天使の傷痕

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評判

天使の傷痕の評価:

4.17/5点 レビュー 24件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.17pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全39件 1〜20 1/2ページ
No.39
(5pt)

残念ながら今も新しい

数十年ぶりに再読しました。やはりすごい作品だと思った。残念ながら社会的な差別や偏見について今もまだまだ変っていないと思った。トラベルミステリーが有名ですがこういうメッセージのこもった社会派のミステリーもすばらしいです。本当に多くの傑作ありがとうございました。
四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集) Amazon書評・レビュー: 四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集)より
4061945017
No.38
(5pt)

残念ながら今も新しい

数十年ぶりに再読しました。やはりすごい作品だと思った。残念ながら社会的な差別や偏見について今もまだまだ変っていないと思った。トラベルミステリーが有名ですがこういうメッセージのこもった社会派のミステリーもすばらしいです。本当に多くの傑作ありがとうございました。
天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1)より
4061360418
No.37
(5pt)

残念ながら今も新しい

数十年ぶりに再読しました。やはりすごい作品だと思った。残念ながら社会的な差別や偏見について今もまだまだ変っていないと思った。トラベルミステリーが有名ですがこういうメッセージのこもった社会派のミステリーもすばらしいです。本当に多くの傑作ありがとうございました。
天使の傷痕 (1965年) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (1965年)より
B000JACQBW
No.36
(5pt)

謎解きより大事なもの

社会派。トリックが判明する前後からラストへかけて一気に引き込まれました。犯人が誰かより、なぜこんな事件が起きたのかの問題提起を著者はしたかったのでは。それはもちろん、現実社会にはびっこっている問題であり、今も残る問題である。
新装版 天使の傷痕 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 天使の傷痕 (講談社文庫)より
406293020X
No.35
(5pt)

あの事件が頭をよぎる

以下ネタバレです。

この小説を30年振りに読みました。

古い作品なので、無理がある場面も
ありますが、ストーリーとしては、
とてもよく出来た作品だと思います。
(上から目線でスミマセン)

読み終わると、あの相模原障害施設殺傷事件が、頭をよぎります。

裁判では、被害者を匿名にしていましたね。
何故なのか。この小説は40年以上前の作品ですか、あの頃から社会の考え方が今も全く変わっていない事が分かります。

確かに難しい問題です。当事者は本当に悩むところだと思います。考えさせられます。
四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集) Amazon書評・レビュー: 四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集)より
4061945017
No.34
(5pt)

あの事件が頭をよぎる

以下ネタバレです。

この小説を30年振りに読みました。

古い作品なので、無理がある場面も
ありますが、ストーリーとしては、
とてもよく出来た作品だと思います。
(上から目線でスミマセン)

読み終わると、あの相模原障害施設殺傷事件が、頭をよぎります。

裁判では、被害者を匿名にしていましたね。
何故なのか。この小説は40年以上前の作品ですか、あの頃から社会の考え方が今も全く変わっていない事が分かります。

確かに難しい問題です。当事者は本当に悩むところだと思います。考えさせられます。
天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1)より
4061360418
No.33
(5pt)

あの事件が頭をよぎる

以下ネタバレです。

この小説を30年振りに読みました。

古い作品なので、無理がある場面も
ありますが、ストーリーとしては、
とてもよく出来た作品だと思います。
(上から目線でスミマセン)

読み終わると、あの相模原障害施設殺傷事件が、頭をよぎります。

裁判では、被害者を匿名にしていましたね。
何故なのか。この小説は40年以上前の作品ですか、あの頃から社会の考え方が今も全く変わっていない事が分かります。

確かに難しい問題です。当事者は本当に悩むところだと思います。考えさせられます。
天使の傷痕 (1965年) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (1965年)より
B000JACQBW
No.32
(5pt)

