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真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side-A
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【この小説が収録されている参考書籍】
真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side-Aの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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読み進めているうちに面白くなり一気に読んでしまいました。 | ||||
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映画を見て原作を読みたくなりました。設定など全く違いますが、映画以上に面白かったです。 | ||||
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とてもきれいな状態のものをお送りいただけました。 | ||||
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配送時にローラーの所など通ったのでしょうか?せっかくきれいなカバーに折れたような跡が‥開けてみてちょっとがっかりしました。箱での配送なら動かないように固定された状態で届くのでいつもきれいですが、B5サイズの紙封筒は薄いですし、外からの圧力に負けてしまうのかもしれませんね 今後の改善課題として取り扱って頂けたらと思います。 | ||||
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この本にでてくる一卵性双生児についての考え方は好きではないのですが この本自体は嫌いではないです 5分ズレた世界に住む「僕」の要領の良い社会とのかかわり方や人との関わり方 会社で勃発するポスト争い、歴代の彼女との関わり方、持て余す休日 交通事故で亡くなった彼女に対する想いなど、こういうことあるだろうなと思えます できる女上司の小金井さんが個人的には好きです いろんなシーン、いろんな感情が出てきますが淡々と進む本多さんの文章がやっぱり好きだなと思いました | ||||
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独特の文体と表現が、独特の世界観とマッチしていると思いました。 不思議な作品でした。 ストーリー展開には、 予想を裏切られ続きました。 そして、最後には、深く考えさせられました。 ヒトって何?自分って何?人生って?恋や愛は? 読んでよかったと思います。 | ||||
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side-Aとside-B 二分冊の本作品。side-Aの物語をside-Bでどんでん返ししてくれるのか!読み始める前から想像が膨らむ。 広告代理店に勤務する”僕”は、デキる上司から一目を置かれる26歳。様々な女性を浮名を流しながら、クールに仕事をこなす。優秀だけど何事にも身が入らない。著者の作品によく登場する、アメリカンな匂い漂わせた気になる男だ。 ”僕”は、恋人 原祥子に別れを切り出されてしまう。交際していた秋月水穂を、6年前事故で失ってから、女性と肉体的に愛を交わすことができなくなったのだった ・・・ ある日、"僕"は同じプールに通う日比野かすみから声をかけられる。かすみは、弁護士尾崎との結婚を控えた一卵性の妹、ゆかりへのプレゼントを、一緒に選んで欲しいと言う。うんうん、無理目ではありますが、男女の小粋な出会いのシーンだ。この事をきっかけに、”僕”は、かすみとデートを重ねるようになる。しかしながら、恋愛にはなかなか発展していかない。実は、かすみは、ゆかりのフィアンセ尾崎を心から愛していたのだ ・・・ side-Aは、”僕”が勤める会社の内紛劇(と色恋沙汰)、そして”僕”の新たな愛の始まりが描かれている。本作品は、心に傷をもつ男が、愛を再生させる物語?さて、side-Bはどのような展開を見せてくれるのだろう。 side-Bへ続く。 | ||||
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とにかくこの人の文体が好きです。 後半を読み始めたばかりで、出だしから急展開で驚きましたΣ(゚д゚lll) 主人公のキャラクターがバラバラしてるというか世間様の前と女性の前だと違うということなのかもしれませんが、私はあまり掴みきれず、というか理解はできないのですが( ̄▽ ̄;) でもストーリーはミステリーっぽさもありながら、恋愛要素もあって引込まれます。 | ||||
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映画を見る前に、小説でも読もうと。カスミさんが好きです。久しぶり小説を読みました。ちょっと読書の感覚が戻りました。 | ||||
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side-A、side-Bとあるが、ただの上下巻だった。 「冷静と情熱のあいだ」のような感じかと思いきや、ただの上下巻だった。 あらゆる行動が、別の何かを象徴しているように感じた。 こういう小説好きだ。 村上春樹や吉田修一に似ているような気もする。 そして、展開が劇的。現実には決してありえないくらいにドラマチックだ。 でも、これこそがフィクションの面白さだと思う。 恋愛小説にドラマやフィクション、娯楽を求める人向けでしょうか。 リアリティを求める人には向いていないと思います。 | ||||
