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at Home
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at Homeの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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家族をテーマにした短編集。 いつもながらの乾いた雰囲気で、 情緒的にならずに、 しかし、とても温かい彼独特の文体。 今回は、 いろんな距離の家族の絆を描いている。 もうひとつ特徴的なのは、 どの作品にもDV、とくに幼児虐待について取り上げられている。 彼の作品の中では、 こんなに悪意を感じたことはあまりなかった。 そういう意味でも、 興味深く読みました。 ただ、相変らず、 トンデるシュチュエーションだったりして、 その辺がドラマチックで面白いのだけれど。 そして何よりも、 愛すべき登場人物たちが、 生き生きと、そして淡々と描かれているのが好きだ。 | ||||
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様々な家族の形を描いた4つの短編集。どの家族も過去に何か傷を抱えていて最終的にはハッピーエンドになる感動する話として描かれているのだが、ほとんど心に響かなかった。表題作「at Home」は心温まる家族の話でよかったと思うが、他の話は語り手である主人公の気持ちが伝わらず、感情移入できなかったからだと思う。 | ||||
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普通と違う家族を4編扱っている。 「アット・ホーム」の出来が良過ぎましたから、他のものは悪くないのですが、霞んでしまったように感じます。 「アット・ホーム」がラストだと、評価は良かったように思うのですが・・・いかがでしょうか? | ||||
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「at Home」は設定の妙が効いていてセリフ回しも面白い。しかし、淳の両親とのやりとりの底にある部分の書き込みが浅いので、共感しにくい。そして、この表題以下に続く3作品は読む価値があったかどうかも疑わしい。作者も出版社も推敲したのだろうか?「日曜日のヤドカリ」 主人公と「弥生さん」に対する言葉遣いと「その他の人々」に対する言葉遣いの落差が激しく感情移入が難しい。後半部分では興醒めも。「リバイバル」 一番の胆の部分であるラストのヤクザ同士のやり取り。状況設定や誰がこのセリフを言っているのかが分かりにくい。「共犯者たち」 時間軸が分からない。込み入って来ると誰が言っているセリフなのか分からない。読み手を置いていってしまうような感覚的な文章回しが多い。あだち充を彷彿とさせる部分が結構あるが、文章で表現するのであれば、補っていかなくてはいけない部分の説明が欠如している。おままごと遊びではなく、「人形を使ったおままごと遊び」だったらすぐに理解できたかもしれないが、リカちゃんの下りは「???」だった。何度か読み返して、ようやくリカちゃん人形を使ったおままごとだと理解がいった。また、擬態語も多く興醒め。究極、「わん」はないだろう……。何が共犯者なのか?共感者を得ることが難しいのでは?今の時代は、こんな書き方でも小説家になれるのかと、心から感動した作品ではある。状況が見えない。心情が見えない。他の評判が良い作品を1作は読んでみようと思うが、それでも首を捻るようだったら、……考えたい。 | ||||
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「at Home」は設定の妙が効いていてセリフ回しも面白い。 しかし、淳の両親とのやりとりの底にある部分の書き込みが浅いので、共感しにくい。 そして、この表題以下に続く3作品は読む価値があったかどうかも疑わしい。 作者も出版社も推敲したのだろうか? 「日曜日のヤドカリ」 主人公と「弥生さん」に対する言葉遣いと「その他の人々」に対する言葉遣いの落差が激しく感情移入が難しい。後半部分では興醒めも。 「リバイバル」 一番の胆の部分であるラストのヤクザ同士のやり取り。状況設定や誰がこのセリフを言っているのかが分かりにくい。 「共犯者たち」 時間軸が分からない。込み入って来ると誰が言っているセリフなのか分からない。読み手を置いていってしまうような感覚的な文章回しが多い。あだち充を彷彿とさせる部分が結構あるが、文章で表現するのであれば、補っていかなくてはいけない部分の説明が欠如している。 おままごと遊びではなく、「人形を使ったおままごと遊び」だったらすぐに理解できたかもしれないが、リカちゃんの下りは「???」だった。何度か読み返して、ようやくリカちゃん人形を使ったおままごとだと理解がいった。また、擬態語も多く興醒め。究極、「わん」はないだろう……。 何が共犯者なのか?共感者を得ることが難しいのでは? 今の時代は、こんな書き方でも小説家になれるのかと、心から感動した作品ではある。 状況が見えない。 心情が見えない。 他の評判が良い作品を1作は読んでみようと思うが、それでも首を捻るようだったら、……考えたい。 | ||||
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「at Home」「日曜日のヤドカリ」「リバイバル」「共犯者たち」の4話収録です。風変わりなそれぞれの家族。その家族の絆を描いた家族小説です。どれもハッピーエンドです。「at Home」は非常に良かったと思います。いきなり衝撃的なスタート、そして展開、結末、すべてがお見事でした。しかし、全体的に、なんだか微妙。登場人物が最後の方で語る、大事なセリフの数々。それが、胸に染みそうで、染みてこない。心に届きそうで、届かない。理解できそうで、なんだかよくわからない・・・。あと一歩って感じ。でもその一歩が大きくて、結局なんとも思わないままスラスラ読んじゃった気がする。チェーンポイズンやWILLの時の、あの感動はありませんでした。いつも、読後に心にちゃんと何かを届けてくれる本多作品ですが、今回はフワフワしっぱなしで10日も経てば消えてしまいそう。期待が高かったのかもしれません。 | ||||
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