意外な犯人や奇抜な犯行トリックよりも痛ましい犯行動機が胸を打つ乱歩賞受賞作です。

1965年8月に刊行された西村京太郎氏の2冊目の著作にして第11回乱歩賞受賞作です。本書の主人公である新聞記者・田島は十津川警部シリーズに時々登場する警部の友人の新聞記者・田口とは年齢から言っても完全に別人なのですが、でも「田」の字が共通している事から見ても著者が造形した前身的な人物なのだろうなと推測しますね。
新聞記者の田島は恋人の山崎昌子と一緒に彼女がロマンチックさに魅かれて選んだという聖蹟桜ヶ丘の三角山にハイキング・デートに出掛けるがそこで不意に現れると同時に死んだ見知らぬ男の殺人事件に遭遇してしまう。偶然にも男の死の目撃者となった田島は男が死ぬ間際につぶやいた「テン」という言葉の謎を追って事件の調査に奔走して行くのだった。
ミステリーは意外性の文学ですから、もし最初から先入観を捨てて何事も疑ってかかる姿勢で臨んだら事件の真相は見えて来るかも知れませんね。でもまあ普通に読んでいたらばこの奇抜な犯行トリックと意外な犯人に気づけるものではないでしょうね。中々に凝った大胆な犯行の手口でシンプルさが却って効果的であると言えるでしょうね。さて「テン」が「天使」を意味する言葉であるという事実は早い段階で明かされますし、これは複雑な「ダイイング・メッセージ」の趣向ではないですね。難を言えば都合よく次々に被害者の周辺に「天使」の手掛かりが出て来るのが、あまりにも調子が良すぎる気はします。それから最後に振り返るとそもそも犯人が計画を立案して実行に移した手口がどうしてもかなり薄情に過ぎると思えますね。本音を言えば私は出来れば犯人にこんな卑怯なやり方は避けて欲しかったなと(真に効果的なのは事実ですが)そこが本当に残念に思うのですね。本書には中村警部補という有能な人物が登場しますが、犯行の解明についてはきっちりと事実を掴んで犯人の逮捕まで持って行く手腕が素晴らしく流石ではあるのですが、最後の真実の犯行動機を徹底的に調べ尽くすという所まで行かずに程々の線で満足するという姿勢を見ると、まだ十津川警部ほどの「人間の器」ではないと言えるでしょうね。本書の肝はやはりラスト2章に書かれた特異な犯行動機に関わる「ある不幸な社会問題」で、被害者の苦しみ・悲しみが誠に痛ましく強く胸に迫って来ますね。勇気を持てと言ってもそれ程に簡単な問題ではないですが、最後まで田島が犯人と心を一つにする事が出来ずに説得し切れなかったのが本当に心残りでしたね。でも最後に著者が未来への希望を込めてこの困難な問題に対して一歩を踏み出す明るい兆しが描かれた事でホッとし少しだけ気持ちが救われた思いになりましたね。
四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集) Amazon書評・レビュー: 四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集)より
4061945017
No.31
(5pt)

意外な犯人や奇抜な犯行トリックよりも痛ましい犯行動機が胸を打つ乱歩賞受賞作です。

1965年8月に刊行された西村京太郎氏の2冊目の著作にして第11回乱歩賞受賞作です。本書の主人公である新聞記者・田島は十津川警部シリーズに時々登場する警部の友人の新聞記者・田口とは年齢から言っても完全に別人なのですが、でも「田」の字が共通している事から見ても著者が造形した前身的な人物なのだろうなと推測しますね。
新聞記者の田島は恋人の山崎昌子と一緒に彼女がロマンチックさに魅かれて選んだという聖蹟桜ヶ丘の三角山にハイキング・デートに出掛けるがそこで不意に現れると同時に死んだ見知らぬ男の殺人事件に遭遇してしまう。偶然にも男の死の目撃者となった田島は男が死ぬ間際につぶやいた「テン」という言葉の謎を追って事件の調査に奔走して行くのだった。
ミステリーは意外性の文学ですから、もし最初から先入観を捨てて何事も疑ってかかる姿勢で臨んだら事件の真相は見えて来るかも知れませんね。でもまあ普通に読んでいたらばこの奇抜な犯行トリックと意外な犯人に気づけるものではないでしょうね。中々に凝った大胆な犯行の手口でシンプルさが却って効果的であると言えるでしょうね。さて「テン」が「天使」を意味する言葉であるという事実は早い段階で明かされますし、これは複雑な「ダイイング・メッセージ」の趣向ではないですね。難を言えば都合よく次々に被害者の周辺に「天使」の手掛かりが出て来るのが、あまりにも調子が良すぎる気はします。それから最後に振り返るとそもそも犯人が計画を立案して実行に移した手口がどうしてもかなり薄情に過ぎると思えますね。本音を言えば私は出来れば犯人にこんな卑怯なやり方は避けて欲しかったなと(真に効果的なのは事実ですが)そこが本当に残念に思うのですね。本書には中村警部補という有能な人物が登場しますが、犯行の解明についてはきっちりと事実を掴んで犯人の逮捕まで持って行く手腕が素晴らしく流石ではあるのですが、最後の真実の犯行動機を徹底的に調べ尽くすという所まで行かずに程々の線で満足するという姿勢を見ると、まだ十津川警部ほどの「人間の器」ではないと言えるでしょうね。本書の肝はやはりラスト2章に書かれた特異な犯行動機に関わる「ある不幸な社会問題」で、被害者の苦しみ・悲しみが誠に痛ましく強く胸に迫って来ますね。勇気を持てと言ってもそれ程に簡単な問題ではないですが、最後まで田島が犯人と心を一つにする事が出来ずに説得し切れなかったのが本当に心残りでしたね。でも最後に著者が未来への希望を込めてこの困難な問題に対して一歩を踏み出す明るい兆しが描かれた事でホッとし少しだけ気持ちが救われた思いになりましたね。
天使の傷痕 (1965年) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (1965年)より
B000JACQBW
No.30
(5pt)

