■スポンサードリンク
at Home
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
at Homeの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
at Home 日曜日のヤドカリ リバイバル 共犯者たち 四編からなる短編集。 いろんな家族の形があって、悩みがあって、すごく深かった。 短編やから、一つ一つは短いのに内容は濃い。 こんな短い文章の中で、この先どうなるんやろ、と思わせるすごさ。 スラスラ読めるのに、最後はジーンときてる。 ちょっとの合間ができて、暇を潰したい人にオススメ。 こんな贅沢な読書はないと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
家族をテーマにした作品集。 タイトル作は泥棒の父、結婚詐欺師の母一家の物語で、冒頭からドタバタ喜劇か...と思いきや、意外や意外なシリアスな展開になる。母が騙そうとした相手に誘拐された事から、父、主人公の長男(パスポート偽造屋)、妹、弟、そして母、それぞれの過去が明らかになっていくのだ。そんな馬鹿な話が~が、ずずんくる(現実的かどうかは別として)良い話と変わる。 全4作品、どれもワケあり家族の物語ですが、ラストはほんわか。疎遠となってしまった父が我が子のためにとった突拍子もない行動「共犯者たち」は、不器用すぎる親子の距離感にホロリ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「家族」って何なんだろう・・・ 血がつながっているから家族 血はつながっていないけれど、実の家族以上に家族 別に知り合いでも恋愛関係でも、ましてや付き合っているわけでもないけど 少し一緒に暮らしている相手がふいに連れ去られそうになれば、心配になり守りたくもなる 「家族」の形は人それぞれ・・・ どんな形でも本人たちが「家族」と思えば家族なんでしょうが では「家族」のように大切に思える人ってどう作ればいいんだろう・・・と思いました 自分にとって大切、相手にとっても大切でありたい 「家族」じゃないけど「家族」のような関係にだって、憧れてしまう自分がいます 良いことばかり、安定しているわけじゃなくても、想いが通じる「家族」がいるっていいなぁと思いました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編集とは知らずに読み始めました。 本屋さんで映画化とあり、映画化される位なら面白いのではと思い買いましたが、まあそれなりに面白かったです。 人に勧めるほどよかったわけではないですが、さくさく読み、最終的には家族っていいもんだよねって結末で全て終わる。 もっと捻りがある内容でもよいかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ちょっと他の方のレビューが厳しすぎに思います。 ありえない設定は本多作品は当たり前、幽霊、超能力、主人公秀才、大人すぎる子供とかちょっとファンタジー、ちょっと中2設定が常でしょ?だって物語なんだから笑 いろんな角度からいろんな事が伝わってくるし感じて想像して入りこめる、それが私が本多作品に惹かれる理由です。誰が誰を殺してこんなトリックでなんてだけの本は読む気にならないし映画で見ればいい。 本作についても わかりにくいとこがあったとも思いません、人形遊びリカちゃんのくだりがわからなったなんてひどいレビューもありましたが1から10まで説明が必要な人はまずご自身の読解力と想像力に合った本から読まれることをお勧めします。 たしかにどれも少しの物足りなさみたいなものはありました、アットホームや共犯者たちはもっとがっつり書き込んだ長編版を読みたくなるような気持ちになります。短編ならmissingのようにもっとフォーカスしたものがいいという感想も頷けます。 しかし本作のどの世界観も優しくて暖かくて作者が投げかける家族とは?のテーマがじんわりきます。私は読んでよかったと思える本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久々に本多孝好を読んだ。 いいわ~しみるわ~。 家族とは脆いもの。 だから戦わなければいけない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
四編からなる短編集。 テーマは家族だが、いずれの家族もトリッキーな設定だ。 表題作の「at home」は、設定があざとすぎて少し嫌味な感じがした。 作り過ぎって感じ。 しかし、私は二編目の「日曜日のヤドカリ」の弥生ちゃんがものすごく気に入った。 この子いいキャラクターだなあ。 こっちの方を映画化すればいいのに。 「リバイバル」のしまりのない終わり方の方が、「at home」の『どうだ見たか』と作者の鼻の膨らむのが見えるようなラストより良かった。 「共犯者たち」のどんでん返しも心地よかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編集で、(1)at Home、(2)日曜日のヤドカリ、(3)リバイバル、(4)共犯者たちの4編です。 何れも一癖も二癖もある主人公たちの家族(的なもの)に纏わるストーリーですが、不器用ながらも家族的なものを渇望し、前向きに歩んでいくのが共通していると思います。 さて、家族って何でしょうね。一緒に住んでいるから家族? 血が繋がっているから家族? そこに譲れない拘りを持ち得る関係が存在してこそ家族と言えるのかもしれないと考えさせられました。 日頃から家族を演じているだけの人には味気無いかも(^^;) 追伸: 本多作品は、デビュー当時何作か読んでいたのですが、暫くぶりに、古い作品を立て続けに読ませて頂いています。 他の方のレビューが、内容に対して評価が厳しすぎると感じたので、レビューを書かせて頂きました♪ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私はこの本すごくよかったです。 それぞれの家族の話に、寂しい面も温かい面も描かれていて、 自分が家族と良い関係ではなかったせいか、その温かい描写が鼻にツンときました。 私もこんな家族だったらよかったのに。 表題作は秀逸!短編なんてもったいないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
若干の物足りなさはありましたが、十分に楽しめました。特に最初のat Homeの結末には「そうなるか!」と驚かされます。 その他の3話もスラスラと読めます。そんなに意気込まずに本を読みたいと思った時にピッタリなお話です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あまり評価が低かったので心配しましたが どの作品でも涙しました。 たしかに分かりにくいところはあります 誰がこのセリフを言ってるのか、とか 彼や彼女は誰を指しているのか分かりにくいところもありますが 結局のところ、大事なのはそこだけじゃないので そんなに理解する必要は無いように思えました 文章が暖かいです セリフも暖かいです 何の変哲の無い文章に涙腺が緩みます 心をあっためたい人におすすめできる作品です 家族とは一体なんなのか 家族の大切さに気付かされた作品でした | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
家族をテーマにした短編集。 いつもながらの乾いた雰囲気で、 情緒的にならずに、 しかし、とても温かい彼独特の文体。 今回は、 いろんな距離の家族の絆を描いている。 もうひとつ特徴的なのは、 どの作品にもDV、とくに幼児虐待について取り上げられている。 彼の作品の中では、 こんなに悪意を感じたことはあまりなかった。 そういう意味でも、 興味深く読みました。 ただ、相変らず、 トンデるシュチュエーションだったりして、 その辺がドラマチックで面白いのだけれど。 そして何よりも、 愛すべき登場人物たちが、 生き生きと、そして淡々と描かれているのが好きだ。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!