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守護天使
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守護天使の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 1~20 1/2ページ
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第一回ラブストーリー大賞「カフーを待ちわびて」を読んで、この第二回大賞を読みました!非常に面白く、一気に読み終わりましたが、「これラブストーリー?」と感じました。 映画版→「カフーを待ちわびて」;主演、玉山鉄二 →「守護天使」 :主演、カンニング竹山 これで、イメージできると思います。 | ||||
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タイトルに惹かれて読み進めましたが、暴力的でアンダーグラウンドでおぞましい描写が多く、いわゆる男女の爽やかな恋愛ものではありません。 バイオレンスや猟奇的なものがお好きな方にはいいかもしれません。 これが日本ラブストーリー大賞なのか~っという印象で残念でした。 | ||||
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それなりには、面白く 一気に読みきり なんとなくスッキリした 気分になりました。 | ||||
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30ページくらい読みましたが、気持ち悪い。 こう言うだらしない男は最低。 途中から変わるのかもしれないが、気持ち悪くて読めない。 星一つ。 | ||||
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いやもう面白い。電車の中で読んでたら、Can you speak English?~からのくだりで思わず笑ってしまいそうになり、(これはヤバい―)と無理やり真顔にしようとするんですが、顔の筋肉が勝手に動きだし非常に気色悪い顔になっていたと思われます。正面に座った女の人がなんとも不思議な顔で僕を見ていたので作中の啓一の気分が味わえました。しばらくあの電車に乗るのは止めよう・・・ 第2回「日本ラブストーリー大賞」を受賞しており、文体的には軽妙な語り口とかテンポの良さとかが、どこか荻原浩作品に似ている気がします。まず基本的にキャラがすごく立っていて読みやすく非常に面白かった作品なんだけど、残念なところも少々。 まず、主人公たちのキャラが立っているのに対して悪役のキャラ立てが弱いところ。そのため、その悪役に静かで激しい怒りを見せる村岡の最大の見せ場が今一つその怒りに臨場感が無く感情移入出来ません。ここは懐かしの時代劇とかヤクザものだったら善人が悪人に無残に殺され視聴者の怒りはMAXに、そこで主人公の侍が刀を手に乗り込み「てめえら叩き斬ってやる!!」って悪人をぶった切るシーンのような位置づけになるはずなのに非常にもったいない空振り感が・・・ これは今回の悪役が怒りの対象というより、単に不気味な人に終始していたのが原因可と思います。例えば殺された子供と親とのエピソードとかもう少し深みを出していれば村岡の怒りと同調できた気がするのですが・・・ あと2ちゃんねるをモデルにした巨大掲示板が犯罪のきっかけとなるんですが、その会話があまりにも変で違和感だらけ。2007年に刊行されていますが、その当時ですら(爆)とか使う人っていなかったと思います。言葉は鮮度が大事なので発刊されて時間が経つとある程度は陳腐化するのは仕方ないところではありますが、本来その時代時代に忠実であれば違和感は生まれないと思います(ちなみに2ちゃんねるでの会話が自然で見事なのは何といっても漫画「アイアムアヒーロー」で、これはおそらく数年経っても色あせないレベル)。せっかく物語に引き込まれてるのにこんなところで現実に戻されるのが本当に残念でした。 しかし、ケチをつけてもそれくらいで最初から最後までとにかく面白く読めましたのが実感です。ちなみに、この文庫にはオリジナルの外伝が追加されていて作品としては面白いんですが、主人公の啓一が完全にキャラが変わっていて驚きます。第一作ではハゲデブ貧乏で人に変態と誤解されやすい気弱なおじさんだった啓一が外伝では完全な変態?キャラになっています。作者にいったい何があったんでしょう? | ||||
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日本ラブストーリー大賞として買った。 都合のよい設定はあるが、緊張のまま読み継がせる力量はさすがである。 | ||||
