奇術師

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評判

奇術師の評価:

4.11/5点 レビュー 18件。 C ランク

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平均点4.11pt

Amazonレビュー一覧

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全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(1pt)

読み終えてブン投げたくなるほど下らない作品

二人の奇術師の瞬間移動の「トリック」(!)が
 ボーデン→(やっぱり)双子でした
 エンジャ→テスラの発明した電気による超科学的移動装置でした
って、アホか。

冒頭のアンドルーの語りの部分で「双子/分身」のテーマが出ており、ボーデンの語りでも「わたし」の複数性が何度も「明示的」に言及されているのだから、読者は騙されようが無いだろうに。エンジャの移動装置に関してはバカバカしすぎて何をか言わんやである。ほぼテクストの力だけで「奇術」ならぬ「奇蹟」を起こしてみせたキャロル・オコンネルの名作『クリスマスに少女は還る (創元推理文庫)』のような筆力と配慮は望むべくもなかった。

本書を読むくらいなら、同じ「分身」をテーマにしながら無駄に分厚い本書よりずっと短いナボコフの『セバスチャン・ナイトの真実の生涯 (講談社文芸文庫)』を読み返す方が10倍マシである。解説を書いている若島正氏はこんなものを傑作と褒めてていいのかね。
〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT) Amazon書評・レビュー: 〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)より
4150203571
No.2
(3pt)

『週刊文春』2004ミステリーベスト10海外部門第5位。世界幻想文学大賞受賞の幻想巨篇。

19世紀末から20世紀初頭にかけて、イギリスに、アルフレッド・ボーデンとルパート・エンジャという、2人の奇術師がいた。
 ある事件により、2人の間に確執が生まれ、2人は反目し合うようになった。
 やがて2人は、それぞれに『瞬間移動』のイリュージョンを生み出し、事態は意外な方向に動いていく……。
 この小説は、ほとんどの部分が、2人の奇術師の手記によって記述されている。同じ『事件』に対しても、2人の記述が微妙に、あるいはまったく異なっているのが、ちょっと混乱させられるが、おもしろく感じた。
 ボーデンの子孫であるアンドルー・ウェストリーが感じる、『双子感』の謎は? ボーデンとエンジャの瞬間移動のトリックは?
 分厚い本ですが、興味を保ちながら、読み進めることができた。
 しかし、この小説を、狭い意味でのミステリーと思って読むと、謎解きの部分で、肩透かしを喰らってしまう。謎解きミステリーでは、使ってはいけないトリックが、使われているのだ。
 でも、小説自体は、おもしろい小説だと思う。読み終わってからわかったのだが、この本は、ミステリーではなく、SFファンタジー小説なのだ。
〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT) Amazon書評・レビュー: 〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)より
4150203571
No.1
(3pt)

カッパーフィールド VS マギー司郎

カバーデザインから、
昔出たミステリーかなにかの復刻かと思って見過ごしそうになってました。
気づいたらプリーストの久々の新作!
思えば4年前にでたのってクロネンバーグの映画のノベライズだったんですよねえ。小説としては、面白いし、読ませます。
さすがプリースト! 
長い長い小説書いてるだけあります。
って、それはプルースト・・・だけどですね。もうちょっと期待をしてたんですよ。
すごい舞台装置だったんで何がでてくるかなあ・・って。
で、鳩が出てくるだけかい!というような感じです。イリュージョンのような、おおっという「!」がないんですよねえ。そういえばクロネンバーグの映画でも・・・(以下ネタバレになりそうなので自粛)
〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT) Amazon書評・レビュー: 〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)より
4150203571