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真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side-A
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【この小説が収録されている参考書籍】
真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side-Aの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全2件 1~2 1/1ページ
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少し遅れた時計を好んで使用していた恋人が、六年前に帰らぬ人となった。 主人公の時間は、あの日からずっと五分ズレたままになっている…。 寂寥感の中に自らの弱さと対峙する強さも伺えます。「そう。狂ってるのよ。あなたの部屋にある目覚まし時計と同じ。ほんの五分くらいだけだけどね。ちょっとだけ、でもきっちりと狂ってる。二人でいるときは気づかない。五分先にある本当の時間より心地いいくらい。でも私は五分先の住人で、五分遅れたあなたの世界では暮らせない」 | ||||
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これって、村上春樹のバッタもんなのか?主人公の、他者と一定の距離を置いた生活ポリシーとか、双子の女の子とか、恋人の突然の死とか、「風の歌〜」から「ピンボール」「羊〜」「ノルウエイ〜」「ダンス・ダンス〜」あたりまでの村上作品を安直に模倣した、ただの娯楽小説としか思えん。もちろん、現代のシステム化された消費文明社会?に属さねば生きていけない個人のジレンマと、それへの決別のようなものは、最後に示されてはいるものの、これも村上作品で過去にさんざん語り尽くされてきたテーマではないか?こんな小説が、つい数年前の直木賞最終候補に残った、というのが、50歳近い中年オヤジの私には信じられない気持ちなのだが? | ||||
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