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【この小説が収録されている参考書籍】
瘤
瘤 (幻冬舎文庫)

の評価: 3.60/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

満足だそうです。

子供が本を読む楽しみを見つけたようで
読むために購入しました。
満足したそうです。
瘤 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:瘤 (幻冬舎文庫)より
434441554X
No.2:
(4pt)

秀逸のヒューマンドラマ

帯の その番号は犯人からの挑戦状か。 に魅力を感じ購入。

読んでみて、
帯からはミステリー性が強いのかと思っていましたが、
そんなにミステリー性は強くなく、
ヒューマン性がかなり強かった印象です。

この本は好きな部類の本でしたね〜。
起きた事件が人の過去と繋がっていて、
色んな人間模様が見えてきて、
親子関係、友人関係、ライバル関係、恋人関係が
なかなか見ごたえがありました。
引き付けられました。

いきなりメインの水口靖男の性格に引き付けられるんですよ。
かなり影がある感じで、
しかもものすごく人が良くて、
その周りのいかにもドス黒い人達との違いがハッキリしているので、
とても感情移入しやすかった。

最後のエピローグは
真実が語られ、
泣いてしまうのではないだろうかと思うぐらいの内容でした。
人を想うという事はステキな事ですね。
でも、
人を想い過ぎて間違った方向にいかないよう、
気をつけないといけませんね。

注文を付けるなら、
もう少し、警察に迫力を感じたかった。
警察の中身の話、人間関係も書かれていたのですが、
それが少し中途半端に感じました。
警察をメインにしていないのは好きだったけど、
警察の息遣いが伝わってこなかったかなぁ。
あとは女性に魅力を感じたい。
なぜ、皆川結子は魅力があるのか
が感じたかった。

西川三郎
かなり読みやすく、すっと入っていけて、
そしてウルッとくるヒューマンで、
気に入りました。
瘤 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:瘤 (幻冬舎文庫)より
434441554X
No.1:
(5pt)

シンプルだからこそ不気味さを感じる

最近の流行なのかもしれないが、サスペンス・ミステリーといったジャンルの本は、やけにトリックに凝っているものが多い。謎解きばかりに目がいき、いまいちリアリティに欠けるものが目立つ。この作品はそれらのものとは一線を画している。

タイトルの「瘤」の意味は、本を読み進めていく上でわかってくる。どんな凝ったトリックよりも現実味があり、人間誰しもが必ず持っている本質を抉り出している。そういう事は、いつかは自分の周り、もしくは自分自身にも、振りかかってくる可能性があるのではないかと恐くなった。

誰が犯人なのかという謎解きの要素も十分に含まれている。それよりも何故犯人が犯行を犯したのか、それを自分と置き換えながら読み進めると、余計に不気味さを感じる、そんな作品ではないだろうか。

一ミステリーファンとしては、映画化またはドラマ化され、映像を通しての主要登場人物達の演技、感情の変化、迷い、葛藤を見てみたいと強く願う。

瘤 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:瘤 (幻冬舎文庫)より
434441554X

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