが皮肉にも内容の薄さを感じさせる。あまりにコミック的なキャラクターと稚拙な表現。心理的駆け引きの場面も多いが、前述ゆえにまるで緊張感が感じられない。 ライトノベルならまだしも、その3倍は高いハードカバーで出すには値段に見合ってない。 蛇足だが、ポップなノリを強調するなら伊坂幸太郎氏、重厚な駆け引きを求めるなら貫井徳郎氏、この2人がこの作品を書けば文句なしの傑作だったと思う。 | ||||
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