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主人公のあまりの悲惨っぷりに冒頭から笑える。いや、笑っちゃいけないんだろうけど、でも笑える。 太って、髪が薄くて、歯がなくて、嫁が怖くて、甲斐性がなくて。 そんなおじさんなのに、どうしてでしょう。何だかときめくんですよね。心の底から応援したくなるんですよね。 きょうび、爆笑させてくれる「恋愛小説」がどれだけあるのでしょうか。 ありきたりなお涙頂戴ものや、ナルシストかはたまた悲劇のヒロインぶりたいようなものが多い昨今。 シェイクスピアでも読んでいるかのようにまるで詩のように感情を表現されて、胸焼けしそうなほど重っ苦しいものが多いように思います。 (そういうのが好きな人はいいのでしょうが) ところがどうでしょう。このおじさん。 とにかく動く。感情のままに動く。気持ち悪がられようが、ストーカー扱いされようが、それでも突っ走る。 どこまでもピュアな想いで。ピュアすぎるほどピュアで一途なおじさん。 なのに笑う。どうしても笑ってしまう。おまけに脇を固めるキャラも濃い濃い。 特に鬼嫁。鬼嫁ですらピュア! 恐ろしいのに、読んでるこっちも逃げ出したくなるほど怖いのに、ピュア! 間違いなく、この本は純愛を売りにしていますよ。なのに笑ってしまう。 「純愛=しっとり」を覆してくれた価値ある一作です。 こんな恋愛小説があってもいいじゃない! | ||||
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笑えました。 須賀さんのきれ痔は前作のふんどしが原因でしょうか。 やくざの表現もしろうとが知らない場面(笑い)などありリアリティ な部分にすごみを感じました。 勝子も笑えるし、次の作品楽しみです。 | ||||
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セイギのチカラから入りました 映画化もされたこちらはどんな感じだろうかと読み始めてみれば、そこには期待以上の中毒性が潜んでました 声に出しちゃう程とにかくおもしろい! なんていうんでしょうね…こうシリアスな中に間抜けな感じの笑いが上手くマッチしていて、場面場面でその鮮明な絵が頭に浮かんでくる そういう作風の得意な作家さんのようですね〜 『ラブストーリー』 というよりは 『ダメ人間奮闘記』って感じに描写されていて、内容も年齢や性別問わず色々な人が飲み込み易く、面白おかしく、そして熱く!…っていう長所がもう大好きで大好きでたまらない(笑 文庫本には本編後の外伝が書き下ろしで収録されています そちらもお薦めです | ||||
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中学生女子が授業中に読んでいるのを取り上げて、これもなにかの御縁と思い読みました。誤字脱字が散見するのは、まぁご愛敬としても、「啓一」の視点から語られる12ページ(単行本)で、地の文とは言え「女子高の制服を着た少女」と描写しておきながら、34ページでは当の「啓一」に、「こんな制服知らないか?女子高みたいなんだけど」という台詞を言わせる整合性のなさが場当たり的で、読んでいて辛かったです。それから、これは作者の管轄するところではありませんが、表紙の女子高校生と、作中描かれる「涼子」にはひどく隔たりがあるように思えて仕方ありませんでした。女子中女子高に長年勤めているものの実感から言えば、女子高校に通っていて髪があの長さであれば必ず結ばされる指導をされているはずですし、あれほど膝から上に指定されているセーラー服のスカートはおそらくないはずです。つまり、この電車のなかの絵が登下校のどちらかはわかりませんが、校内でないことをいいことに髪をほどいて、スカートを上げていることが伺えるのです。まぁ正直良きにつけ悪しきにつけ、読んでいて全体的に古谷実さんの漫画を読んでいるような気持ちになりました。 | ||||
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テンポ良く進んでいき、先が気になりあっという間に読み終えた。難しいことは何ひとつなく、事が進みすぎで、偽ブログを書いた犯人もアジトまで簡単に発見、進入もあっさりと。もう少しひねりが欲しかったなぁ。。。でも冴えない啓一がリアルに想像できて笑えた。最後正義は勝ち、勝子も変わるという読み終わりは気持ちのいいものだった。 | ||||
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神様、天使好きの私はコンビニでつい手にとってしまいました(笑)第二回日本ラブストーリー大賞受賞作品。うたい文句に爆笑ハートフルラブストーリーとあります。ラブストーリーを期待すると裏切られますね^^冴えないオヤジ(キモメン)が突然目覚めて、女子高生にプラトニックな恋心を抱きます。彼女のピンチに猛然と・・・。けっこうハラハラドキドキしますね。笑えるかどうかは、その人のセンス次第ですが、読んで先が気になる小説です。すでに映画化が決まっていてカンニングの竹山さんが主役。そう思って読むととてもテンポがよく、シーンが目に浮かびます。キャラが特徴的で小気味よく、一気に読み進みます。軽く読ませる感じの、もしかして映像化を前提としていたような、そんな筋立ての、面白い作品でした。 | ||||
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ハゲデブ貧乏のダメダメ中年オヤジの初恋の話。帯に書いてあるように、「50男の切ない気持ちにキュン」とはならなかったけれど、何度も何度も笑いました。読みやすいし、一気にすぐ読めました。書き下ろしの外伝はページ制限でもあったのかオチに無理が感じられてイマイチ。でもシリーズ化してくれたら次も絶対読みたいです。 | ||||