意外な犯人や奇抜な犯行トリックよりも痛ましい犯行動機が胸を打つ乱歩賞受賞作です。

1965年8月に刊行された西村京太郎氏の2冊目の著作にして第11回乱歩賞受賞作です。本書の主人公である新聞記者・田島は十津川警部シリーズに時々登場する警部の友人の新聞記者・田口とは年齢から言っても完全に別人なのですが、でも「田」の字が共通している事から見ても著者が造形した前身的な人物なのだろうなと推測しますね。
新聞記者の田島は恋人の山崎昌子と一緒に彼女がロマンチックさに魅かれて選んだという聖蹟桜ヶ丘の三角山にハイキング・デートに出掛けるがそこで不意に現れると同時に死んだ見知らぬ男の殺人事件に遭遇してしまう。偶然にも男の死の目撃者となった田島は男が死ぬ間際につぶやいた「テン」という言葉の謎を追って事件の調査に奔走して行くのだった。
ミステリーは意外性の文学ですから、もし最初から先入観を捨てて何事も疑ってかかる姿勢で臨んだら事件の真相は見えて来るかも知れませんね。でもまあ普通に読んでいたらばこの奇抜な犯行トリックと意外な犯人に気づけるものではないでしょうね。中々に凝った大胆な犯行の手口でシンプルさが却って効果的であると言えるでしょうね。さて「テン」が「天使」を意味する言葉であるという事実は早い段階で明かされますし、これは複雑な「ダイイング・メッセージ」の趣向ではないですね。難を言えば都合よく次々に被害者の周辺に「天使」の手掛かりが出て来るのが、あまりにも調子が良すぎる気はします。それから最後に振り返るとそもそも犯人が計画を立案して実行に移した手口がどうしてもかなり薄情に過ぎると思えますね。本音を言えば私は出来れば犯人にこんな卑怯なやり方は避けて欲しかったなと(真に効果的なのは事実ですが)そこが本当に残念に思うのですね。本書には中村警部補という有能な人物が登場しますが、犯行の解明についてはきっちりと事実を掴んで犯人の逮捕まで持って行く手腕が素晴らしく流石ではあるのですが、最後の真実の犯行動機を徹底的に調べ尽くすという所まで行かずに程々の線で満足するという姿勢を見ると、まだ十津川警部ほどの「人間の器」ではないと言えるでしょうね。本書の肝はやはりラスト2章に書かれた特異な犯行動機に関わる「ある不幸な社会問題」で、被害者の苦しみ・悲しみが誠に痛ましく強く胸に迫って来ますね。勇気を持てと言ってもそれ程に簡単な問題ではないですが、最後まで田島が犯人と心を一つにする事が出来ずに説得し切れなかったのが本当に心残りでしたね。でも最後に著者が未来への希望を込めてこの困難な問題に対して一歩を踏み出す明るい兆しが描かれた事でホッとし少しだけ気持ちが救われた思いになりましたね。
天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1)より
4061360418
No.29
(4pt)

起こった事件の背景に、

昨年、相模原の障害者施設で起きた事件の報道姿勢につながるモノを感じた。
(先日、yahooのニュースで公開された「匿名報道をめぐる葛藤」という内容のニュース記事から)
>この事件では、警察の判断で被害者の匿名が決まり、発表されたのは、年齢と性別だけだった。匿名に至ったのは、遺族から警察へ、匿名報道への強い要望があったからだという。息子が施設にいた家族会の大月和真会長は、当時を「ご遺族の中から、その当日に出てきた話なんですけれども、自分たちの生活を守りたいという一心のことではなかったのかなというように思います」と振り返った。

このコメントを読んだ時に、ふと頭に浮かんだのが、「天使の傷痕」。
一家が地域(もっとはっきり言うと「ムラ社会」)での平穏な生活を守るために、(それこそ戸籍ごと)隠さざるを得なかった障害を持つ子供の存在、そして隠すという行動によって引き起こされた事件。この小説が書かれたのは半世紀近く前なのに、未だに解消されないこの風潮。なんだかやるせない。
新装版 天使の傷痕 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 天使の傷痕 (講談社文庫)より
406293020X
No.28
(5pt)

