■スポンサードリンク


殺意の爪



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

殺意の爪の評価: 4.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

比呂子の心象風景の変化が描かれることで見えないものが見えてくる。

小池真理子の本を始めて読む。
文体が ねっとりした 湿った感じである。
マニュキュアフェチになっていく様の描写がなんとも言えない。
深い心の傷になっているのだろうが、
その発現に時間がかかりすぎている理由があまり見えない。
突発的な発現とも言える。

木部比呂子の心象風景が丁寧に書かれていることで、
物語の構成がうまくつながる。
流二という医者の医者とはおもえない隠蔽ぶり。
ちょっと、こそこそしすぎでは。
鏡一郎の直情的な行動。なぜ比呂子にこだわったのか。
比呂子の友人の景子の屈託のなさ。

罪のない人を冤罪をかぶせてはいけないという道理を
中心に据えることで、比呂子の悩みの深さが 見えてくる。
殺意の爪 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:殺意の爪 (徳間文庫)より
4198908176

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!