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【この小説が収録されている参考書籍】
瘤
瘤 (幻冬舎文庫)
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初公開日(参考)2009年08月
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長編小説

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瘤 (幻冬舎文庫)

2010年10月08日 瘤 (幻冬舎文庫)

横浜みなとみらいの公衆トイレで発見された、著名人の絞殺死体。胸ポケットには10桁の数字が記されたメモが残されていた。一週間後、水死体として発見された医師からも10桁の数字が見つかった。明らかになる次の標的。そして捜査線上に浮上した二人の男と、秘められた過去の因縁とは。衝撃のラストに感涙必至の長編ミステリ。 (「BOOK」データベースより)




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No.5:
(4pt)

満足だそうです。

子供が本を読む楽しみを見つけたようで
読むために購入しました。
満足したそうです。
瘤 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:瘤 (幻冬舎文庫)より
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No.4:
(2pt)

どっちつかず。

本格推理というよりは、サスペンスか社会派といった感じでしょうか。スイスイと読み進んでいく面白さはあるのですが、最後まで読んだ感想は星2つ。なぜか?
理由の一つは『人間が書けていない』こと。おそらく、作者は犯罪の動機になった人間ドラマを中心に書きたかったのでしょうが、お世辞にも成功しているとは言えません。犯人の動機たりうる生い立ちは書かれていますが、感情がそれに追いついていません。読んでいる方の大半は感情が揺さぶられることがないまま、生い立ちだけを読み進めることになるような気がします。
また、本格推理でよくでてくる連続殺人を暗示させる要素を盛り込んでいるのですが、伏線にもならないような捻りのなさで、これには正直脱力してしまいました(笑)
被害者の悪役としての描写は悪くないと思うのですが、そこから犯人の動機に繋がるまでが弱い。人間ドラマ中心にしようとしている作品で、これは致命的です。また、犯人の言動にも矛盾があり、その矛盾を感情の葛藤の果てにでたものだとする説明も皆無でした。
なので、総合的にはやはりこの評価です。
瘤 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:瘤 (幻冬舎文庫)より
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No.3:
(3pt)

偶然が多すぎるような・・・?

あまり言うとネタばれになるのですが…。
水口靖男が入院した病院に偶然因縁の男が勤務していたり、母親と深い関わりを持っていた男たちが偶然友達だったり、年金番号をひっくり返してみたら偶然被害者たちと関係者ある人間だったり…。
あまりにクロに近い男が出てくるのに、警察が追い詰めないのも甘い気がしました。
病院が舞台で手術シーンも出てきますが、事件とはほぼ関係ありません。
刑事の妻が昔科警研の研究員だったというのも、あまりきいてこないし。
もう少し、書き込むところを整理したほうがいいのではないでしょうか?
全体的に、昔の火曜サスペンス劇場みたいでした。

瘤 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:瘤 (幻冬舎文庫)より
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No.2:
(4pt)

秀逸のヒューマンドラマ

帯の その番号は犯人からの挑戦状か。 に魅力を感じ購入。

読んでみて、
帯からはミステリー性が強いのかと思っていましたが、
そんなにミステリー性は強くなく、
ヒューマン性がかなり強かった印象です。

この本は好きな部類の本でしたね〜。
起きた事件が人の過去と繋がっていて、
色んな人間模様が見えてきて、
親子関係、友人関係、ライバル関係、恋人関係が
なかなか見ごたえがありました。
引き付けられました。

いきなりメインの水口靖男の性格に引き付けられるんですよ。
かなり影がある感じで、
しかもものすごく人が良くて、
その周りのいかにもドス黒い人達との違いがハッキリしているので、
とても感情移入しやすかった。

最後のエピローグは
真実が語られ、
泣いてしまうのではないだろうかと思うぐらいの内容でした。
人を想うという事はステキな事ですね。
でも、
人を想い過ぎて間違った方向にいかないよう、
気をつけないといけませんね。

注文を付けるなら、
もう少し、警察に迫力を感じたかった。
警察の中身の話、人間関係も書かれていたのですが、
それが少し中途半端に感じました。
警察をメインにしていないのは好きだったけど、
警察の息遣いが伝わってこなかったかなぁ。
あとは女性に魅力を感じたい。
なぜ、皆川結子は魅力があるのか
が感じたかった。

西川三郎
かなり読みやすく、すっと入っていけて、
そしてウルッとくるヒューマンで、
気に入りました。
瘤 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:瘤 (幻冬舎文庫)より
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No.1:
(5pt)

シンプルだからこそ不気味さを感じる

最近の流行なのかもしれないが、サスペンス・ミステリーといったジャンルの本は、やけにトリックに凝っているものが多い。謎解きばかりに目がいき、いまいちリアリティに欠けるものが目立つ。この作品はそれらのものとは一線を画している。

タイトルの「瘤」の意味は、本を読み進めていく上でわかってくる。どんな凝ったトリックよりも現実味があり、人間誰しもが必ず持っている本質を抉り出している。そういう事は、いつかは自分の周り、もしくは自分自身にも、振りかかってくる可能性があるのではないかと恐くなった。

誰が犯人なのかという謎解きの要素も十分に含まれている。それよりも何故犯人が犯行を犯したのか、それを自分と置き換えながら読み進めると、余計に不気味さを感じる、そんな作品ではないだろうか。

一ミステリーファンとしては、映画化またはドラマ化され、映像を通しての主要登場人物達の演技、感情の変化、迷い、葛藤を見てみたいと強く願う。

瘤 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:瘤 (幻冬舎文庫)より
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