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表紙のカラーの綺麗さ、爽やかさに惹かれ読みました。全体的に本多考好著者の書く主人公のスマートさ繊細さが現れていた作品でした。また女性の私が嫉妬感を抱くような素敵な女性でこちらもよかったです。そんな感情移入ができるのも本多著者の書く作品ならではだなっと思います。主人公とかすみさんの出会い方などストーリーの流れには少し無理を感じましたが、一卵性双生児が例えば同じ人を好きになったら・・・などワクワクしながら読めた一作です。 | ||||
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本多孝好さんの久しぶりの新作。(2004年当時)程よい長さの恋愛小説。主人公の抱えてるもの。テーマみたいなもの。そのへんはわりとありふれたものなんだけど、登場人物のかかわり方が面白かったり。美しく心に響く言葉があったり。静かに文章を追わせて、感情を操る作品だと思います。 | ||||
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ベタでは無い恋愛小説。恋愛も仕事もそつが無く有能な主人公なのだが、どこかずれている。そのずれについては恋人を失くしたことへの悲しみが起因していると思うのだが、小説では具体的にこれとは指していない。失ったものへの形にならない悲しみが、喪失感を伴って文中に漂っている。Side-Bになると一転ミステリー要素が強くなるのだが、主人公が抱える喪失感への基本軸をぶれさせないほが良かったような気がしました。 | ||||
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「僕」は、自分を含めたすべてにうんざりしている。だからテキトーにソツなく流している。欲を抱かなければ、こんなふうに結構うまく世渡りしていけるのだろう。一見、達観した老後のようだ。だが、「僕」は奥底の何かを恐れ、直視できずにいる。自分自身にうんざりしている。 それは多分、事故死したかつての恋人「水穂」のせいだ。イカニモな設定、ストーリー。だが、悪くない。会社の上司や同僚とのピリピリした関係がアクセントになっているし、作者が登場人物たちに距離をとっている感じが好ましい。 不器用な恋愛物語を、スマートでエレガントに描ききった。うーん、悪くないよ。 ただ、これが「side-A」ってんだからくせ者だ。さてさて、B面をのぞいてみますか。 | ||||
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6年前に恋人を亡くし、潜在的に心に傷を負ってしまった主人公。なんとなく週末の時間をプールでつぶすところから偶然の出会い。はじめは、ウォーミングアップするかのようにゆっくりと進む物語は、会話のテンポがあがると供に徐々に動き出す。動き出したその次が知りたくなるA面。 | ||||
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主人公は6年前に彼女を交通事故でなくし、その後うまく恋愛ができずにいる。しかし、それは彼女の死に対する悲しみを引きずっているからではなかった。主人公は、自分自身を許せないでいる。自身の、「彼女の死」の受け止め方について。一方、ヒロインは一卵性双生児である。容姿、仕草、考え方。どれをとっても同じである妹の存在に、自分の存在価値を見出せずにいる。主人公、ヒロイン。両者に共通しているのは、「自分という存在を認めることができないでいる」ということだろう。独りでは、自身を認めることができずにいる。片方だけでは、自身を認めることができずにいる。そんな中、二人は互いに相手の存在を通して、自身の価値を認めようとする。鍵と鍵穴の関係のように。とても読みやすく、引き込まれるように読めた本です。また、一卵性双生児故の悩みを知ることができました。多くの物事は、双子の二人ともが手に入れることはできるけれども、この世に一つしかないものというものが存在するのですね。切ないな。 | ||||
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side-A.B両方読みました。他の方も述べていましたが、Bのラストが秀逸でBに載せようか迷いましたが、何より、かすみさんの登場によりこの話に惹き付けられたのでこちらにしました。詳しいレビューはいろんな方が書かれている通りなので私は触れません。私はこの作品が、書店で目にした中で、おそらく最後に手にとった本多作品です。今まで読んだ本多さんの作品の中で一番面白かったです。主人公は20台後半の社会人ですが、私のように20位の人にオススメしたいです。理屈なしに楽しめると思います。 | ||||
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主人公は6年前に事故で恋人を失っている。彼女は少し遅れた時計を好んで使う女の子だった。彼女を失ってからというもの、主人公の時間はどこかズレたまま・・・。繊細で静やかな文体。五分遅れている時計、一卵性双生児の双子・・・現実なのにどこかにズレを感じる不思議な感覚のする作品です。ミステリーっぽい方向へ進んでいくのかと思いきや、でもやっぱり恋愛小説?side-Aのラストの主人公とかすみのやり取りはほんとにゾクゾクします。2人に未来は・・・幸せな未来はあるのでしょうか?一気にside-Bを読み始めたい!夢中になれる作品でした。 | ||||
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読んでいて、主人公の感情面が物凄く馴染んだ恋愛小説。別に似ているというわけではないのだが、嫌に理解が行って、気味が悪かったほど。だけど、行動面は物凄く違和感を覚えた。日常に疲れてて、フィクションに逃避したい時に読むのが好いかも。文章も読み易い。 | ||||
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本多先生の本はほとんど読んでいますが、僕の中ではこれが一番ですね。文章構成からセリフまで全てに引き込まれました。そして何よりも感性がすごいですね。読み終えた後の感動はそれによるところが大きいと思います。オススメの一冊ですよ。 | ||||
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