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シャイロックの子供たち
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シャイロックの子供たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全180件 101~120 6/9ページ
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ある銀行の支店の色々な日常出来事、それぞれの行員の視点から観た話。う~ん、銀行は大変なんだなあと思った今日この頃…( ̄▽ ̄;) | ||||
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文庫本の帯に、「ぼくの小説を書き方を決定づけた記念碑的な一冊」とありますが、まさしくその通りと膝を打ちます。 東京第一銀行長原支店という極限られた空間の中で、各章毎に語り手が変わり、連作でありながら大きな一つの物語であるという手法は、ここから生まれたか、と知りました。 肝心の謎のほうも最後までもつれにもつれ、意外な視点から判明するラストは賛否両論というところですが、決して丸く収まらないというところも個人的には良かったです。 | ||||
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一気に読んでしまいました。銀行や金融の知識がまったくない私にも、本当に面白かった。1つ1つが短編のようで、実は、大きな全体を構成している、という手法も見事!です。 | ||||
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怖いし、ハッピーエンドじゃないかんじなのが残念だけど、面白い! | ||||
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銀行の実態が良く描けており、楽しく読めました。金融機関に勤めた経験の無い方はツマラナイかも。 | ||||
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複数の短編に引き込まれて、気がついたら長編でした。やられたと久々ににやっとした小説。映画ミステリートレインのようなこの手法は、実は大好き。作家のチカラを感じます。 | ||||
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構成自体読み始めるまで知らなかったので,読み進めていくうちにその構成の巧みさに唸らされました。 元銀行員の筆者ですが,一面的に見るのではなく,多面的に物語を展開させるところが実に面白い。また,物語が展開して行くに当たり,描きすぎず,余韻を残すところもイイ感じでした。伏線を確認するために,もう一度読みたくなること必至のオススメ小説です。 あと,個人的には,登場人物が多いので,その相関図みたいなものを入れてもらえると,ちょっと間が開いても思い出しやすくなるので有り難いところでした。 | ||||
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銀行ってこんなところなんだ…と知るにはとても良かったのですが 処女作だけあって、読みづらい。 誰が誰だったかわからなくなるところはありました。 でも。面白いです。 | ||||
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池井戸さんの作品とあって、期待して読み始めました。 今、テレビでは花咲舞が活躍中ですが、その原典がこの本ではないかと疑っています。そんなストーリーを楽しむのに良い機会を与えてくれた一冊です。 | ||||
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半沢直樹で池井戸潤さんが気になってこちらを読みました。 シャイロック=ベニスの商人に出てくる、強欲な金貸しだそうです。これを判って読んだ方が、ナルホド!と思えます。 東京第一銀行長原支店で巻き起こる事件を、章毎に異なる行員の支店を通して綴られています。 短編としても十分楽しめますが、実は長編小説。途中でそれに気づいて、止まらなくなり一気に読んでしまいました。 閉鎖的な業界の銀行の話でもありますが、どの業界にもある社内競争、業績至上、社内派閥、既得権力の死守、ドライなゆとり君たち。若い頃は将来に夢を持っていたはずが、これらにいつの間にか飲み込まれて、それが挫折する者、狡猾になってしまう者。それでも、プライドや外面の良さから中々周りには露見させない。 こういった心理描写にとどまらず、本筋はサスペンス。この点でも、同じ事件なのに見方は千差万別違だなぁと思わされます。 事件自体も確証に伏線が隠されていて、一言一句よ見落とせません。犯人は誰なのか?本当のシャイロックは誰なのか? 自分はこの中のどれに近いかななんて思いながら読むと面白いかもしれませんね。、、、基本的に悪い人がほとんどですが(^-^; | ||||
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題名を見たとき、これはいったい何のことかと思った。作者独特の題名でもある。この作者の本は読み始めたら止まらない。何かの待ち時間に読むと時間が忘れ、待ち時間は苦にならない。 | ||||