買う価値ある本

とても面白いです、この本を買うには本当に賭けましたが、結果は既に証明しました、買う価値があるってこと
新装版 天使の傷痕 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 天使の傷痕 (講談社文庫)より
406293020X
No.27
(5pt)

うおー。深い。

新幹線のホームでよく売っている鉄道ミステリーの著者が、すごく深い内容の小説を書きました。社会的小説ミステリーとでもいうのでしょうか。時代を超えておすすめ。

Stone-cold masterpiece。
天使の傷痕 (1965年) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (1965年)より
B000JACQBW
No.26
(5pt)

うおー。深い。

新幹線のホームでよく売っている鉄道ミステリーの著者が、すごく深い内容の小説を書きました。社会的小説ミステリーとでもいうのでしょうか。時代を超えておすすめ。

Stone-cold masterpiece。
天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1)より
4061360418
No.25
(5pt)

うおー。深い。

新幹線のホームでよく売っている鉄道ミステリーの著者が、すごく深い内容の小説を書きました。社会的小説ミステリーとでもいうのでしょうか。時代を超えておすすめ。

Stone-cold masterpiece。
四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集) Amazon書評・レビュー: 四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集)より
4061945017
No.24
(5pt)

乱歩賞屈指の傑作!

新聞記者の主人公は疲れた足を引きずって、徒労ともいえるこれまでの活動や情熱のすべてを否定されたかのような敗北感をもって立ち去ろうとする。そこへさっきまで敵愾心を持っていたある人物がそっと声をかける。
もうダメです。思い出しただけでも涙がこぼれてきそうです。
事件の謎を追いながら、社会の膿とも言える矛盾や不公平を摘出していく巧みな手法は社会派推理の極めて高い水準を誇る屈指の傑作だ!
トラベルミステリーなどといった安易なライトミステリーのイメージを大きく覆してくれる著者渾身の作品をぜひお読みいただきたい!
四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集) Amazon書評・レビュー: 四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集)より
4061945017
No.23
(5pt)

乱歩賞屈指の傑作!

新聞記者の主人公は疲れた足を引きずって、徒労ともいえるこれまでの活動や情熱のすべてを否定されたかのような敗北感をもって立ち去ろうとする。そこへさっきまで敵愾心を持っていたある人物がそっと声をかける。
もうダメです。思い出しただけでも涙がこぼれてきそうです。
事件の謎を追いながら、社会の膿とも言える矛盾や不公平を摘出していく巧みな手法は社会派推理の極めて高い水準を誇る屈指の傑作だ!
トラベルミステリーなどといった安易なライトミステリーのイメージを大きく覆してくれる著者渾身の作品をぜひお読みいただきたい!
天使の傷痕 (1965年) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (1965年)より
B000JACQBW
No.22
(5pt)

乱歩賞屈指の傑作!

新聞記者の主人公は疲れた足を引きずって、徒労ともいえるこれまでの活動や情熱のすべてを否定されたかのような敗北感をもって立ち去ろうとする。そこへさっきまで敵愾心を持っていたある人物がそっと声をかける。
もうダメです。思い出しただけでも涙がこぼれてきそうです。
事件の謎を追いながら、社会の膿とも言える矛盾や不公平を摘出していく巧みな手法は社会派推理の極めて高い水準を誇る屈指の傑作だ!
トラベルミステリーなどといった安易なライトミステリーのイメージを大きく覆してくれる著者渾身の作品をぜひお読みいただきたい!
天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1)より
4061360418
No.21
(4pt)

江戸川乱歩賞受賞の社会派路線作

西村京太郎氏の長編2作目にして江戸川乱歩賞を受賞し、一躍名を世間に知らしめた最初の代表作である。
コンパクトなボリュームの中にトリックを使った屋外殺人にダイイイングメッセージなどの推理作品らしいギミックを盛り込みながら、社会問題に鋭くメスを入れた力作となっている。
トリックによる屋外殺人は特段優れたものでもないし、真犯人はほぼ中盤で分かる構成となっているが、著者が一番書きたかったのは最後の個所だろう。
この最後の展開により、読後を充実したものにさせている。
社会派でありながら娯楽性満載のプロットはこのころから健在である。
新装版 天使の傷痕 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 天使の傷痕 (講談社文庫)より
406293020X
No.20
(5pt)

初めて感動した本です。

30年程前、中学生だった私が、読書にはまるきっかけになった本です。本を読む事で、こんなにも感動するということに驚きました。今でも読み終わった後の風景が思い出されます。夕飯が出来たと呼ぶ母親の声が聞こえるが、読後にこみ上げてくる感情で涙が止まらなかった。
自分ではどうしようもない社会の問題の大きさを感じて、悲しい、切ない気持ちになりました。
四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集) Amazon書評・レビュー: 四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集)より
4061945017