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サクサク読めてあっという間に読みきりました。読書初心者でも楽しく読める一方で、物足りないと感じる人も多そうなライトな一冊です。「まあ仕方がない」といろんなものを諦めながら生きてきた中年のおじさんが電車で見かける女の子に恋をして、彼女を傷つける世間から守ろうと決意、奮闘するお話。おじさん自身や彼を取り巻く人々の気持ちなど、本の全体を通して暖かく穏やかな気持ちが流れている気がしました。そのためか、展開が早く「ドタバタ喜劇」という評価も聞く本書ですが、私はドタバタ感はあまり受けず割とゆったりとした印象で読めました。展開が早く、中だるみすることもなくどんどん読み進められるぶん、「もっと深い描写をすればいいのに」と思うような箇所もあるのですが、実際してあったらあったで、この読み口は失ってしまうでしょうから、これでよいのだと思います。 | ||||
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50歳の中年オヤジが女子高生に恋をして命がけで彼女を守るという話なのだが、恋愛の要素だけでなく、バラエティの要素も含まれていて楽しく読めた。この作品には須賀啓一が少女を想う一途な気持ち、鬼妻勝子の夫啓一への想い、引きこもり男ヤマトの啓一に対する想いなど、想いを素直に伝えることができない不器用な愛情に溢れていたと思う。ただ、トントン拍子で事件が解決してしまったためちょっと物足りなかった。 | ||||
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ちょろっと表紙につられて立ち読みして、すぐ買ってしまいました。読みやすくって面白いとその場ですぐ思った。実際そうでした。主役はキモメンのおっさんでなおかつ臭く汚いです。精神がアレな人やネットの怖い人やリアルな恐い人とかも出てきます。描写を詳しく想像するとかなり痛いとこもあります…痛い話は嫌いです。だが大変に純粋で美しい話でもある。マンガチックなあくの強いキャラクターひとりひとりの個性が絡み合って、テンポよくお話が進んでいきます。汚物の中から大粒のダイヤモンドの原石を見つけるがごとく、社会的に落ちこぼれと言われる連中が変わってゆく痛快さ。本当に美しいもの、本当の価値って何だろう。大団円の中でも、汚いものは変わらず汚くダメなものはダメです。でもそれはそれでオッケーだ。まあ、単純に面白かったです。すごく。 | ||||
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ノリもいい。チャットの部分はすべってる気がするけど・・・手軽に読めるので、旅のお供にいいのでは?ラストで勝子の人物描写をもう少し入念にしてもよかったのでは?そうしたら、ふたひねりくらいした夫婦愛の物語りにもなったと思う。 | ||||
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50男のハゲオヤジが17歳の美少女に恋をした! 純愛冒険ラブコメディー(^^; 今年に入って51冊目に読んだ本。「一瞬の風になれ」(佐藤多佳子) や「図書館戦争」(有川浩)も良かったが、今のところこの本が文句無く NO1だ。ラストが爽やかなのも非常に良い。 私も主人公とおんなじヨゴレのおじさんですが、あと1回くらいはこんなふうに必死に生きてみたい。そう思いました。 映画化されるらしいが、主役のハゲオヤジ役は上島竜兵がいいなあ〜 | ||||
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「まぁ、仕方ない」が口癖の、チビ、デブ、ハゲの中年オヤジが、通勤電車で見かけた少女に50歳の初恋をした。その少女が、何者かに付けねらわれていることを知った彼は、彼女の「守護天使」として命を張って彼女を守ることを誓う。第2回ラブストーリー大賞受賞作。とにかく抱腹絶倒の面白さ。飼い犬にまでバカにされる主人公の徹底的なかっこ悪さ。ジャガー横田を連想させる、おっかなすぎる鬼嫁。元ヤクザで自分勝手な友人など、個性豊かなキャラクターたちが、絶妙のコントを繰り広げており、とにかく飽きさせない。一方で展開する、少女が巻き込まれる事件についても、ネットやブログの裏に潜む危険性を題材にした新しい感覚のものだ。とにかく、話のテンポがよく、ゲラゲラ笑いながらとにかく次が読みたくなる。結局、2時間ぶっ通しで読みきった。主人公の無償の愛は、東野圭吾さんの「白夜行」や「容疑者Xの献身」などを思い起こさせる「キモ面文学」に属するものと言えるが、シリアスな東野さんの作品とは違い、本作は軽ノリで、楽しい。本書が受賞した賞の作品は映画化が決まっているとのことなので、今から楽しみだ。ギャグマンガ+探偵小説+鬼嫁日記な本書は、肩に力を入れずに読むには最高!是非多くの方におすすめしたいです! | ||||
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妻勝子との関係や啓一の友人村岡との関係など、描き方がかなり極端で、不自然さを感じるところもあった。啓一が少女の守護天使となる動機もちょっと弱く納得し難い。一歩間違えばただのストーカーだ。ラストで啓一が守護天使ぶりを発揮する描写も、単に読者の受けを狙っただけのものなのか?ネットの怖さなど現代社会のひずみを題材として取り入れたのは興味深かったが、内容的には味わいも深みもない。おもしろさだけを追求した、はちゃめちゃなドタバタ喜劇といった感じだった。 | ||||
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