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題名の「シャイロック」ってなんだろう?きっと物語を読めば書いてあるだろう。と思って読み進みましたが結局わからず??本のあとがき等全てに目を通すと判明。とても上手な無駄なく全てを読ませる演出。感心しました。物語りは読んでのお楽しみ。面白い! | ||||
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期待をうらぎらない池井戸作品でした。読み出したら止まらず一晩で読んでしまいました。 | ||||
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銀行員のことはよく分かったが、終わり方がいまいちだったので、もうひとつです | ||||
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池井戸潤さんによる銀行支店を舞台にした作品。 読み終わった感想で言うと半沢直樹シリーズよりもより銀行の実態に沿った内容。 それもそのはず本作品は1話から6話までは近代セールス(銀行員向け雑誌)に 掲載されていたものだからだ。(2003年4月1日号~2004年2月15日号) 池井戸氏の作品はこれまでに下町ロケット、半沢シリーズと読んできた。 どの作品にも銀行は登場するけれどもどこかドラマめいた、現実離れした感じもあった。 そんな作りめいた雰囲気が少しもこの作品では感じられない程にリアルなのだ。 古いタイプの銀行上司の古川のバックグランド・・10個あるそれぞれの話で主人公は異なり それぞれの人間がどういう思いで今に至り銀行業務に向かっているのかが見えてきて 面白い。 第二話傷心家族の取引先と他銀行との金利のやりとりなどは実に生々しい。 ある種の騙し合いが繰り広げられているのだ実際に。(それは厳密には交渉では無いと思う) P116の遠藤代理の文章なども銀行独自の稟議書の文体の雰囲気が出ていてリアル。 ATMからの現金の一時的抜き取り、架空融資。どれも実態にあった事件を下敷きに この話を作り上げたのだろうけど見事というしか無い。 もし仮に銀行に内定し就職する予定があるのであれば是非読んでおいた方が良い。 青木雄二氏のナニワ金融道あたりも金融業を取り上げた作品として有名だけれども 銀行独自の苦労と言った点が詳細に書かれている本書から学べる点は多いだろう。 重要書類の紛失に備えて支店内のゴミを一週間ほど保存しておくとかもリアルだ。 支店エース竜野が過去の癒着が原因でおこなった架空融資・・ そして疾走する西木・・・ 銀行の事情が精密に描かれるだけでなくミステリとしても成立しているのも凄い。 結局西木代理は死んでしまっているのか生きているのか・・・・ | ||||
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シャイロック:シェイクスピアの「ヴェニスの商人」に出てくるユダヤ人の金貸し:の子供たち〜現代では銀行員の事になるんですね。 銀行を舞台とした連作短編。各編毎に主人公が変わり、時間も少し経過。全体で一つの長編となる趣向です。 最初は、銀行の日常を描く様な群像劇なのですが、半ばからはミステリー要素も加わって、楽しめます。 勧善懲悪的な最後と謎解き、で読後感も良。 個人的には、悪役の支店長・副支店長コンビも憎めない感じなんですがねー。 | ||||
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そう思った作品でした。 他の方々のコメントと同じですが、最初は短編集のようなオムニバス形式の作品なのかなと思っていたのですが、後半になるとそれまでの登場人物たちのつながりと事の真相が本当に1本の線のようにつながっていきます。 そんなに本を読むわけではないのですが、こういう展開の本は初めて読んだような気がします。終わり方も興味深くて、解決したようなさりとてそうとも言い難いような。。。続編あるのでは?と思わずにはいられませんでした。 とてもいい本だと思います。 | ||||
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前半は1つの支店というつながりしかない短編が続きもやもやした。 各編の終わりが、それまでの丁寧さから打って変わって、急に話のペースを上げ雑に感じるため、多少の読みづらさも感じた。 しかし、徐々に話が重なり、興味を残すためにあえて雑にしたのかな?と思います。 そう、徐々に話がつながります。 あり事件が起き、犯人が分かるまで、謎が1つ1つ分かるというか霧が晴れる感じが読み老けていきます。 しかし、あの人が真の主犯だったのか?と、考える余地を我々に残した傑作でした。 | ||||
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リアリティーが凄いため引き込まれ、短編集が収束し推理小説みたいに終わる。面白いお買いどく。 | ||||
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半沢シリーズ以上に現実感に溢れた作品。作者jが過去に身を置いたことのある日常が描かれているように思えてならない。これがいつか歴史小説として読まれる日が訪れる事を願う。 | ||||
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