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医学のたまご
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医学のたまごの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 41~51 3/3ページ
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この物語の主人公はごく普通の中学生です。殺人も起きなければ、推理すべき点もありません。だから、ミステリーを期待して読むと、期待外れになるでしょう。でも、海堂作品ファンなら、とても楽しめる作品です。病院の患者、教授会で質問する医師、看護師、窓から見える風景(の一部)、食堂のメニューなどなど、過去の海堂作品に出てくる人・ものが、次々と登場します。過去の海堂作品を読んでいなくても本作は読めますが、すべてを読んでいれば、もっと面白く読めます。海堂作品はやはり、順番通りに読むのが一番面白いでしょう。 | ||||
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研究論文発表をめぐる、暗闘をジュビナイル小説で書く・・それがいかに難事か、ちょっと考えてみればわかります。 それを見事にやってのけた筆力には、本当に脱帽です。 他の海堂作品に登場したキャラクターも登場し、大人の読者にも充分、楽しめる内容です。 お奨め。 | ||||
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医学部に限らず、大学・大学院とは、指導教授次第では、書いたこともない論文が自分の名前で出ることもあれば、逆に、どんなに努力しても一度指導教授に睨まれたら、まったく日の目を見ないという古〜い、恐ろしいヒエラルキーが残っているところであります(わたしの経験からもこれはウンウンと思い読みました)。しかし同時に、大学の研究室は常に新たなものを切り開いて行かなくてはならないという使命を持つ場所でもあります。学部で6年、研修医2年を経て大学院に進み、いよいよ研究という頃にはストレートでいった場合でもすでに20代後半〜30歳近くになってしまう・・これでは教授に対するおべっかは上手になるかもしれませんが、画期的な成果などなかなか望めません。「中学生の飛び級」はいささか荒唐無稽かもしれませんが、せめて20代前半までには成果を発表できるようなシステムが必要と思いました。 | ||||
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かなり面白かったです。ページを開くと横書きなのにはビックリしましたが…「ナイチンゲールの沈黙」の登場人物も出てきて嬉しかった。章ごとのタイトルの付け方も好きです。“世界は呪文と魔法陣からできている”ってのが洒落てます。続きが読みたいです。 | ||||
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主人公曾根崎薫はとあることをきっかけに、スーパー中学生として飛び級で名門医学部に入る。普通の中学生だった薫は、友だちから羨望されたり、未知の領域に踏み込んだ興奮などで充実した日々を過ごしていく。しかし医学部という狭い世界の中での大人たちの行動に疑問を感じる。エンディングでは、父親や友人の助けもあり、行動をもって大人と対峙する。ラストはとても壮快です。 中高生向けに書かれおり沢山ルビがふられておりますが、充分大人も楽しめます。子どもの視点で大人の世界を語られていくのも面白く感じました。 | ||||
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裏表紙の絵と扉の文字が可愛らしくて個人的に一番気に入りました。 あたたかいながらに含蓄のあるストーリーに 感動しました。 特に子供の視点からの大人の姿と、お父さんと子供の 愛の溢れる会話が自然に心にしみこみました。 素朴な元気をくれる作品です。 | ||||
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一言、面白かった。 文系頭の自分には、医学用語だとか、 小難しい説明とか、分かりにくいところもあるんだけど (まるで主人公の薫くんのようでした) 易しめに書いてあるので、何とか最後まで読めました。 スーパー中学生に祭り上げられた薫くん。 その奮闘振りが健気です。 数学だって英語だって成績悪いのに、 中学の友人たちに手を借り、頭脳を借り、なんとか結果を出せた。 あ〜それなのに・・・・。 登場人物が一癖も二癖もあり、一筋縄ではいかない面々が 話の顛末を面白くしてくれます。 いけ好かない教授なんかも出てきますが、 やはり悪役がいてこそ、面白さも倍増でしょう。 最後はスカッとする終わり方で、読んでて気分よかったです。 それまでが薫くんがあまりにもかわいそうで。 もちろん自分からまいた種とはいえ、 子どもをだしにする大人の汚さに比べたら・・・。 海堂さんのほかの作品とも少しずつリンクしているようです。 まだ他の作品を読んでいないので どの辺がリンクしているのか分かりませんが、 設定は2020年のようなので 分かる人にはわかるのかな?? 他の作品もこの際読んでみようか、という気にさせてくれた1冊です。 | ||||
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書いたのだそうです。 へたな伝記とか読むより、余程ためになります。 この本を読んで、医学に目覚めた子供たちが、 医療を担うようになれば、いくらかでも、 日本の医療は改善されるのでは?と思います。 今は、やる気さえあれば(あと頭脳) 全額奨学金で医学部にいける世の中です。 ぜひ、小学生・中学生のお子さんが居るかたは読ませてあげてください。 | ||||
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劣等中学生の僕が、医学部に入学することに…。医学書10冊、英語の論文と難題ばかりの上に更なる問題が…!?☆中高生をターゲットに書かれた本ですが、大人の私でも十分に楽しめました。☆もちろん、舞台は桜宮市そして東城大学医学部で今までの作品ともリンクしてます。☆極悪非道の教授に結局は、僕がうまく利用されてしまうお話ですが…。ラスト、モグラさんこと桃倉さんや佐々木君のやりとりが良かったです。☆医者の著者が書くだけあってなんとなく医学の裏側ってこんな風なのかなぁと妙にリアルでした。 ☆『道はいつも自分の前にひろがっている』は、ラストを締めくくるにはとても良い響きを持った言葉ではないでしょうか? | ||||
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所々にシリーズものリンクがあったり、今後発売されるであろう!?著書の登場人物が 出てくる(と予想)のが色々な想像を掻立てられ嬉しいですね! 「中高生」向けとは書いてあるものの、大人が読んでも懐かしい気分になるストーリーで 相変わらずグイグイと読者を独自の世界に引込んでしまい、気づいたら一気に読み終わって いる。 そんなお話しでしたね。 自分的には?一番感動したのがスーパー高校生が最後の方にに盛上げてくれるシーンであり、 過去と未来が繋がった嬉しい瞬間でしたね! そういえば、これは桜宮の近未来のお話しだったのですね ・・・ | ||||
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大人にも読んでほしい一冊です! またしてもチームバチスタシリーズに魅力的なキャラクターが登場 相変わらず切り口を変えて、このたびは「中高生むけ」に書かれたもので 一番最初の読者は娘さんだった、とあとがきに書かれていました。 「今年の漢字」に「偽」が選ばれてしまった2007年に医学雑誌に連載され、 新年早々に発刊となったこの本は 「こども」と「おとな」にある差をすがすがしく見せてくれる魅力にあふれています すてきな本をありがとう!と作者の方に申し上げたいです | ||||
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